2025年10月19日(日)午後11時20分~(BSP4K)、2025年10月20日(月)午前0時05分~(BS)放送のNHK プレミアムシアターに、新国立劇場バレエ団 ロンドン公演「ジゼル」とニューヨーク・シティ・バレエ in マドリード(再放送)が登場します。
新国立劇場バレエ団初となるロンドン公演で上演された「ジゼル」から、米沢 唯さんと井澤 駿さんが主演した公演の舞台映像です。
新国立劇場バレエ団 ロンドン公演
「ジゼル」全2幕
新国立劇場バレエ団は、2025年7月24日〜27日に英国ロイヤル・オペラ・ハウスにて『ジゼル』を上演しました。
新国立劇場バレエ団としては初めてとなるロンドン公演でしたが、全5公演のチケットは完売となる人気を博し、The Independent、Financial Times、The New York Times 等の主要国際メディアからも高く評価されたそうです。
主演を務めたのは米沢 唯さんと井澤 駿さんのペア。
実は、ジゼル役の米沢 唯さんは2024年6月に上演された『アラジン』の公演中に途中降板し、検査の結果、心臓に疾患が見つかったことから以降の公演では主演を見送っていましたが、復帰に向けての懸命の努力もあり、2025年4月の『ジゼル』において見事に主演復帰を果たしました。
「踊るのが大好きだが心臓が悪い」というジゼルの役柄にもぴったりリンクし、吉田都芸術監督は「リアル・ジゼル」と評し、復帰の本番前には感極まり二人で涙したそうです。
この『ジゼル』は、吉田都芸術監督が演出を務め、改訂振付は英国ロイヤル・バレエ時代には同僚でもあったアラスター・マリオットさんが担当し、美術・衣装は新国立劇場バレエ団『アラジン』等も担当し、日本でもお馴染みのディック・バードさんが担当し、2022年10月に初演された作品です。
また、現地で販売した公演プログラム(3,000円)が国内で販売されることになりました。
吉田都芸術監督の英国ロイヤルバレエ時代から現在までの軌跡を辿るインタビュー、豊富な舞台写真などが収められた全92ページに及び、ロンドン公演の主演ダンサー*舞台写真(ダンサー直筆サイン入り)つきプログラムも数量限定でセット販売されます。(*主演ダンサーは、小野絢子&福岡雄大、米沢 唯&井澤 駿、木村優里&渡邊峻郁、柴山紗帆&速水渉悟の4組)
公演プログラム国内販売の詳細は新国立劇場公式サイトをご確認ください。
→ https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_030336.html
■振付:ジャン・コラリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ
■演出:吉田 都
■ステージング・改訂振付:アラスター・マリオット
■音楽:アドルフ・アダン
■美術・衣装:ディック・バード
■照明:ディック・フィッシャー
■出演:
【ジゼル】米沢 唯
【アルブレヒト】井澤 駿
【ヒラリオン】中家正博
【ミルタ】吉田朱里
【ウィルフリード】中島瑞生
【ベルタ】関 優奈
【クールランド公爵】小柴富久修
【バチルド】関 晶帆
【ペザント・パ・ド・ドゥ】池田理沙子、水井駿介
【モイナ(ミルタのお付き)】花形悠月
【ズルマ(ミルタのお付き)】金城帆香
ほか
■演奏:
【指揮】ポール・マーフィー
【管弦楽】ロイヤル・バレエ・シンフォニア
■収録:2025年7月26日 ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン)
ニューヨーク・シティ・バレエ in マドリード
「セレナーデ」
【振付】ジョージ・バランシン
【音楽】チャイコフスキー
「スクエア・ダンス」
【振付】ジョージ・バランシン
【音楽】コレッリ、ヴィヴァルディ
「ザ・タイムズ・アー・レーシング」
【振付】ジャスティン・ペック
【音楽】ダン・ディーコン
■出演:ニューヨーク・シティ・バレエ団
■演奏:
【指揮】クロチルド・オトラント、アンドリュース・シル
【管弦楽】レアル劇場管弦楽団
■収録:2023年3月23・25日 レアル劇場(マドリード)