洗足学園音楽大学(神奈川県川崎市)のダンス専用校舎(ホワイト キャッスル)の完成記念公演が3月22日(木)~4月6日(金)の期間に開催されることは以前の記事でお知らせいたしました(そのときの記事はこちら)が、そのうち牧阿佐美バレヱ団の公演を鑑賞しました。
そのときの様子をレポートします。
洗足学園音楽大学 ダンス専用新校舎《White Castle》
今回の公演は、洗足学園音楽大学のダンス専用校舎として建設されたWhite Castle(ホワイト キャッスル)の竣工記念という位置づけです。
ダンス専用校舎なんてダンスを愛する人にとっては羨ましいことこのうえありません。
その新校舎ですが、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」、東急田園都市線「溝の口駅」から徒歩約10分のJR南武線沿いの場所に位置しています。
夜にはライトアップされてとても美しいそうですので、近くを通ったことがある人は「あれは何だろう」と思うことでしょう。
(残念ながらライトアップされた写真はありません)
エントランスはガラス張りで色鮮やかで華やかな装飾が施されています。
ここでダンスを学ばれる学生さんが羨ましいですね。
牧阿佐美バレヱ団 Classic Ballet Gala
洗足学園音楽大学には「バレエコース」が設けられており、そのなかに「牧阿佐美バレヱ団クラス」があります。
このクラスの指導陣は、牧阿佐美先生、三谷総監督のほか、現役の牧阿佐美バレヱ団ダンサーが務めています。
メインスタジオは2フロア分の天井の高いスタジオです。
客席は100席で、前列2列はステージを同一平面上です。
ステージと客席は非常に距離が近く、ダンサーと目が合ってドキドキしてしまいます。(*‘∀‘)
出演者の一人である日髙有梨さんのブログに写真付きで紹介されていますね。
⇒ https://ameblo.jp/yu-ri-h/entry-12362822242.html
皆さん素晴らしい踊りを披露されていましたが、最期の演目『カルメン』を踊られた青山季可さんはさすがでした。
キレのある踊りはもちろんのこと、目の使い方が抜群に艶っぽく、圧倒的な演技力と存在感で舞台を締めくくりました。
また、三宅里奈さんの踊りを初めて観ましたが、思いがけず素晴らしいダンサーを発見した気がします。
身体能力が非常に高く感じました。
均整の取れたラインがダンサーとしてのポテンシャルを物語っています。
他の公演でもっとじっくり踊るところを観てみようと思います。
こんなに間近でプロの踊りを観る機会なんてそうそうありません。
非常に良い機会でした。
牧阿佐美バレエ団の公演は修了してしまいましたが、3月28日(水)には、東京シティ・バレエ団の公演が、4月4日(水)には、谷桃子バレエ団の公演があります。(いずれも19:00開演)
お時間のある方にはぜひ、お勧めいたします。( ´ ▽ ‘ )
公演プログラム
日時 2018年3月23日(金)16:00開演(19:00からも同じプログラムで実施)
場所 洗足学園音楽大学 White Castle (ホワイトキャッスル メインスタジオ)
◆『ラ・シルフィード 第2幕よりパ・ド・ドゥ』
出演:日髙有梨、坂爪智来
◆『コンスタンチア よりパ・ド・ドゥ』
出演:青山季可、ラグワスレン・ オトゴンニャム
◆『サタネラ よりグラン・パ・ド・ドゥ』
出演:米澤真弓、濱田雄冴
◆『ライモンダ よりサラセン人の踊り』
出演:茂田絵美子、久保茉莉恵、三宅里奈
◆『海賊 第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥ』
出演:日髙有梨、ラグワスレン・ オトゴンニャム
◆『三銃士 第1幕より パ・ド・ドゥ』
出演:米澤真弓、坂爪智来
◆『カルメン より』
出演:青山季可