アメリカンレパートリーバレエがトレーニー／サマープログラム公式オーディションを2023年1〜2月に東京と大阪で開催

アメリカンレパートリーバレエは、カンパニーが実施するトレーニープログラム及び付属バレエ学校であるプリストンバレエスクールが実施するサマープログラムの参加者オーディションを、2023年1〜2月に東京と大阪で開催します。

アメリカンレパートリーバレエは、1963年にアメリカ合衆国・ニュージャージー州で創立され、クラシック、ネオクラシック、コンテンポラリーをレパートリーに持つ半世紀を超える歴史あるバレエ団で、元アメリカン・バレエ・シアター(ABT)、プリンシパルのイーサン・スティーフェルが芸術監督を務め、ABT現役プリンシパルのジリアン・マーフィーがアーティスティック・アソシエイトを務めています。

プロフェッショナルダンサーとしてのキャリアのために必要なトレーニングが用意されている、アメリカンレパートリーバレエのトレーニー／サマープログラムへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

プリストンバレエスクール／サマープログラム

概要

【期間】2023年6月26日(月)〜7月28日(金)(2、3、5週間のプログラムから選択)
【年齢】13歳以上(2023年6月26日時点)

このプログラムでは、バレエダンサーとしての芸術面と技術面の両面を、1ヶ月間、集中して磨くことができます。
クラスごとの人数を制限し、暖かく親しみやすい環境を提供しています。
オーディションはアメリカ国内外で行われ、約100人の生徒が選ばれます。
クラスはプリンストンスタジオで行われ、プログラム中はプリンストン大学内の寮に滞在することが可能です。
18歳以上のサマープログラム参加者は、トレーニープログラムへの入団を認められる可能性もあります。

サマープログラムを経験することで …

毎日のレッスンや、最終日の舞台のためのリハーサルを通し、プロダンサーの生活を体験する。
ポワントクラス、ボーイズクラスを通してテクニックを磨く。
正しい体の使い方を学び理解を深めることによって、怪我をしにくい身体づくりを学ぶ。
コンテンポラリー、モダン、キャラクターダンスを学び、ダンスの幅を広げる。
世界中から集まるダンサーたちと同じ環境でバレエを学ぶことにより、コミュニケーション力や、リーダーシップ力を学ぶ。
明確な目標を定めて、目標に向かって頑張る力や、集中する力を鍛える。
プロとして活躍してきたプリンストンバレエスクールの教師たちや、アメリカンレパートリーバレエのダンサーなど、熱心なアーティストたちと交流する。クラスポワントクラス、ボーイズクラスを中心に、ヴァリエーション、パ・ド・ドゥ・クラス、コンテンポラリー、モダン、キャラクター、その他、作品の振り付けを学ぶレパートリークラスと、身体の仕組みを学ぶバイオメカニクス(生物力学)のクラスがあります。

スタジオ

プリンストンバレエスクールは、アメリカ北東部ニュージャージー州、プリンストンの中心に位置し、バネのあるフロアと高い天井を持つ4つのスタジオで構成され、全てのバレエ、モダンクラスにピアノ演奏がつきます。
建物の中にはダンスに特化した図書館があり、周りにはいくつものショップやオープンスペース、ピクニックテーブルや庭付きのレストランが並びます。
スタジオ内はインターネット回線完備。

パフォーマンス

プログラム最終日にはパフォーマンスが行われます。
最後の3週間を含むプログラムに参加した生徒たちが出演することができます。

滞在先

サマープログラムに参加する生徒は、プリンストン大学キャンパス内の学生寮に宿泊することができます。
大学のキャンパスは情緒あるプリンストン市内に位置します。

サマープログラム期間/料金

5週間プログラム
【期間】6月26日(月)〜7月28日(金)
【料金】$2,850-
3週間プログラム
【期間】7月10日(月)〜7月28日(金)
【料金】$1,710-
2週間プログラム
【期間】6月26日(月)〜7月8日(土)
【料金】$1,140-

スカラーシップ制度

サマープログラム受講料金が免除される奨学金制度があります。
オーディション参加者は全てスカラシップ審査の対象となります。

アメリカンレパートリーバレエ／トレーニープログラム

概要

【期間】1〜2年間
【年齢】18歳以上

アメリカンレパートリーバレエのトレーニープログラムは、”学生からプロのダンサーになる”という橋かけとなる年間研修プログラムです。
テクニックや強さを鍛えるためのクラスから1日を始め、その後、ポワント、ヴァリエーション、モダンなどのクラスがあり、クラスの合間にはバレエ団のリハーサルにも参加します。
プロフェッショナルダンサーとのリハーサルを通し、パフォーマンススキルなどを学びます。
また、プリンストンバレエワークショップ、セミプロフェッショナルバレエ団として、パフォーマンスに参加します。

トレーニーを1年経験したダンサーは、その後、アメリカンレパートリーバレエ2へ昇格するためにオーディションを受けます。
プログラム合格者には、学校側が「F1ビザ(学生ビザ)」の取得を手伝ってくれます。

アメリカンレパートリーバレエ2
アメリカンレパートーリーバレエの第2カンパニーで、トレーニーよりもバレエ団に近いプログラムになり、毎日バレエ団のレッスンやリハーサルに参加し、一緒に舞台に立ちます。
ARB2のダンサーのために作られた作品などもあり、地域の学校や公共機関、フェスティバル、イベントなどでパフォーマンスを行います。
トウシューズの支給あり。
第2カンパニーで踊った後、バレエ団から正式契約をオファーされることもあります。