東京バレエ団『ドン・キホーテ』 豪華トリプルキャスト 2020年7月 東京文化会館で上演

東京バレエ団は、スペイン・バルセロナの港町を舞台に陽気に繰り広げられるバレエ『ドン・キホーテ』 (全2幕)を2020年7月に東京文化会館で上演します。

川島/秋元、上野/柄本、沖/宮川の豪華トリプルキャストにより、個性の異なる三組三様の『ドン・キホーテ』がそれぞれの魅力を

ウラジーミル・ワシーリエフ生誕80周年記念公演
東京バレエ団『ドン・キホーテ』(全2幕)

ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』

バレエ『ドン・キホーテ』は、スペインの作家セルバンテス著『ドン・キホーテ』のエピソードを原作にした、 底抜けに明るい誰もが楽しめる古典バレエです。
床屋のバジルと町娘キトリの恋物語として描かれ、大きな跳躍や32回転のグラン・フェッテなど、超絶技巧の応酬に会場が興奮の坩堝と化すこと必死の大人気演目です。

東京バレエ団がレパートリーとしている『ドン・キホーテ』は、ウラジーミル・ワシリーエフの演出・振付により、2001年6月に初演されました。

今回の公演は、『ドン・キホーテ』を演出・振付したウラジーミル・ワシリーエフの生誕80周年記念公演として上演します。
ワシリーエフは、ボリショイ・バレエでは、『スパルタクス』などのユーリー・グリゴローヴィチ振付作品の多くで初演するなどダンサーとして活躍しました。
そのご後、ボリショイ劇場の総監督を務め、振付家としても『アニュータ』『シンデレラ』『ドン・キホーテ』『ロミオとジュリエット』など、多くの作品を手がけています。
日本のバレエ界の育成と発展に貢献したことなどが評価され、2017年には旭日中綬章を受章しています。

ワシリーエフ版の最大の特徴は、マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキー版をもとにしながらも、冗長な部分を大胆に省いた2幕作品に仕立て上げ、現代的な感覚に合った構成にしていることです。

もともと疾走感に溢れる演目だけに、不要と思われる場面などを大胆にカットすることで、さらに爽快感が増した印象となっています。

『ドン・キホーテ』(全2幕)クレジット
■演出・振付:ウラジーミル・ワシーリエフ(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)
■引用振付:アレクサンドル・.ゴールスキー/カシアン・ゴレイゾフスキー
■音楽:レオン・ミンクス(A.シモーヌ、V.ジェロビンスキー、R.ドリゴ、J.ゲルバー、R.グリエール、E.ナブラヴニク)
■装置:ヴィクトル・ヴォリスキー
■衣裳:ラファイル・ヴォリスキー

豪華トリプルキャスト

今回の公演は、次のトリプルキャストで上演し、三者三様の魅力溢れる舞台を展開します。
■川島麻実子(かわしま・まみこ)/秋元康臣(あきもと・やすおみ)
■上野水香(うえの・みずか)/柄本 弾(つかもと・だん)
■沖 香菜子(おき・かなこ)/宮川新大(みやがわ・あらた)

端正な印象を受ける川島麻実子/秋元康臣ペアはどのようなキトリとバジルを演じるのでしょうか。
秋元康臣さんは、2019年8月に上演された吉田都さん引退公演で、新国立劇場バレエ団の米沢 唯さんとともに『ドン・キホーテ』に出演した姿がNHK BS プレミアムシアターでも放送され、その映像を観てファンになったかたも多いのでは。

上野水香/柄本 弾ペアは、はじける笑顔と高度なテクニックがいかにもキトリとバジルにぴったりです。
2016年に放送されたNHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達(たつじんたち)」では、上野水香さんと元宝塚トップスター柚希礼音さんが出演していましたが、上野さんがキトリを演じるリハーサルを見学していた柚希さんは、とてもしんどいところなのに笑顔で踊っている水香さんを見て本当に驚いていました。
柄本 弾さんは、2019年10月から半年の期間、NHK「旅するフランス語」に出演しており、番組を見て柄本さんやバレエに興味を持たれた方など、バレエ鑑賞が初めての方にも楽しめる作品なので、この機会に是非ご覧いただきたい舞台です。

沖 香菜子/宮川新大ペアは、2018年4月に同時にプリンシパルに昇格した進境著しい二人です。
他の二組と比べるとキャリアということではまだ浅いかもしれませんが、キトリとバジルという若々しさも武器になる役柄ですので、初々しさ、溌剌とした演技、爽快な踊りで舞台を盛り上げてもらえたらと思います!

個性が全く異なるダンサーだけにトリプルキャストを見比べていただきたい舞台です!

公演概要

■日程:2020年7月18日(土)・19日(日)(全3公演)
■会場:東京文化会館(東京・上野)
■アクセス:
JR「上野駅」公園口改札徒歩約1分
東京メトロ「上野駅」7番出口徒歩約5分
京成「上野駅」正面口改札徒歩約7分
(アクセス詳細はこちら
■チケット(税込):
S席11,000円/A席9,000円/B席7,000円/C席5,000円/D席4,000円/E席3,000円

ペア割引(2枚で1,000円割引)、親子割引(お子様〈小学生~高校生〉が半額)、U25シート(1,000円)など各種割引あり。
詳細は公式サイトをご確認ください。

■演奏
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

■キャスト
7月18日(土)13:00 キトリ:川島麻実子/バジル:秋元康臣
7月18日(土)17:00 キトリ:上野水香/バジル:柄本 弾
7月19日(日)14:00 キトリ:沖 香菜子/バジル:宮川新大

■公式サイト:https://www.nbs.or.jp/stages/2020/donquixote/index.html