【鑑賞レポ】新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』開幕!会場の様子をお届け(2018年)

2018年11月2日(金)、新国立劇場バレエ団の2018/2019シーズンがクリストファー・ウィールドン『不思議の国のアリス』で幕を開きました。

英国ロイヤル・バレエにより世界初演され大ヒットした話題作です。

新国立劇場バレエ団による舞台の鑑賞レポートを記したいと思います。

前半3公演(11月2日、3日、4日)の感想の前に、今回は会場の様子をお伝えします。

鑑賞に先立ち、会場の様子を知っておくと便利だと思いますよ!

新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』会場の様子

新国理劇場の正面入口を入り、新国にある3つの劇場のうち、『アリス』の上演会場であるオペラパレスへと向かう階段を登り始めたところからクリストファー・ウィールドン『不思議の国のアリス』の世界が始まります!

左側の壁の向こうはエスカレーターですが、できれば階段を使用してみてください。

余談ですが、この写真の撮影者の後ろ側にクロークがあります。

新国立劇場の正面入口を入って最初の少なめの階段を登って左に曲がったところです。

鑑賞日が寒いときなど、コートなどのかさばるお召し物はクロークに預ければ、身軽に鑑賞できますよ!

さて、写真の階段を登り、左方向のオペラパレス入り口に向かう通路には、出店が並んでいます。

バレエ関連の小物、新国立劇場バレエ団の過去の公演プログラムなどの書籍、新国ダンサーの写真(今回の主要キャスト)、オペラグラスなどが販売されています。

10月下旬に発売されたばかりの新国立劇場バレエ団オフィシャルDVD BOOKS (最新バレエ名作選)ウエイン・イーグリング振付『眠れる森の美女』も販売されていました。

なかでも注目は、今回の上演演目である『不思議の国のアリス』にちなんだグッズです。

下の写真は、作品中に登場する重要な小道具の一つである「Drink Me」です。

少しネタバレになってしまますが、アリスがこれを飲むと何かが起こります!

販売されていた飲み物はサイダーでしたが、原作では美味しそうなものをたくさん集めて味を表現している飲み物ですが、その組み合わせには唖然としてしまいます。( ゚д゚ )彡

どんな味なのか興味がありましたら原作を読んでみてください。

同様に「Eat Me」クッキーも販売されていました。

また、ホワイエ内のテーブル上には、下のように新国ダンサーの写真をモチーフにしたトランプがスタンドに飾られてあります。

このトランプも販売すれば良いのにな、と思っておりましたところ、なんと、販売していました!

思わず、即買い!

この「Drink Me」サイダーや新国ダンサーのトランプは非常に好評で、連日売り切れてしまうようです!

欲しい方は、早めに会場入りし、最初にお店に行くことをお薦めします。

(入荷が間に合うことを祈ります!)

オペラパレス入口横ではアリスがお出迎え。写真スポットになっています。

上演時間もお知らせしてくれていますね!

オペラパレスに入り、無料の公演リーフレット(バレエ公演チラシもたくさん)をもらってホワイエを真っ直ぐに奥へと進むと巨大なアリスのポスターが出現します。

ホワイエには、アリスのほかにもハートのジャックや白ウサギのボードもありますが、記念撮影用のスポットとして一番人気はここではないでしょうか。

バラの葉には電飾が施され、キラキラしています。

皆さん、お行儀良く順番待ちをして撮影していました。

この隣には、『不思議の国のアリス』の舞台セットの模型も展示されていますよ。

写真はブレブレのため載せられません…(筆者としたことが、写真の写り具合のチェックが甘かった。その前にカメラを構える脇が甘かった…)

2階、3階通路の透明な壁にも大きなトランプが散りばめられています。

舞台セットの演出のようにトランプが舞い上がっているかのような錯覚に陥ります。

『2018/2019シーズンバレエプログラム』も発売されました。

このポスターと同じものが、無料配布の公演リーフレット裏表紙になっています。

価格は1,500円です。

新国立劇場バレエ団の公演では、演目ごとに有料プログラムの販売していません。

2016/2017シーズンから無料配布の公演リーフレットとなりました。

その代りにシーズンバレエプログラムが販売されています。

『2018/2019シーズンバレエプログラム』の内容は、各公演の紹介と、プリンシパル、ファースト・ソリスト、ソリストを中心とした対談などが掲載されています。

ダンサーの素顔を垣間見ることができる好企画です!

今シーズンのプログラムの対談は3組で編集されていました。

◆ 男性ダンサー4名:福岡雄大×奥村康祐×井澤 駿×渡辺峻郁

◆ 女性プリンシパル2名:小野絢子×米沢 唯

◆ 女性ソリスト3名:池田理沙子×柴山紗帆×木村優里

今シーズンのプログラムで最も嬉しかったのは、以前のシーズンプログラムにはなかった全ダンサーのコメントが掲載されていることです。

舞台上でお姿を拝見する機会はあっても、その人となりを知る機会はほとんどありませんので、有り難い限りです。

筆者の独り言:「小野さんのコメント格好良すぎ!」

(ツイートしようかと思いましたが、アカウントを持っていませんでした!)

新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』会場の様子(まとめ)

今回のレポートでは写真を多く掲載し会場の様子を中心にお伝えしました。

魅力は伝わりましたでしょうか?

ディズニーランドではアトラクションの順番待ちをしている間も楽しめるようにいたるところに工夫されていますが、新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』の公演会場も開演前、幕間そして終演後にも楽しめる工夫が盛りだくさんです。

皆さんも会場内を見学して見てください!

休憩は2回あります。

第1幕と第2幕の間が25分で、第2幕と第3幕の間が20分でした。

休憩時間が長いとおっしゃらずに、開演前、休憩時間も舞台鑑賞の楽しみのひとつとして、是非活用してみてください。

老婆心ながら、休憩時間に女性用のお手洗いは長蛇の列ができますが、1階よりも2階、3階の方が空いていますよ!

さて、次回はいよいよ前半戦(11月2日、3日、4日)の感想と実際に鑑賞して思った鑑賞ポイントなどをお伝えします。

新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』鑑賞に役立つ情報が満載になる予定です?!

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