【5/13追記】
新型コロナウイルス感染症による状況を鑑み、「ブライト・ステップ × ATP」は中止となり、「ARCHITANZ 2020」は2021年7月中旬に延期となりました。
・アーキタンツ公式サイト http://2020.a-tanz.com
・大阪国際フェスティバル公式ブログ https://www.blog-osakafes.com/report/20200430-486/
2020年8月、東京都・三田(田町)のバレエ、コンテンポラリーなどのクラスを開設している「スタジオ アーキタンツ」は、「設立20周年記念事業」として二つの公演を上演します。
一つは、世界の主要バレエ団で活躍する日本の若手ダンサーが集結する「ブライト・ステップ」とアーキタンツが2020年4月に開講するジュニアダンサーのためのバレエ集中コース「アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)」の開講記念公演となる合同公演「ブライト・ステップ × ATP」です。
もう一つの公演は「ARCHITANZ 2020」で、ウヴェ・ショルツ、マルコ・ゲッケ、森 優貴といった現代を代表する世界的振付家による3作品と古典能を合わせた4作品が上演されます。
チケットは、2019年12月9日(月)から、すでに先行発売開始されています!
良い席を取りたい方は早めの手配を!
アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)開講記念公演
「ブライト・ステップ × ATP」
ブライト・ステップとは?
アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)とは?
ブライト・ステップは、世界の主要バレエ団で活躍する若手ダンサーが集結し、公演やワークショップなどを行うプロジェクトです。
ブライト・ステップの設立は、代表である西島勇人さんのダンサー生命が絶たれかねないほどの大怪我をした際に周囲の励ましを得てダンサーに復帰した経験が出発点となっています。
毎年、夏に開催しているガラ公演は2019年に5周年を迎え、人気公演としてすっかり定着しています。
アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)は、プロのバレエダンサー・海外留学を目指す14~18歳の若いダンサー向けの本格的な育成プログラムで2020年4月に開講予定です。
クラシック・バレエはもちろんパ・ド・ドゥ、キャラクター・ダンス、コンテンポラリー・ダンス、ヴァリエーションのクラスなど、欧米のバレエ学校と同様にバレエを多角的に学べるカリキュラムで構成され、公演の機会も用意されています。
「ブライト・ステップ × ATP」プログラム(予定)
・ブライト・ステップのダンサー達によるガラ・パフォーマンス
・ATPの生徒及びオーディションによって選ばれたジュニアダンサーによる作品
・ブライト・ステップメンバーとジュニアの合同作品
「ブライト・ステップ × ATP」公演概要
【東京公演】
■日程:2020年8月6日(木)
■会場:新宿文化センター 大ホール
■アクセス:東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿駅」A3出口徒歩約5分(詳細はこちら)
■料金:
・S席:7,000円
・A席:5,500円
・B席:4,000円
・C席:2,500円
〈お得なセット券〉
お得なアーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)開講記念公演『ブライト・ステップ × ATP』とアーキタンツ20周年記念公演『ARCHITANZ 2020』のセット券もあります。
(セット券の取り扱いは、スタジオアーキタンツ、ローソンチケットのみ。詳細は公式サイトをご確認ください)
■公式サイト:
【特設ページ】アーキタンツ20周年記念公演
【facebook】https://www.facebook.com/bright.step.project/
【大阪公演】
■日程:2020年7月31日(金)
■会場:フェスティバルホール
■アクセス:京阪中之島線「渡辺橋駅」12番出口直結、地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」4番出口直結(詳細はこちら)
■チケット等については公表まで、しばらくお待ちください。
【出演予定ダンサー】
西島勇人(ブライト・ステップ代表/ポーランド・ポズナン歌劇場バレエ ソリスト)
奥村 彩(ブライト・ステップ副代表/ドイツ・ベルリン国立バレエ ソリスト)
菅井円加(ドイツ・ハンブルク・バレエ プリンシパル) 他
※詳細は変更になる可能性があります。
アーキタンツ20周年記念公演
「ARCHITANZ 2020」
「ARCHITANZ 2020」プログラム
『ラフマニノフ・ピアノコンチェルト第3番』
■振付:ウヴェ・ショルツ
■振付指導:ジョヴァンニ・ディ・パルマ
■概要:この作品は2011 年のアーキタンツ10 周年記念公演で上演され、ウヴェ・ショルツの大作を日本で上演した初めて舞台となりました。
ウヴェ・ショルツは世界的に評価は高いものの、日本で紹介されることはほとんどありませんでしたが、この公演がきっかけとなり、日本でも上演される機会が増えました。
「NHKバレエの饗宴2019」における東京シティ・バレエ団によるウヴェ・ショルツ作品『Octet』の上演はテレビ放送もされたので、ご覧になった方も多いかと思います。
この記念すべき『ラフマニノフ・ピアノコンチェルト第3番』を、ハンブルク・バレエ プリンシパルの菅井円加さんと新国立劇場バレエ団プリンシパルの奥村康祐さんの主演により再演します。
■出演:奥村康祐、近藤美緒、酒井はな、菅井円加、中村春奈、西島勇人、根岸澄宜、八幡顕光 他、オーディションで選ばれた出演者
『薔薇の精』(日本初演)
■振付:マルコ・ゲッケ
■振付指導:ジョヴァンニ・ディ・パルマ
■概要:マルコ・ゲッケも世界的な評価の割には日本で紹介されることの少ない振付家ではないでしょうか。
アーキタンツでは、これまでにもマルコ・ゲッケ作品として『モペイ』『火の鳥』『春の祭典』を上演しています。
今回は、2009年7月にモンテカルロ・バレエ団により初演された『薔薇の精』を酒井はなさんと小㞍健太さんにより日本初演されます。
■出演:酒井はな、小㞍健太、西島勇人、根岸澄宜、八幡顕光 他、オーディションで選ばれた出演者
『ボレロ Boléro』(世界初演)
■振付:森 優貴
■概要:2012年から2019年までドイツ・レーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニーの芸術監督を務めた森 優貴さんが、本公演のために新作を発表します。
日本に活動の拠点を移す森 優貴さんの渾身の作品として大きな話題となっています。
■出演:竹内春美、中川 賢 他、 オーディションで選ばれた出演者
『翁』
シテ方:津村禮次郎
■概要:能とダンス作品の企画制作はアーキタンツが行ってきた実績のひとつです。
オリンピック・イヤーならではの伝統芸能プログラムとして古典能を上演します。
『翁(おきな)』は、「能にして能にあらず」といわれ、能の原点を示す儀式性、神事性の高い秘儀であり、ハレの日の儀式として演じられます。
今回は、本公演用にショート・バージョンとして上演されます。
「ARCHITANZ 2020」公演概要
■日程:
・2020年8月8日(土) 18:00*
・2020年8月9日(日) 14:00
*先行チラシで19:00開演と表記されているものもありますが、正しくは18:00開演です。
■会場:新宿文化センター 大ホール
■アクセス:東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿駅」A3出口徒歩約5分(詳細はこちら)
■料金:
・S席:10,000円
・A席:8,000円
・B席:6,000円
・C席:3,000円
〈お得なセット券〉
お得なアーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)開講記念公演『ブライト・ステップ × ATP』とアーキタンツ20周年記念公演『ARCHITANZ 2020』のセット券もあります。
(セット券の取り扱いは、スタジオアーキタンツ、ローソンチケットのみ。詳細は公式サイトをご確認ください)
■チケット発売日:2019年12月9日(月)から先行発売開始!
■公式サイト:
【特設ページ】アーキタンツ20周年記念公演
【チケット先行発売】「アーキタンツ20周年記念公演」チケット先行発売!
最後に
今回は、スタジオ アーキタンツの「設立20周年記念事業」として上演する二つの公演について、概要をご紹介しました。
世界で活躍する溌剌とした若いエネルギーが魅力的な「ブライト・ステップ × ATP」。
アーキタンツがこれまで築き上げた国内外のアーティストとのネットワークを総動員し、ウヴェ・ショルツ、マルコ・ゲッケ、森 優貴ら現代を代表する振付家の作品に挑む意欲的な公演「ARCHITANZ 2020」。
2019年8月に開催された記者発表の様子をダイジェストで紹介する動画が公開され、振付指導を行うジョヴァンニ・ディ・パルマさん、出演者からは、酒井はなさん、ブライト・ステップ代表でもある西島勇人さん、菅井円加さんが抱負などを語っています。
4:05頃からは、菅井円加さんが、ウヴェ・ショルツ『ラフマニノフ・ピアノコンチェルト第3番』のリハーサルに取り組む様子も収録されています。
菅井円加さんのクリアなテクニックと高い音楽性により、公演への期待が高まります!
ARCHITANZ2020 記者発表 1
(YouTube / ARCHITANZアーキタンツ 公式チャンネル)
それぞれの公演について、あらためて詳しくご紹介する予定です。
楽しみにお待ちください!