【公演】小林紀子バレエ・シアター『ミックス・プログラム』2019年9月上演

小林紀子バレエ・シアターは、アシュトンとマクミランの作品を集めた『ミックス・プログラム』を2019年9月7日(土)・8日(日)に東京・初台の新国立劇場にて上演します。

イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)からファースト・ソリストのジェームス・ストリーターをゲストに招きます。

アシュトンとマクミラン作品のなかでも、日本では上演される機会の少ない演目を、上質な英国バレエを得意とする小林紀子バレエ・シアターの上演でご堪能いただけます。

小林紀子バレエ・シアター『ミックス・プログラム』 公演概要

公演概要

第116公演『ミックス・プログラム』
■日程:2019年9月7日(土)17:00開演、9月8日(日)15:00開演
■会場:新国立劇場 中劇場(京王新線「初台駅」中央口より地下通路直結)
■指揮:ポール・ストバート
■演奏:東京ニューフィルハーモニック管弦楽団
■ピアノ演奏:中野孝紀(『コンチェルト』『エリート・シンコペーションズ』)

■チケット:S席¥11,000円/A席9,000/B席¥7,000/C席¥6,000
■公式サイト:小林紀子バレエ・シアター 今シーズンのスケジュール

演目・出演者

演目1:『コンチェルト』 
第一楽章:真野琴絵、上月佑馬
第二楽章:島添亮子、ジェームス・ストリーター
第三楽章:高橋怜子

演目2:『レ・パティヌール』
Blue Boy:八幡顕光
Blue Girls:真野琴絵、廣田有紀
White Couple:島添亮子、望月一真

演目3:『エリート・シンコペーションズ』
Bethena Waltz:高橋怜子、ジェームス・ストリーター
Calliope Rag:萱嶋みゆき
Friday Night:冨川直樹

小林紀子バレエ・シアター『ミックス・プログラム』の見どころ

『コンチェルト(Concerto)

■振付:ケネス・マクミラン
■音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ
『コンチェルト』は、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番にのせたアブストラクト(抽象)・バレエです。

とくに美しい第二楽章のパ・ド・ドゥを島添亮子さんとジェームス・ストリーターさんのペアがどのような演技を見せてくれるのか、楽しみです。
小林紀子バレエ・シアターが過去に上演した『コンチェルト』の映像を公式サイトで視聴することができます。

『レ・パティヌール(Les Patineurs)』

■振付:フレデリック・アシュトン
■音楽:ジャコモ・マイヤベール
■編曲:コンスタント・ランバート
『レ・パティヌール(Les Patineurs)』は、一般的に「スケートをする人々」というサブタイトルで紹介されています。
日本では、それほど有名な演目ではありませんが、英国では人気のある演目のようです。
『レ・パティヌール』は、1937年に英国ロイヤル・バレエ団に振り付けた作品で、凍った湖でスケートをする人々を描いた郷愁を誘う作品です。
エレガントなホワイト・カップルのオリジナル・キャストはマーゴ・フォンテインとロバート・ヘルプマンです。
ブルー・ボーイは幕が降りても驚異的にピルエットを続け、興奮のなかフィナーレを迎えます。
このブルー・ボーイを演じる八幡顕光さんのテクニックに注目です。

『エリート・シンコペーションズ(Elite Syncopations)』

■振付:ケネス・マクミラン
■音楽:スコット・ジョップリン 他
『エリート・シンコペーションズ』は、約35分と短めでコミカルな作品で、1974年にマクミランが振り付けた作品です。
マクミランの作品ですが、これが『ロメオとジュリエット』や『マノン』を振り付けた人の作品かと少し信じられない気がします。
ステージ上で演奏される、スコット・ジョップリンを含むラグタイム*に合わせ、装飾を施された全身タイツのような衣装で踊ります。(´▽`)
ラグタイムを知らない方でも、曲を耳にすればどこかで聞いたことのあるような音楽で、どこか哀愁を帯びているようにも感じます。
背の高い女性ダンサーと背の低い男性ダンサーのやり取りなど、
笑いを誘うコミカルな演出も魅力です。(´▽`)
ベセナ・ワルツは高橋怜子さんの当たり役の一つで(筆者が勝手にそう思っている)、抜群に素晴らしい表情に注目していただきたいと思います。
日本のカンパニーでは小林紀子バレエ・シアターくらいでしか見ることができない演目ではないでしょうか。
*黒人音楽に影響を受けた音楽で、ジャズのルーツの一つと言われています。スコット・ジョップリンが有名。

小林紀子バレエ・シアターは映像を公開していないため、本家 英国ロイヤル・バレエ団のリハーサル映像で作品の雰囲気を感じてみてください。

The Royal Ballet rehearse Elite Syncopations

(YouTube / Royal Opera House  公式チャンネル)

ゲスト・ダンサー

客演するジェームス・ストリーターさんの踊りを見ることができるのも、この舞台の大きな見どころの一つではないでしょうか。

タマラ・ロホ芸術監督率いるイングリッシュ・ナショナル・バレエの野心作 アクラム・カーン 版『ジゼル』は世界中で高い評価を得ていますが、日本でもNHK BS プレミアムシアターでの放送、映画館上映など、大きな話題を呼びました。
この作品でジェームス・ストリーターは、タマラ・ロホ演じるジゼルを相手にアルブレヒト役を踊り、高く評価されています。

このときの映像を記憶している日本のバレエファンも多いのではないでしょうか。

小林紀子バレエ・シアターへの客演も回数を重ねて息の合った舞台を見せてくれるはずです。
ぜひ、この来日の機会に、生の舞台でジェームス・ストリーターの踊りを堪能してください!

【ジェームス・ストリーター(James Streeter)のプロフィール
イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)ファースト・ソリスト
英国出身
5歳からバレエを始め、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールで学ぶ。
2004年 ENB入団
2007年 ファースト・アーティスト
2011年 ジュニア・ソリスト
2015年 ソリスト
2018年 ファースト・ソリスト

ジェームス・ストリーターさんのインスタグラム