新国立劇場バレエ研修所 第13期修了生の長澤マリーヤさんがNoismに入団したというニュースが発表されました。
今年、2018年3月に新国立劇場バレエ研修所を修了した第13期生の進路が気になっている方も多いかと思いますが、佐藤鴻さんのスターダンサーズ・バレエ団入団に次ぐニュースです。
新国バレエ研修所第13期生 長澤マリーヤさん Noismに入団!
2018年5月6日、金森穣さんが舞踊部門芸術監督を務め、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館を拠点に日本のコンテンポラリーダンスを牽引するNoismが、公式サイトのニュースにおいてメンバーの入団について発表しました。
その新メンバーの中に、新国立劇場バレエ研修所 第13期修了生の長澤マリーヤさんの名前があります。
長澤さんがNoismに入団したということは、活動の中心をクラシックではなく、コンテンポラリーに求めた、ということだと思います。
新国立劇場バレエ研修所のカリキュラムにはコンテンポラリー・ダンスも含まれており、長澤さんもコンテンポラリー・ダンスへの関心が高まったのかもしれません。
もしかしたら、Noismの公演を新国で上演することになって長澤さんはNoismのメンバーとして再び新国に帰ってくることがあるかもしれませんね!
新国立劇場バレエ研修所「オータムコンサート2017」プロジェクション映像(YouTube 新国立劇場公式チャンネル)
3:54ころからコンテンポラリー・ダンスのクラス風景があります。
講師は、島地保武さん。島地さんは、Noismに所属したこともあります。また、ドイツのThe Forsythe Company(ザ・フォーサイス・ カンパニー)とう名門カンパニーで活躍したこともある方です。
Noismについて
2004年4月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の専属ダンス・カンパニーが日本初の劇場専属舞踊団として設立されました。
芸術監督は、欧州での経験と実績が豊富な金森穣さんです。
金森さんは、ルードラ・ベジャール・ローザンヌにてモーリス・ベジャールらに師事。
ネザーランド・ダンス・シアターⅡ(NDT2)、フランス国立リヨン・オペラ座バレエ団、スウェーデン国立ヨーテボリ・バレエ団等で活躍されています。
新国立劇場では、2008/2009シーズンのコンテンポラリー・ダンスで「金森 穣 Noism09
ZONE ~陽炎 稲妻 水の月」(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館との共同制作)を上演した実績もあります。
新国バレエ研修所第13期生の進路について
新国バレエ研修所第13期生の進路について、現在(2018/5/17)分かっているのは、佐藤鴻さんと長澤マリーヤさんの2名です。
他の修了生の動向についても情報を入手次第、このブログでもお知らせしたいと思います。
・伊東 真梨乃(未)
・中島 春菜(未)
・長澤 マリーヤ(Noism)
・原 衣梨佳(未)
・荒木 研史朗(未)
・佐藤 鴻(スターダンサーズ・バレエ団)