イサック・エルナンデス サンフランシスコ・バレエを退団しアメリカン・バレエ・シアターに入団(2025年1月)

2024年7月11日、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)は、イサック・エルナンデス(Isaac Hernández)が2025年1月にプリンシパルとして入団することを発表しました。

ABT初のメキシコ人プリンシパルとなります。

イサック・エルナンデスはメキシコ・ハリスコ州の州都グアダラハラ出身で、父親の手ほどきでバレエを始めました。
2003年から2007年までABTのサマー・インテンシブに参加し、2007年から2008年まではABTⅡ(現ABTスタジオカンパニー)に所属してたことがあり、言わば古巣に帰ることになります。

なお、2025年1月の正式入団に先立ち、2024年秋のシーズンにはゲスト・アーティストとしてABTの公演に出演する予定とのことです。

イサック・エルナンデスは、2022年に妻のタマラ・ロホがサンフランシスコ・バレエの芸術監督に就任した際、一緒に移籍しプリンシパルとして活躍していましたが、2024年6月にサンフランシスコ・バレエとの契約を更新しないことが報じられ、去就が注目されていました。