オランダ国立バレエで活躍中の坂本莉穂さんが、2021年12月15日に上演された『くるみ割り人形』に主演した後にプリンシパル(ダンサーの最高位)への昇格が発表されました!
おめでとうございます!
坂本さんは4歳のとき、姿勢を良くするためにバレエを始め、2008年、10歳のときにスカラシップが認められて米国のワシントンD.C.にあるキーロフ・アカデミー・オブ・バレエに留学します。
2010年にはYAGP ニューヨーク・ファイナルのプリコンペティティブ部門でゴールドメダルを受賞しています。
2014年にオランダ国立バレエのジュニアカンパニーに入団し、翌年の2015年にはオランダ国立バレエに研修生として入団します。
入団後は、2016年にコール・ド・バレエ、2017年にコリフェ、2018年にグラン・スジェ、2019年にソリストとスピード昇格を果たしています。
2021年12月15日(水)に主演した『くるみ割り人形』の上演後、テッド・ブランセン芸術監督から、ついに、目標としていたプリンシパルへの昇格を告げられます!
レパートリーは、オーロラ姫(眠れる森の美女)、キトリ(ドン・キホーテ)、オデット/オディール(白鳥の湖)、ジゼル(ジゼル)などがあります。
(参考)関連動画
坂本莉穂さん プリンシパル昇格発表の瞬間
テッド・ブランセン芸術監督からプリンシパル昇格を発表されたときの映像がオランダ国立バレエの公式Instagramで公開されています。
発表の瞬間、居合わせたダンサーたちの異様なまでに盛り上がり、坂本莉穂さんがいかに愛されているのかを窺い知ることができます。
見ているだけでウルウルしてきます。
オランダ国立バレエ『白鳥の湖』から四羽の白鳥
残念ながら坂本莉穂さんがオランダ国立バレエで主演している映像はありませんが、『白鳥の湖』で四羽の白鳥を踊っている映像があります。
向かって一番左が坂本莉穂さんで、左から二番目は、今年、オランダ国立バレエを退団し活動拠点を日本に移した大久保沙耶さんです。
Dance of the little swans from Swan Lake – Dutch National Ballet
キーロフ・アカデミー・オブ・バレエ『ジゼル』からパ・ド・ドゥ
キーロフ・アカデミー・オブ・バレエのの生徒時代に出演した公演映像が公開されています。
Kirov Acedemy of Ballet: Riho Sakamoto in “Giselle Pas de Deux”