小林紀子バレエ・シアターは、『バレエ・ダブルビル2021』を2021年9月25日(土)・26日(日)に東京・初台の新国立劇場 中劇場で開催し、『バレエの情景』と『シンデレラ・スウィート』を上演します。
上演されるのは、アシュトンには珍しいストーリーのない抽象バレエ『バレエの情景』とアルフレッド・ロドリゲス原振付をもとに芸術監督の小林紀子さんが振付・演出した『シンデレラ・スウィート』の2作品です。
日本では見る機会の少ない貴重な演目です。
この機会に是非、劇場でご覧ください。
第119回公演
『バレエ・ダブルビル2021』
『バレエの情景』SCÈNES DE BALLET
『バレエの情景』は、振付家フレデリック・アシュトンが「ストラヴィンスキーの羽のように軽くて甘い音楽にインスパイアされたこのバレエは、詩的で真の美しさを感じさせる瞬間があり、非常に壮大なスケールで、ある種の神秘性とエレガンス、貴族的なオーラがある」と語り、アシュトン自らが最も好んだ作品と言われています。
1948年2月、マーゴ・フォンティンとマイケル・ソームズの主演により、サドラーズ・ウェルズ・バレエがロイヤル・オペラ・ハウスで初演しました。
ジャン・コクトーやボリス・コフノらからも信頼を得ていたフランス人デザイナーのアンドレ・ボールペールによる舞台美術も秀逸です。
【振付】フレデリック・アシュトン
【ステイジド・バイ】小林紀子
【音楽】イーゴリ・ストラヴィンスキー
【美術】アンドレ・ボールペール
【出演】
プリンシパル : 真野琴絵、八幡顕光
冨川直樹、荒井成也、上月佑馬、望月一真
『シンデレラ・スウィート』CINDERELLA SUITE
『シンデレラ・スウィート』は、世界中で愛されているシャルル・ペローのおとぎ話のハイライトである華麗な舞踏会を切り取ったこの作品で、劇場全体が魅惑と時代を超越したロマンスの世界に包まれます。
1989年にアルフレッド・ロドリゲスによって振り付けられ、小林紀子バレエ・シアター初演から30年以上の時を経て、優美なレパートリーがより鮮やかに蘇ります。
【原振付】アルフレッド・ロドリゲス
【振付・演出】小林紀子
【音楽】セルゲイ・プロコフィエフ
【美術】テレンス・エメリー
【出演】
シンデレラ : 島添亮子
王子 : 冨川直樹
道化 : 上月佑馬
姉妹 : 澤田展生、佐々木淳史
スタッフ
【芸術監督】小林紀子
【バレエミストレス】児玉玲子
【衣装】横山美樹
【照明】五十嵐正夫
【音響】佐藤利彦
【舞台監督】森岡 肇
【制作】小林 功
【制作助手】小林健太
【主催】小林紀子バレエ・シアター
【後援】一般社団法人日本バレエ団連盟
出演者
島添亮子、八幡顕光、真野琴絵、冨川直樹、廣田有紀、澁可奈子、澤田展生、村山 亮、荒井成也、吉瀬智弘、上月佑馬、望月一真、宮澤芽実、松居聖子、松山美月、濱口千歩、武田麗香、島沙緒梨、長村紗良、中村悠里、吉原慶子、武田彩希、須田莉那、三浦 舞、飯田穂香、福島さや香、沖本悠衣、轟木寧々、五十嵐耕司、川合十夢、小山 憲、佐々木淳史、竹下虎志、杜 海、廣瀬 陽、情野詠太、髙野大希
【指揮】井田勝大
【演奏】東京ニューフィルハーモニック管弦楽団
公演情報
■日程:
・2021年9月25日(土)17:00開演(16:15開場)
・2021年9月26日(日)15:00開演(14:15開場)
■上演時間(予定):1時間30分(休憩1回20分を含む)
■会場:新国立劇場 中劇場(京王新線「初台駅」中央口より地下通路直結)
■チケット(全席指定・税込):
S:11,000円/A:9,000円/B:7,000円/C:6,000円
(注)未就学児は入場できません。
■チケット取扱:
・小林紀子バレエ・シアター
・チケットぴあ
・イープラス
■公式サイト:http://www.nkbt-tokyo.com/schedule.html#news