NBAバレエ団が、元パリ・オペラ座バレエ契約団員の二山治雄さんをゲストに招き、12年ぶりの再演となる『ラ・フィユ・マル・ガルデ』を上演します。
1789年に初演された世界最古の古典バレエともいわれ、のどかな田園を舞台に若者の恋を明るく描いたバレエで、『リーズの結婚』のタイトルでも知られています。
異なる音楽を用いて複数の作品が誕生しましたが、現在、上演されているものでは、アシュトン振付で英国ロイヤル・バレエなどがレパートリーとしている作品が有名ですが、NBAバレエ団が上演する『ラ・フィユ・マル・ガルデ』は、1940年にアメリカン・バレエ・シアター(ABT)が旗揚げ公演に古典の再演として上演したニジンスカ版です。
また、マックス・ブルッフの優美な音楽と調和した色鮮やかな衣裳、躍動的な群舞、個性あふれる4カップルによる踊りが魅力の『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』が同時上演されます。
38歳の若さでこの世を去った元ABTプリンシパルのクラーク・ティペットが振り付けた作品で、日本で完全版を上演できるのはNBAバレエ団のみという貴重な作品です。
公演は、2022年7月9日(土)と7月10日(日)の二日間、新国立劇場 中劇場において3公演が上演され、チケットはは4月22日(金)に一般発売されます。
7月9日(土)17:30の公演でリーズを演じる野久保奈央さんとコーラスを演じる新井悠汰さんのインタビューとリハーサル映像です。
スタッフ
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』 |
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原振付:ジャン・ドーベルヴァル、ブロニスラヴァ・ニジンスカ 音楽:ぺーテル・リュドウィヒ・ヘルテル 演出・再振付:ブルース・マークス 舞台装置・衣装デザイン:パウロ・フィメドロ ゲストバレエマスター:ブルース・マークス ゲストバレエミストレス:サマンサ・アン・ダンスター |
『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』 |
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振付:クラーク・ティペット 音楽:マックス・ブルッフ ゲストバレエマスター:デビッド・リチャードソン |
キャスト
【7月9日(土)13:00】
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』【7月9日(土)13:00】 |
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リーズ:勅使河原綾乃 コーラス:二山治雄 アラン:高橋真之 シモーヌ:古道貴大 |
『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』【7月9日(土)13:00】 |
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ブルー:竹内 碧、宮内浩之 ピンク:野久保奈央、孝多佑月 アクア:猪嶋沙織、伊藤龍平 レッド:浅井杏里、刑部星矢 |
【7月9日(土)17:30】
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』【7月9日(土)17:30】 |
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リーズ:野久保奈央 コーラス:新井悠汰 アラン:孝多佑月 シモーヌ:刑部星矢 |
『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』【7月9日(土)17:30】 |
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ブルー:福田真帆、三船元維 ピンク:山田茉子、高橋真之 アクア:須谷まきこ、大森康正 レッド: |
【7月10日(日)14:00】
『ラ・フィユ・マル・ガルデ』【7月10日(日)14:00】 |
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リーズ:勅使河原綾乃 コーラス:二山治雄 アラン:高橋真之 シモーヌ:古道貴大 |
『ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番』【7月10日(日)14:00】 |
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ブルー:竹内 碧、宮内浩之 ピンク:野久保奈央、孝多佑月 アクア:猪嶋沙織、伊藤龍平 レッド:浅井杏里、刑部星矢 |
公演情報 |
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■日程: 2022年 ・7月9日(土)13:00(12:15開場) ・7月9日(土)17:30(16:45開場) ・7月10日(日)14:00(13:15開場) 上演時間:2時間30分(休憩含) ■会場:新国立劇場 中劇場(京王新線「初台駅」中央口直結) ■チケット: ・S席:12,000円 ・A席:9,000円 ・学生席(U25):3,000円(社会人学生を除く公演日当日に25歳以下の学生が対象) (注)3歳未満は入場できません。 ■チケット発売: ・with NBA先行発売:4月15日(金)10:00 ・一般発売:4月22日(金)10:00 ■公式サイト:https://nbaballet.org/official/la_fille_mal_gardee/ |