2025年2月7日（金）に「第53回ローザンヌ国際バレエコンクール2025」の選考が実施され、20人のファイナリスト（決戦進出者）が発表されました。
6か国から選出された20人のファイナリストのうち最も多い国が日本の6人で、次いで、中国、韓国、米国が4人でした。
ファイナル（決戦）は2025年2月8日（土）に開催され、20人のうち入賞者9人に対して、年齢に応じて、世界的なバレエスクールへの留学もしくはバレエ団での研修の権利が与えられます。
ファイナル（決戦）は、8日の午後2時30分（日本時間 午後10時30分）に開始され、ARTE Concert、ローザンヌ国際バレエコンクールの公式ウェブサイト／YouTube／Facebook でライブストリーミング（生配信）されます。
なお、入賞者の発表は、午後6時（日本時間 9日(日)午前2時）からの予定です。
| ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイト等 【ウェブサイト】 https://www.prixdelausanne.org 【YouTube】 https://www.youtube.com/user/PrixdeLausanne 【Facebook】 https://www.facebook.com/PrixdeLausanne 提携メディア 【ARTE Concert】 https://www.arte.tv/en/ |
第53回ローザンヌ国際バレエコンクール2025
【ファイナリスト（決戦進出者）】
| 【No.】氏名（年齢／国籍） | 選考動画 |
|---|---|
| 【101】HELIMETS Chloe （15歳1か月／米国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【102】浜崎ほの HAMASAKI Hono （15歳2か月／日本） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【115】HUANG Jingxinyu （16歳0か月／中国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【118】山谷優月 YAMATANI Yuzuki （16歳4か月／日本） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【122】AHN Zio （16歳8か月／韓国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【201】秋田瑛汰 AKITA Eita （15歳1か月／日本） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【203】大石惺亜 OISHI Seia （15歳3か月／日本） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【205】福間悠陽 FUKUMA Yuuhi （15歳6か月／日本） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【208】POOR Eric （15歳8か月／米国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【214】PARK YounJae （16歳3か月／韓国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【302】KIM Bogyeong （17歳0か月／韓国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【303】QIN Yihan （17歳1か月／中国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【304】SUNG Jimin （17歳1か月／韓国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【313】LIU Yuanjin （17歳10か月／中国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【314】WANG Hanxi （17歳11か月／中国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【408】WHEWAY HUGHES Jakob （17歳7か月／英国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【417】ARANA Mikel （18歳3か月／スペイン） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【418】JAIN Hector （18歳4か月／米国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【423】安海真之介 YASUUMI Shinnosuke （18歳7か月／日本） | 【クラシック】 【コンテ】 |
| 【424】繁田ライアン （18歳9か月／米国） | 【クラシック】 【コンテ】 |
Web視聴者賞に投票できます
「Web視聴者賞（Web Audience Favourite Award）」は、視聴者が決戦をライブストリーミングで視聴し、お気に入りのファイナリスト（決戦進出社）に投票して決定され、受賞者にはローザンヌ国際バレエコンクールが実施しているクラウドファンディングで得られた資金の一部が贈られます。
投票は、ローザンヌ国際バレエコンクールの公式Webサイトの「投票（Vote）ページ」から投票することができます。
【投票（Vote）ページ】
https://www.prixdelausanne.org/vote/
特別パフォーマンス
ファイナル（決戦）での演技終了後、結果発表までの時間には、特別パフォーマンスが予定されています。
プログラム
パ・ド・ドゥ（マルガリータ・フェルナンデス＆アントニオ・カサリーニョ）
「ローザンヌ国際バレエコンクール2021」で第1位となったアントニオ・カサリーニョ（バイエルン国立バレエ プリンシパル）がマルガリータ・フェルナンデス（バイエルン国立バレエ ソリスト）とともにパ・ド・ドゥを披露します。
『海賊』からパ・ド・ドゥ
【振付】ジョゼフ・マジリエ、マリウス・プティパ
【音楽】アドルフ・アダン
『ロミオとジュリエット』からバルコニーのパ・ド・ドゥ
【振付】ジョン・クランコ
【音楽】セルゲイ・プロコフィエフ
ヤング・クリエーション・アワード入賞作
20 Miles From Shore
【振付】Henry Lichtmacher（米国／ヒューストン・バレエ・アカデミー）
【出演】Alex Westerman
【音楽】『The Ballerina』（Lars Meyer）
Extinction
【振付】Alexander Mockrish（スウェーデン／ABT・ジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクール）
【出演】Caroline Quiner
【音楽】『Etude Nr 1 for String Quartet』（Peter Sandberg）
パートナー提携スクール・コレオグラフィック・プロジェクト
ローザンヌ国際バレエコンクールのパートナー提携スクールから選ばれた生徒たちに著名な振付家から学び舞台で披露する貴重な機会を提供するプロジェクトです。
今年はジェシカ・ラングの指導により26人の若いダンサーが参加します。
【作品名】『Our Common Fate』
【振付】ジェシカ・ラング
【アシスタント】瀬河寛司
【音楽】David Lang
【照明】Zeynep Kepekli
生涯功労賞授賞式
受賞者：リー・ツンシン（元クイーンズランド・バレエ芸術監督）
バーミンガム・ロイヤル・バレエのツァオ・チーさんが主演した映画『小さな村の小さなダンサー』は、毛沢東政権下の中国山東省の貧しい農村に生まれた少年が米国に亡命するまでを描いた実話で、リー・ツンシンさんの自伝『毛沢東のバレエダンサー』が原作。
クイーンズランド・バレエの芸術監督として同団を世界的に認められるカンパニーへと導いたことが評価されています。
