【シネマ】ウェイン・マクレガー振付担当 映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』2019年3月15日(金)公開

英国ロイヤル・バレエ団 常任振付家であるウェイン・マクレガーが劇中ダンスの振り付け、貴族の所作指導も行っている映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』が2019年3月15日(金)から公開されます。

音楽はバレエ音楽も手がけるマックス・リヒターです。

16世紀英国の二人の女王、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベス1世の対立を描いた映画ですが、バレエファンにとってはウェイン・マクレガーとマックス・リヒターが関わった作品として興味深いのではないでしょうか。

映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』について

イングランド女王エリザベスⅠ世とスコットランド女王メアリー・スチュアートの対立を描いた映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、アカデミー賞ノミネート女優である『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビーと『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンが演じる話題作です。

16世紀の英国を舞台とした映画で、音楽をマックス・リヒターが手がけ、劇中のダンスシーンの振付と16世紀貴族の所作指導をウェイン・マクレガーが担当したこともあり、バレエファンにとっては興味が湧いてくる作品ですね。

【メイキング映像】英国ロイヤルバレエ、トム・ヨークPVなど手がける鬼才振付師 ウェイン・マクレガーとは何者か!

【メイキング映像】英国ロイヤルバレエ、トム・ヨークPVなど手がける鬼才振付師 ウェイン・マクレガーとは何者か!

(YouTube / BITTERSENDinc 公式チャンネル)

ウェイン・マクレガーとマックス・リヒター

英国ロイヤル・バレエ団『ウルフ・ワークス』では、英国ロイヤル・バレエ団の常任振付家ウェイン・マクレガーとマックス・リヒターがコラボレーションしました。

『ウルフ・ワークス』は2018年2月にNHKプレミアムシアターでも放送されたのでご覧になった方も多いかと思います。

Woolf Works trailer (The Royal Ballet)

Woolf Works trailer (The Royal Ballet)

(YouTube / Royal Opera House  公式チャンネル)

下の映像では、ウェイン・マクレガーとマックス・リヒターに加えてロイヤル・バレエ団のダンサーも出演し、『ウルフ・ワークス』について語っています。

Why Virginia Woolf? Wayne McGregor on the inspiration behind Woolf Works (The Royal Ballet)

Why Virginia Woolf? Wayne McGregor on the inspiration behind Woolf Works (The Royal Ballet)

(YouTube / Royal Opera House  公式チャンネル)

マックス・リヒターは、3月9日(土)に開催された「すみだ平和祈念音楽祭2019」に出演したばかりで、鑑賞された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

若手振付家としても注目されているNBAバレエ団の宝満直也さんが、新国立劇場バレエ団在籍中に発表した『Disconnect』では、マックス・リヒターの曲を使用するなど、振付家のインスピレーションを刺激する音楽家なのでしょうか。

映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』 上映概要

■日程:2019年3月15日(金)公開
■会場:TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
■監督:ジョージー・ルーク
■脚本:ボー・ウィリモン
■原作:ジョン・ガイ
■衣裳:アレクサンドラ・バーン
■音楽:マックス・リヒター
■ヘア&メイク:ジェニー・シャーコア
■振付・所作指導:ウェイン・マクレガー
■公式サイト:『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』