2018年10月2日(火)に実施されたワールド・バレエ・デー2018(World Ballet Day 2018)をご覧になった方も多いかと思いますが、新国立劇場バレエ団のダンサーが着ていた衣装が気になった方も少なくないと思います。
その衣装は、日本の婚礼衣装の価値観を変えたと言われるデザイナー桂由美さんのブランド「Yumi Katsura」によるオートクチュール衣装であることが分かりました!
ワールド・バレエ・デー2018(World Ballet Day 2018)
ワールド・バレエ・デー
ワールド・バレエ・デーは2014年から始められたイベントです。
オーストラリア・バレエ、ボリショイ・バレエ、英国ロイヤル・バレエ、ナショナル・バレエ・オブ・カナダ、サンフランシスコ・バレエの5つのバレエ団が中心になって実施しています。
内容は、クラス・レッスン、リハーサルなどを中心に各カンパニーの日常的な活動をFacebook上の動画でLIVE配信するものです。
上記5つのカンパニーは、自らのカンパニーの活動のみならず上記5つ以外のカンパニーも紹介していて、世界の代表的なカンパニーの映像を見ることができます。
ワールド・バレエ・デー2018 新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ団は、クリストファー・ウィールドンの『不思議の国のアリス』を共同制作するなど、良好な関係にあるオーストラリア・バレエの紹介により2017年、2018年と2年連続で参加しています。
新国立劇場バレエ団の映像は、残念ながLIVEではなく編集された映像です。
「ワールド・バレエ・デー2018」の映像では、井澤 駿さん、木村 優里さん、柴山 紗帆さん、渡邊峻郁さんの4名が、新国立劇場施設内において日本的な模様の衣装を身にまとい華麗な踊りを披露しています。
そして、この衣装は、世界的なブランド「Yumi Katsura」のパリオートクチュールコレクションで発表した「YUMI YUZEN」のオートクチュール衣装であることが判明しました!
YUMI YUZEN
Yumi Katsura
桂由美さんは、ウェディングドレスデザイナーであり、日本のブライダルファッションの第一人者で、日本の婚礼衣装の価値観を変えた、と言われています。
「私たちが『ノー』と言ってしまえば花嫁さんの夢がそこで終わってしまう」ということから、「花嫁に『ノー』を言わず、『ノー』を言わないことは社訓でもある」と言います。
「花嫁のためなら、とにかくなんでもやる。それが私たちの歴史」
(引用元 https://www.vogue.co.jp/wedding/dress/style-yumikatsura)
ここまで徹底して花嫁さんの願いを叶えようとする桂さんの心意気、やり抜く力には脱帽します。
YUMI YUZEN
桂由美さんの活躍はブライダルだけにとどまりません。
「ワールド・バレエ・デー2018」の新国立劇場バレエ団ダンサーが身にまとっていたのは、Yumi Katsura が友禅を用いて仕上げた衣装です。
「YUMI YUZEN」はパリオートクチュールコレクションでも発表しており、「友禅を世界中の方々に日常でも気軽に着ていただけるよう、ファッショナブルなドレスに仕上げました」と説明しています。
(引用元 http://www.yumikatsura.com/yuzen)
新国立劇場バレエ団ダンサーが着用している衣装もYumi Katsuraのパリオートクチュールコレクションで発表した「YUMI YUZEN」のオートクチュール衣装の5点だそうです。
今一度、「Yumi Katsura」のオートクチュール衣装にも注目して新国立劇場バレエ団の紹介動画を見てみてください!
ワールド・バレエ・デー 2018(日本語版)|新国立劇場バレエ団
(YouTube / 新国立劇場 New National Theatre Tokyo 公式チャンネル)
「Yumi Katsura」と「新国立劇場バレエ団」のコラボレーションについては、Yumi Katsura公式サイトをご確認ください。