2023年5月21日(日)午後11時20分から放送されるNHK BS プレミアムシアターには、フィンランドのテロ・サーリネン率いるテロ・サーリネン・カンパニーの「トランジット」、菅井円加さんも出演しているハンブルク・バレエによるシェークスピアの戯曲を基にしたバレエ「夏の夜の夢」が登場します。
プレミアムシアター
2023年5月21日(日)の放送内容
BSPとBS4Kとでは放送内容が異なります。
BSP |
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■日程:2023年5月21日(日)午後11時20分~ ■内容: ◇テロ・サーリネン・カンパニー「トランジット」(午後11時20分30秒~午前0時43分30秒) ◇ハンブルク・バレエ「夏の夜の夢」(午前0時45分00秒~午前2時48分00秒) ◇クロノサーカス「ロックダウン」【再放送】(午前2時48分00秒~午前2時54分30秒) ◇クロノサーカス「ヴェロキラプトル」【再放送】(午前2時54分30秒~午前3時01分30秒) ◇「子どもと魔法」【再放送】(午前3時01分30秒~午前3時50分00秒) ■公式サイト:〈BSP〉5月21日の放送内容 |
BS4K |
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■日程:2023年5月21日(日)午後11時20分~ ■内容: ◇テロ・サーリネン・カンパニー「トランジット」(午後11時20分30秒~午前0時43分30秒) ◇ハンブルク・バレエ「夏の夜の夢」(午前0時45分30秒~午前2時49分00秒) ■公式サイト:〈BS4K〉5月21日の放送内容 |
テロ・サーリネン・カンパニー
「トランジット」
最初の作品は、フィンランドのヘルシンキを拠点に活動しているコンテンポラリー・ダンス・カンパニーであるテロ・サーリネン・カンパニーによる「トランジット」です。
芸術監督・ダンサー・振付家を兼務しているテロ・サーリネンは、元フィンランド国立バレエのソリストで、東洋の舞踊や武術からも影響を受けており、1992年には大野一雄舞踏研究所で学び大野一雄さんから薫陶を受けています。
ネザーランド・ダンス・シアター(NDT1)やバットシェバ舞踊団など、世界のコンテンポラリー・ダンス界を牽引するカンパニーに振付作品を提供し、また、埼玉県舞踊協会の委嘱により『MESH』を振り付け、彩の国さいたま芸術劇場で上演されたこともあります。
テロ・サーリネン・カンパニー「トランジット」 |
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■振付:テロ・サーリネン ■音楽:セバスチャン・ファーゲルルンド、トゥオマス・ノルヴィオ ■映像:IC-98 ■照明:ミンナ・ティッカイネン ■出演:テロ・サーリネン・カンパニー ■収録:2021年8月19日 メリカーペリホール(フィンランド/ヘルシンキ) |
ハンブルク・バレエ
「夏の夜の夢」
ハンブルク・バレエ「夏の夜の夢」は、シェークスピアの戯曲を基にジョン・ノイマイヤーが振り付け、1977年にハンブルク・バレエによって初演されました。
その後、パリ・オペラ座バレエやボリショイ・バレエ、ヒューストン・バレエ、ポーランド国立バレエ、デンマーク・ロイヤル・バレエ、スウェーデン王立バレエなど、世界的なカンパニーでも上演され、ジョン・ノイマイヤーの代表作のひとつとなっています。
森の中に入り込んだ貴族や職人、森に住む妖精の恋人達が繰り広げる騒動を、貴族の世界ではメンデルスゾーンの音楽を用い、妖精の世界ではジョルジュ・リゲティのコンテンポラリー・ミュージックを用い、職人の世界では手回しオルガンを用いるといったように、スタイルの異なる音楽を用いることによって、それぞれの世界がを描き分けられています。
ユルゲン・ローゼによる舞台美術・衣装、ハーミア役で出演している菅井円加さんの活躍も楽しみな作品です。
ハンブルク・バレエ「夏の夜の夢」 |
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■原作:シェークスピア ■振付:ジョン・ノイマイヤー ■音楽:メンデルスゾーン、リゲティ、トラディショナル ■舞台美術・衣装:ユルゲン・ローゼ ■出演: ヒッポリータ/妖精の王妃ティターニア:アンナ・ラウデール 公爵シーシアス/妖精の王オベロン:エドヴィン・レヴァツォフ 儀典長/妖精パック:アレクサンドル・トルーシュ ヘレナ:エレーナ・ブシェ ディミトリアス:カレン・アザチャン ハーミア:菅井円加 ライサンダー:ヤコポ・ベルーシ ほか ハンブルク・バレエ ■収録:2021年2月 ハンブルク国立歌劇場(ドイツ/ハンブルク) |
クロノサーカス「ロックダウン」【再放送】
クロノサーカス「ヴェロキラプトル」【再放送】
クロノサーカス「ロックダウン」 |
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■出演:ミヒャエル・ツァンドル、トム・ヘンデン ■収録:2020年11月22・23日 |
クロノサーカス「ヴェロキラプトル」 |
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■出演:ラ・バンド・ア・ティーレックス ■収録:2021年7月5・6日 ヴィシー・オペラ座(フランス/ヴィシー) |
「子どもと魔法」【再放送】
「子どもと魔法」 |
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■作曲:ラヴェル ■演出:ジェームズ・ポナス ■出演: 子ども:クレマンス・プッサン 安楽椅子/フクロウ:ベス・モクソン 夜鳴きウグイス/王女さま:マルゴ・ジュネ 火/羊飼いの少女/コウモリ:エリカ・バイコフ 母親/中国茶わん/トンボ:クレール・ガスコワン 羊飼いの少年/雌猫/リス:アイラ・ヒューゼ ティーポット/小さな老人/カエル:ケリグ・ボシェ 柱時計/雄猫:クリストフ・エンゲル 肘掛け椅子/木:マシュー・バスウェル ■合唱:リヨン国立歌劇場合唱団 ■管弦楽:リヨン国立歌劇場管弦楽団 ■指揮:ティトゥス・エンゲル ■収録:2019年11月14・15・19日 リヨン国立歌劇場(フランス/リヨン) |