新国立劇場バレエ団ダンサーが振付た作品を新国立劇場バレエ団ダンサーが踊る「DANCE to the Future」が2シーズンぶりに戻ってきます!
2016/2017シーズン ダンス「DANCE to the Future 2016 Autumn」以来の開催です。
『DANCE to the Future 2019』の上演作品および出演者が発表されましたのでお知らせいたします。
『DANCE to the Future 2019』上演作品および出演者
『DANCE to the Future 2019』上演作品および出演者が、2018年10月22日に発表されました。
上演作品および出演者は次の通りです。
◆第一部
【作品】 『ゴルトベルク変奏曲』
【振付】 髙橋一輝
【音楽】 J.S.バッハ
【出演】 奥田花純、宇賀大将、益田裕子、渡邊拓朗
【作品】 『猫の皿』
【振付】 福田紘也
【出演】 福岡雄大、本島美和、福田圭吾、小柴富久修
【作品】 『Format』
【振付】 福田紘也
【出演】 福田紘也
◆第二部
【作品】 『Danae』
【振付】 貝川鐵夫
【音楽】 J.S.バッハ
【出演】 渡邊峻郁、木村優里
【作品】 『beyond the limits of...』(DANCE to the Future 2016 上演作品)
【振付】 福田圭吾
【音楽】 Tommy Four Seven
【出演】 奥村康祐、米沢 唯、寺田亜沙子、奥田花純、木下嘉人、原 健太、宇賀大将、玉井るい
【作品】 『カンパネラ』(DANCE to the Future 2016 上演作品)
【振付】 貝川鐵夫
【音楽】 F.リスト
【出演】 福岡雄大(29日、30日18:00) / 貝川鐵夫(30日13:00、31日)
◆第三部
Improvisation即興
【アドヴァイザー】 中村恩恵
【音楽監修】 笠松泰洋
【出演予定】
■29日、30日18:00
貝川鐵夫、福田圭吾、池田理沙子、髙橋一輝
・29日19:00:スガダイロー(pf.)室屋光一郎(vl.)伊藤ハルトシ(vc./gt.)
・30日18:00:阿部篤志(pf.)笠松泰洋(ob.)太田惠資(vl.)
■30日13:00、31日
米沢 唯、渡邊峻郁、福田紘也、中島瑞生
・30日13:00:阿部篤志(pf.) 笠松泰洋(ob.) 室屋光一郎(vl.)
・31日14:00:林 正樹(pf.) 佐藤芳明(acc.) 岩川 光(ケーナ)
『DANCE to the Future 2019』公演概要
【日程】
2019年3月29日(金)19:00
2019年3月30日(土)13:00
2019年3月30日(土)18:00
2019年3月31日(日)14:00
(開場は開演の30分前です)
【予定上演時間】 約1時間35分(休憩2回含む)
【会場】 新国立劇場 小劇場(京王新線「初台駅」中央口直結)
【チケット】 A席6,480円/B席4,320円
公演の詳細は新国立劇場ダンス公式サイトをご確認ください。
>>> 新国立劇場バレエ団 DANCE to the Future 2019
次の映像は、2015/2016シーズン「DANCE to the Future 2016」のP.V.です。
新国立劇場バレエ団ダンサーによる振付作品「DANCE to the Future」
(YouTube / 新国立劇場 New National Theatre Tokyo 公式チャンネル)
『DANCE to the Future 2019』上演作品および出演者の発表を見た感想
『DANCE to the Future』がしばらくの間、上演されていなかったので心配されていたファンも少なくないのではないでしょうか。
2016/2017シーズン ダンス「DANCE to the Future 2016 Autumn」以来、2シーズンぶりに戻ってきたことに筆者も安堵しました。
上演作品は、新作が4作品と再演が2作品に加え、第三部に「Improvisation即興」があります。
新作は、髙橋一輝さん、福田紘也さん、貝川鐵夫さんの3名の作品が上演されますが、福田紘也さんは2作品も採用され、しかも、1作品は自作自演です!
貝川さんと髙橋さんは「DANCE to the Future」の常連ですが、福田紘也さんが選ばれたのは初めてではないでしょうか。
福田紘也さんの人となりは存じ上げませんが、明るい性格でムードメーカーなのではないかと推察しています。(あくまでも筆者個人の推測です!)
もし、そうであればコミカルな作品なのではないかと思いますが、意外や深遠でシリアスな作風なのかもしれません。
実際はどうなのか、とても興味があります。
第三部「Improvisation即興」の内容は不明です。
まさか、即興で踊るのでしょうか?!
一人ならまだしも出演者は四名です。
四名がその場のノリで踊ったら収拾がつかなくなるのではないかと思いますが・・・
筆者の小さい脳みそをフル回転させて考えた結果、この作品の創作過程が即興的な手法を重視しているのではないか、という推測にいたりました。
つまり、本番のステージ上でいきなり即興で踊るのではなく、また、熟考に熟考を重ね、練りに練られた作品ということでもなく、創作の場において即興性を重視するスタイルで創られた作品ではないかと・・・
また、出演者の中に五月女 遥さんの名前が見当たらないことに違和感を感じます。
コンテンポラリーのスペシャリストである五月女さんが出演されないのは、少し、いや、かなり残念です。
福田さんの作風も気になりますが、筆者個人には第三部「Improvisation即興」とはいったいどんな作品なんだろうか?ということが非常にひっかかりました。
この疑問を解消するために早く作品を見たいという衝動に駆られます!
皆さんは、『DANCE to the Future 2019』上演作品および出演者を見て、どのように感じたでしょうか?
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