東京バレエ団 2022年度 ダンサーの昇進および入団・退団を発表 秋山瑛さんがプリンシパルに、足立真里亜さんがソリストに昇進

東京バレエ団は、4月1日、2022年度のダンサー入・退団および昇進を発表しました。

2016年1月に入団し、最近はほとんどの公演で主演するなど、東京バレエ団の看板ダンサーに成長した秋山 瑛さんがプリンシパルに昇進しました。

また、2021年8月の子どものための『ねむれる森の美女』で主演デビューを果たし、その後も金森穣振付『かぐや姫』、『くるみ割り人形』と主演が続くなど、躍進を続ける足立真里亜さんがソリストに昇進しました。

昇進

プリンシパル

秋山 瑛(あきやま・あきら)
埼玉県出身
7歳よりバレエをはじめる。
2012年、東京バレエ学校を卒業。
2012年9月より2年間、ポルトガルのリスボン国立コンセルヴァトワールに留学し、卒業後、イタリアのカンパーニャ・バレット・クラシコに入団。
2016年1月、東京バレエ団に入団。
主なレパートリーとして、『ドン・キホーテ』のキトリ、『くるみ割り人形』のマーシャ、『ジゼル』のジゼル、『海賊』のメドーラ、金森穣振付『かぐや姫』のかぐや姫、子どものためのバレエ「眠れる森の美女」オーロラ姫などがあります。

2022年5月1日(日)上演の東京バレエ団 ジョン・クランコ振付『ロミオとジュリエット』では池本祥真さんと主演予定で、6月25日(土)上演の東京バレエ団『ドン・キホーテ』では宮川新大さんと主演予定です。

2022年4月からMBS/TBS系 全国28局ネット「スーパーアニメイズム」枠 他で放送・配信されるバレエアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』では、五代 都役のモーションアクターを務めています。

ソリスト

足立真里亜(あだち・まりあ)
千葉県出身
諸葛亜軍(しょかつあぐん)バレエスタジオでバレエを始める。
2012年、新国立劇場バレエ研修所に入所
2014年、新国立劇場バレエ研修所を修了し、新国立劇場バレエ団にアプレンティスとして入団。
2015年、東京バレエ団に入団。
主なレパートリーとして、『くるみ割り人形』のマーシャ、金森穣振付『かぐや姫』のかぐや姫、子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』のオーロラ姫、ブルメイステル版『白鳥の湖』の四羽の白鳥、『ドン・キホーテ』のキューピッド、4人のドリアード、『ラ・バヤデール』のパ・ダクシオン、「影の王国」第1ヴァリエーション、『ラ・シルフィード』の3人のシルフィードなどがあります。

2022年4月30日(土)上演の東京バレエ団 ジョン・クランコ振付『ロミオとジュリエット』では秋元康臣さんと主演予定です。

足立真里亜さんは新国立劇場バレエ研修所の第9期修了生ですが、3月20日(金)にK-BALLET COMPANY『ロミオとジュリエット』でジュリエット役デビューを果たした吉田早織さんとは同期生です。
所属しているバレエ団は異なりますが、同期の二人が同じような時期にジュリエット役デビューをするなんて縁を感じますね。

足立真里亜さんは秋山 瑛さんと同様、バレエアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』でのモーションアクターを務めており、生川夏姫役を担当しています。

セカンドソリスト

安西くるみ(あんざい・くるみ)
海田一成(かいだ・かずなり)
岡﨑 司(おかざき・つかさ)
長谷川琴音(はせがわ・ことね)
平木菜子(ひらき・なこ)
中島映理子(なかじま・えりこ)

ファーストアーティスト

中嶋智哉(なかしま・ともや)
南江祐生(なんえ・ゆうき)
山下湧吾(やました・ゆうご)
加古貴也(かこ・たかや)

アーティスト

居川愛梨(いがわ・あいり)
相澤 圭(あいざわ・けい)
栗芝みなみ(くりしば・みなみ)
富田翔子(とみた・かのこ)
小泉陽大(こいずみ・はると)
宮村啓斗(みやむら・ひろと)
山仁 尚(やまに・なお)

入団

【研究生】
池内絢音(いけうち・あやね)
池戸詩織(いけど・しおり)
岸本 花(きしもと・はな)
清水乃愛(しみず・のあ)
髙橋隼世(たかはし・しゅんせい)
立花乃音(たちばな・のん)
寺田瑠唯(てらだ・るい)
ハギンズミカエル聖也(はぎんず・みかえる・せいや)
山下寿理(やました・じゅり)
山下諒太朗(やました・りょうたろう)

退団(2022年3月31日付)

昂師吏功(在籍4年)
花形悠月(在籍4年)
安井悠馬(在籍3年)
小林純夕(在籍4年)
高橋知希(在籍2年)
山中翔太郎(在籍2年)
堀江千陽(在籍1年)