ポール・マルクが2020年12月13日(日)にオペラ・バスチーユで上演されたルドルフ・ヌレエフ版『ラ・バヤデール』でブロンズ・アイドルを踊り、終演後のステージ上で、アレクサンダー・ネーフス総監督、オレリー・デュポン芸術監督からパリ・オペラ座・バレエのエトワールに任命されました。
この時の様子は、ポール・マルクのインスタグラムで公開されています。
ポール・マルクのインスタグラムではIGTVでブロンズ・アイドルの踊りも公開しています。
ポール・マルク(Paul Marque)について
ポール・マルクは、フランス南西部ビアリッツ近郊のダックスで、レントゲン技師の父と軍医の母の元に生まれました。
1歳上の姉がバレエを習っていたことからバレエを始め、2008年、10歳のときにパリ・オペラ座バレエ学校に入学します。
2014年にパリ・オペラ座バレエに入団し、2015年にコリフェ、2017年にスジェ、2018年にプルミエ・ダンスールに昇進しています。
2016年にはヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を受賞しています。
2020年2〜3月に行われたパリ・オペラ座バレエの日本公演では、『オネーギン』にレンスキー役で出演しています。
パリ・オペラ座バレエは2017年にも日本公演を行っていますが、このツアーには参加しておらず、2009年にパリ・オペラ座バレエ学校の公演に来日したとき以来の来日だったようです。
そのときの学校公演では、ジョゼ・マルティネスの『スカラムーシュ』に出演しています。
ポール・マルク関連映像
ポール・マルクがヌレエフ版『白鳥の湖』のジークフリート王子について語っています。
ヌレエフ版『ライモンダ』のリハーサル映像で、ドロテ・ジルベールはライモンダについて、ステファン・ビュリオンはアブデラフマンについて、ポール・マルクはジャン・ド・ブリエンヌについて語っています。