【公演】ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)13年ぶりの日本公演(2019年6ー7月)

世界的なコンテンポラリー・ダンス・カンパニーであるネザーランド・ダンス・シアター(NDT)が13年ぶりに来日し、2019年6ー7月に、愛知県芸術劇場と神奈川県民ホールにて気鋭の振付家作品を上演します。

「世界で何が起こっているかを知るために、NDTをみる そんなカンパニーにしたい」と芸術監督のポール・ライトフットは語ります。

コンテンポラリーの世界で何が起こっているのか、この公演を見ずしては語れません。

今回は、ネザーランド・ダンス・シアターに所属する日本人ダンサーの紹介も含め、ネザーランド・ダンス・シアター日本公演についてお知らせします。

ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)日本公演 概要

公演概要

■日程:2019年6月28日(金)~7月6日(土)
■会場:愛知県芸術劇場、神奈川県民ホール
■プログラム:

「Shoot the Moon」シュート・ザ・ムーン
振付:ソル・レオン、ポール・ライトフット
音楽:フィリップ・グラス

「Singulière Odyssée」シンギュリア・オデッセイ
振付:ソル・レオン、ポール・ライトフット
音楽:マックス・リヒター

「The Statement」ザ・ステイトメント
振付:クリスタル・パイト
音楽:オーエン・ベルトン

「Woke up Blind」ウォーク・アップ・ブラインド
振付:マルコ・ゲッケ
音楽:ジェフ・バックリィ

上演作品動画(YouTube / Nederlands Dans Theater (NDT) 公式チャンネル)

Shoot the Moon – Sol León & Paul Lightfoot (NDT 1 | Somos)

Shoot the Moon – Sol León & Paul Lightfoot (NDT 1 | Somos)

Singulière Odyssée – Sol León & Paul Lightfoot (NDT 1 | Scenic Route)

Singulière Odyssée – Sol León & Paul Lightfoot (NDT 1 | Scenic Route)

The Statement – Crystal Pite (NDT 1 | Somos)

The Statement – Crystal Pite (NDT 1 | Somos)

Woke up Blind – Marco Goecke (NDT 1 | Somos)

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

愛知公演 概要

■日程:2019年6月28日(金)14:00、6月29日(土)14:00
■会場:愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター2階)
■アクセス:地下鉄東山線または名城線「栄駅」・名鉄瀬戸線「栄町駅」から徒歩5分
■チケット: S席12,000円/A席9,000円(U25 4,500円)/B席6,000円(U25 3,000円)/C席4,000円(U25 2,000円)/チャレンジシート1,000円

神奈川公演 概要

■日程:2019年7月5日(金)19:00、7月6日(土)14:00
■会場:神奈川県民ホール 大ホール
■アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩約8分、「元町中華街駅」から徒歩約12分/JR「関内駅」または「石川町駅」から徒歩15分/市営地下鉄「関内駅」から徒歩15分
■チケット:S席12,000円/A席9,000円(U25 4,500円)/B席 6,000円(U25 3,000円)/C席 4,000円(U25 2,500円)

ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)について

1959年、オランダにて設立。
世界で最も重要なコンテンポラリー・ダンス・カンパニーのひとつ。
1978年、チェコの振付家イリ・キリアンが芸術監督に就任し、一躍世界屈指のカンパニーとなります。
現芸術監督のポール・ライトフットをはじめ、常任振付家のソル・レオン、アソシエイト・コレオグラファーのクリスタル・パイトやマルコ・ゲッケといった振付家を擁し、世界のコンテンポラリー・ダンス界を牽引しています。
日本出身のダンサーも多く、現在、4名の日本人ダンサーが在籍しています。

ポール・ライトフット 2020年に芸術監督を退任

現芸術監督のポール・ライトフットは、2020年に芸術監督を退任することが発表されています。
創作に専念することがその理由で、NDTには引き続き振付家として残ります。

ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)の日本人ダンサー

ネザーランド・ダンス・シアターに所属する日本人ダンサーを紹介します。
なお、日本公演の出演者は未定です。

飯田利奈子(いいだ・りなこ)
6歳から大阪の岡本博雄バレエスクールにてバレエを始め、2010年、神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻に入学し島﨑 徹らに師事。
卒業後はテーマパークのダンサーになるつもりが、恩師 島﨑先生から海外のカンパニーを薦められますが、いきなり言葉の通じない環境でプロになることに戸惑いを感じ、Noism2に入団します。
2年後には海外で力試しすることを決意し、Noismを退団します。
アメリカのカンパニーのオーディションに合格するも政権問題でビザが下りずに入団することができませんでした。
その後、ヨーロッパを回るもしっくりくるカンパニーに巡り会えませんでしたが、最後に挑戦し、しっくりきたネザーランド・ダンス・シアターのオーディションに見事合格し、2018年に入団します。

高浦幸乃(たかうら・ゆきの)
2000年、大阪のRei Grand Ballet School(RGB)でバレエを始め、2009年にドイツ・ハンブルク・バレエ学校へ入学し、2011年にはドイツのBundesjugendballett(ジョン・ノイマイヤー率いるドイツ初のナショナルジュニアバレエ団)へ入団しています。
2013年にネザーランド・ダンス・シアター2、2015年からはネザーランド・ダンス・シアター1で活躍しています。

刈谷円香(かりや・まどか)
5歳のとき、宮城県のエトワールバレエ館でバレエを始め、2009年Youth America Grand Prix ニューヨーク決戦にてシニアの部銀賞・スカラシップ受賞し、2009ドイツのパルッカ・シューレ(Palucca Hochschule für Tanz Dresden)へ留学し、2012年に卒業しバチェラーオブアーツ(学士号)を取得。
2012-2014スイスのチューリヒ・バレエ団ジュニア・バレエ。
2014-2017 オランダのネザーランド・ダンス・シアター2。
2017夏よりネザーランド・ダンス・シアター1。

福士宙夢(ふくし・すりむ)
東京バレエ学校、バレエスタジオDUOで学び、YAGP 2011 NYファイナルで銀メダルを獲得し、モナコ・プリンセス・グレース・アカデミーに留学します。
チューリッヒ・バレエ団ジュニア・バレエ、チューリッヒ・バレエ団を経て、2016年にネザーランド・ダンス・シアター2に入団。

他にNicole Ishimaru(石丸ニコル)さんがネザーランド・ダンス・シアター2に所属していますが、国籍は米国です。

福士宙夢さんと石丸ニコルさんは、世界の名門バレエ団で活躍する日本人ダンサーが出演する「オーチャード・バレエ・ガラ」にも出演予定です。

このガラ公演は、熊川哲也さんが総合監修し、2019年7月に東京・渋谷のオーチャードホールにて上演されます。

【公演情報】オーチャード・バレエ・ガラ ~JAPANESE DANCERS~(世界で活躍する日本人ダンサー)2019年7月上演!
Bunkamura30周年記念 熊川哲也オーチャードホール芸術監督 特別企画「オーチャード・バレエ・ガラ ~JAPANESE DANCERS...

公演の詳細は、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)日本公演特設サイトをご確認ください。

>>> ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)