【公演中止 → 無料ライブ配信決定!】《東京》新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」(パキータ / ソワレ・ド・バレエ / Contact / カンパネラ / ペンギン・カフェ)を2021年1月に上演

【1/6追記】
「ニューイヤー・バレエ」は、公演関係者の新型コロナウイルス感染が確認されたことにより公演準備が整わないため、中止となりました。
https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_019219.html

【1/8追記】
「ニューイヤー・バレエ」は、2021年1月11日(月・祝)14:00から無観客ライブ配信(無料) が実施されることになりました。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/news/detail/26_019245.html

【タイムスケジュール】
第1部 14:00~14:40
(休憩25分)
第2部 15:05~15:35
(休憩25分)
第3部 16:00~16:45

新国立劇場バレエ団は、新春に相応しい華やかなバレエ公演「ニューイヤー・バレエ」を2021年1月に開催し、『パキータ』、『ソワレ・ド・バレエ』、『Contact』、『カンパネラ』、『ペンギン・カフェ』を上演します。

趣の異なる多彩な作品で2021年のバレエ鑑賞初めをしてみてはいかがでしょうか。

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」は、「Go Toイベントキャンペーン」の対象となりました。
チケット代の20%相当分(上限2,000円)が割り引かれた価格で購入できます!

【12/17追記】
政府の決定により、Go Toイベント対象チケットの新規販売が全国一斉に停止されることとなりました。
バレエ「ニューイヤー・バレエ」のGo Toイベント対象チケットは、12月22日(火)までの販売となり、12月23日(水)以降は、通常価格での販売となりますのでご注意ください。

新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・バレエ』

新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・バレエ』(パキータ / ソワレ・ド・バレエ / Contact / カンパネラ / ペンギン・カフェ)を2021年1月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)に東京・初台の新国立劇場 オペラパレスで上演します。

当初上演予定であった『デュオ・コンチェルタント』は、新型コロナ禍により、公演準備を万全の状態で進めることが困難となったために上演を取りやめて、代わりに『ソワレ・ド・バレエ』、『Contact』、『カンパネラ』の3演目が上演されることになりました。
(『パキータ』と『ペンギン・カフェ』は予定通りに上演されます)

新年を祝うのにふさわしい華やかな『パキータ』、2020年9月に逝去した故・深川秀夫さん振付の『ソレ・ド・バレエ』、新国立劇場バレエ団ダンサーにより振付された作品の中から木下嘉人さん振付の『Contact』と貝川鐵夫さん振付の『カンパネラ』、新国立劇場バレエ団の芸術監督を務めたこともあるデヴィッド・ビントレー振付の『ペンギン・カフェ』といったさまざまなテイストの作品が用意されています。

プログラム/キャスト

第1部

『パキータ』
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ

『パキータ』は、1846年にパリ・オペラ座バレエで初演されましたが、2001年にピエール・ラコットによる復刻版がパリ・オペラ座バレエで上演されているものの全幕を上演する機会は少なく、最終幕のみが上演されています。

「ニューイヤー・バレエ」で上演されるのは、プティパによる改訂版でタイトルロールであるパキータが結婚式を挙げる最終幕で、新国立劇場バレエ団では2003年の上演以来となります。

2003年の上演時にはディアナ・ヴィシニョーワ&イーゴリ・コルプが客演し、新国立劇場バレエ団のダンサーでは、遠藤睦子さんや湯川麻美子さん、西川貴子さんら現在はスタッフとして指導にあたっている方が出演しています。

ナポレオン占領下のスペインを舞台に、ロマ(ジプシー)の娘パキータとフランス将校リュシアンの恋物語です。

紆余曲折を経て、二人がめでたく結婚式を挙げる最終場面のグラン・パを中心にクラシック・バレエの様式美を堪能できる踊りが繰り広げられます。

■キャスト:
【1月9日(土)14:00】米沢 唯、渡邊峻郁
【1月10日(日)14:00】木村優里、井澤 駿
【1月11日(月・祝)14:00】米沢 唯、渡邊峻郁

第2部

『ソワレ・ド・バレエ』
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
振付:深川秀夫

シュトゥットガルト・バレエ、ミュンヘン国立オペラ・バレエ劇場などで活躍し、2020年9月に逝去した故・深川秀夫さん振付のシンフォニック・バレエ『ソレ・ド・バレエ』からパ・ド・ドゥを上演します。

2017年2月に上演された「ヴァレンタイン・バレエ」では、米沢 唯&奥村康祐ペアが踊り、2017年7月の「バレエ・アステラス」では池田理沙子 & 井澤 駿ペアが踊り、好評を博しています。

池田理沙子さんは再登場となりますが、2017年の「バレエ・アステラス」では卓越した技術で会場を沸かせており、今回の上演においても期待されます。

■キャスト:
【全日】池田理沙子、中家正博

『Contact』
音楽:オーラヴル・アルナルズ
振付:木下嘉人

『Contact』は、新国立劇場バレエ団ソリストの木下嘉人さんがオーラヴル・アルナルズの音楽に触発されて振り付けた作品で、2020年3月の「DANCE to the Future 2020」にて上演予定だった作品です。

3月の公演は中止となりましたが、8月には「SHIVER京都」や大和シティーバレエ夏季公演「SUMMER CONCERT 2020 想像×創造」などで米沢 唯&木下嘉人ペアが出演して上演されました。

「ニューイヤー・バレエ」では、小野絢子&木下嘉人、米沢 唯&渡邊峻郁のダブルキャストで上演されます。

ペアが変わり、新たなキャストも追加され、さらに作品が進化することが期待されます。

■キャスト:
【1月9日(土)14:00】小野絢子、木下嘉人
【1月10日(日)14:00】米沢 唯、渡邊峻郁
【1月11日(月・祝)14:00】小野絢子、木下嘉人

『カンパネラ』
音楽:フランツ・リスト
振付:貝川鐵夫

ダンサー自身を「鐘」に見立てたイタリア語で「小さな鐘」を意味する本作『カンパネラ』は、新国立劇場バレエ団ファースト・ソリストの貝川鐵夫さんが振り付け2016年に「DANCE to the Future 2016」で貝川さん自身が踊り新国立劇場中劇場の舞台で初演されました。

今回は、2019年の再演時に踊り好評だった福岡雄大が出演します。
また、2020年10月の『ドン・キホーテ』で主演デビューを飾った速水渉悟さんがはじめて挑戦します。

初演時は中劇場で上演されましたが、「ニューイヤー・バレエ」ではオペラパレスという大舞台での上演となり、更なる進化がもたらされるようです。

■キャスト:
【1月9日(土)14:00】福岡雄大
【1月10日(日)14:00】速水渉悟
【1月11日(月・祝)14:00】福岡雄大

第3部

『ペンギン・カフェ』
音楽:サイモン・ジェフス
振付:デヴィッド・ビントレー

最後の演目『ペンギン・カフェ』は、元新国立劇場バレエ団芸術監督でもあるデヴィッド・ビントレーが振り付け、1988年に英国ロイヤル・バレエが初演した作品で、新国立劇場バレエ団では2010年に初演され、2013年に再演されています。

ペンギン・カフェ・オーケストラの楽曲を管弦楽にアレンジし、さまざまな動物に扮したダンサーが、それぞれの動物の特徴を捉えた楽しい振りで楽しませてくれます。

ユーモアに溢れた楽しい作風ですが、実は、登場する動物はすべて絶滅危惧種であり、エンターテインメント作品を楽しんでいたら環境保護問題についても思いを巡らせています。

ペンギン役の広瀬 碧さん、豚鼻スカンクにつくノミ役の奥田花純さん、熱帯雨林の家族役の中家正博さんが初役にキャスティングされています。

小野絢子さんは、以前にも演じたことがある熱帯雨林の家族役で出演します。
かつて、好きなバレエの衣装を尋ねられた小野さんは、なんと『ペンギン・カフェ』の「熱帯雨林の家族」と答えたことがあります。
ポイントは「おかっぱのようなカツラ」だとのことです。
2021年の年明けに小野さんの「おかっぱのようなカツラ」姿は必見です!

■キャスト:

【1月9日(土)14:00】
・ペンギン:広瀬 碧
・ユタのオオツノヒツジ:米沢 唯
・テキサスのカンガルーネズミ:福田圭吾
・豚鼻スカンクにつくノミ:五月女遥
・ケープヤマシマウマ:奥村康祐
・熱帯雨林の家族:本島美和、貝川鐵夫
・ブラジルのウーリーモンキー:福岡雄大

【1月10日(日)14:00】
・ペンギン:広瀬 碧
・ユタのオオツノヒツジ:米沢 唯
・テキサスのカンガルーネズミ:福田圭吾
・豚鼻スカンクにつくノミ:奥田花純
・ケープヤマシマウマ:奥村康祐
・熱帯雨林の家族:小野絢子、中家正博
・ブラジルのウーリーモンキー:福岡雄大

【1月11日(月・祝)14:00】
・ペンギン:広瀬 碧
・ユタのオオツノヒツジ:米沢 唯
・テキサスのカンガルーネズミ:福田圭吾
・豚鼻スカンクにつくノミ:五月女遥
・ケープヤマシマウマ:奥村康祐
・熱帯雨林の家族:本島美和、貝川鐵夫
・ブラジルのウーリーモンキー:福岡雄大

■指揮:冨田実里
■管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

2021年1月「ニューイヤー・バレエ」『ペンギン・カフェ』告知映像
2021年1月「ニューイヤー・バレエ」『ペンギン・カフェ』告知映像

公演概要

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」は、「Go Toイベントキャンペーン」の対象となりました。
チケット代の20%相当分(上限2,000円)が割り引かれた価格で購入できます!
詳細は新国立劇場バレエ団公式サイトをご確認ください。
https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_019054.html

【12/17追記】
政府の決定により、Go Toイベント対象チケットの新規販売が全国一斉に停止されることとなりました。
バレエ「ニューイヤー・バレエ」のGo Toイベント対象チケットは、12月22日(火)までの販売となり、12月23日(水)以降は、通常価格での販売となりますのでご注意ください。

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」
(2020/2021シーズン)

■日程:
・2021年1月9日(土)14:00
・2021年1月10日(日)14:00
・2021年1月11日(月・祝)14:00

■会場:新国立劇場 オペラパレス(京王新線・都営新宿線「初台駅」中央口直結)

■予定上演時間:約2時間30分(休憩含む)

■チケット料金(税込):
・S席:11,000円
・A席:8,800円
・B席:6,600円
・C席:4,400円
・D席:3,300円

■前売り開始日:
・アトレ会員先行発売期間:12月6日(日)10:00~8日(火)
・バレエ/ダンス先行メンバーズ先行発売期間:12月7日(月)10:00~8日(火)
・一般発売日:12月13日(日)10:00~

【公式サイト】https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/newyearballet/

新国立劇場バレエ団が上演した『ペンギン・カフェ』は映像化されていませんが、英国ロイヤル・バレエが上演したものが映像化されています。
1989年の収録と古い映像ですが、とても貴重な映像なので、是非ご覧ください。