2019年10月14日(月)【10月13日(日)深夜】00:00~放送の「NHK BS プレミアムシアター」では、パリ・オペラ座バレエ団『PLAY』を放送します。
(2018年09月17日〈月〉の再放送です)
スウェーデン出身の気鋭の振付家アレクサンダー・エクマンの作品で、パリ・オペラ座バレエ団 19/20シーズン プログラムにもラインナップされている人気作品です。
パリ・オペラ座バレエ団『PLAY』/NHK BS プレミアムシアター
NHK BS プレミアムシアター 2019年10月14日(月)放送概要
■放送日時:2019年10月14日(月)【10月13日(日)深夜】00:00~
■放送チャンネル:NHK BS プレミアム
■放送内容:
本日の番組紹介
◇チューリヒ歌劇場公演 歌劇『ナブッコ』
◇パリ・オペラ座バレエ『PLAY』【再放送】
パリ・オペラ座バレエ『PLAY』【再放送】放送概要
■演目:パリ・オペラ座バレエ『PLAY』
■振付・舞台美術・衣装:アレクサンダー・エクマン Alexander Ekman
■作曲:ミカエル・カールソン Mikael Karlsson
■出演:
ステファン・ビュリョン Stéphane Bullion
ミュリエル・ズスペルギー Muriel Zusperreguy
ヴァンサン・シャイエ Vincent Chaillet
ほか パリ・オペラ座バレエ団
■収録:2017年12月18・19日 パリ・オペラ座 ガルニエ宮(フランス)
パリ・オペラ座バレエ『PLAY』について
初回放送時(2018年09月17日)の感想
『PLAY』は、スウェーデン出身の気鋭の振付家アレクサンダー・エクマンが、パリ・オペラ座バレエからはじめて委嘱された作品です。
アレクサンダー・エクマンは、初演時(2017年12月)の年齢は若干33歳ですが、すでに『白鳥の湖』(2014年)や『真夏の夜の夢』(2016年)といった作品が高い評価を得ており、また、ローレンス・オリビエ賞にノミネートされたこともある逸材です。
『PLAY』は、パリ・オペラ座バレエのオーレリー・デュポン芸術監督からの評価も高く、映像で見た観客の反応も上々でした。
パリ・オペラ座バレエ団の19/20シーズンにもラインナップされ、2020年6~7月に再演されることも決まっています。
「北欧スウェーデン出身らしく」と言ってしまえばステレオタイプなものの言い方になってしまいますが、衣装や舞台美術からは、デザインも色使いもモダンで洗練された印象を強く受けました。
音楽と相まってとても大人っぽくしゃれた雰囲気を感じさせるステージです。
『PLAY』という演目名どおり、遊び心が満載のステージですが、身体能力の高いパリ・オペラ座バレエ団のダンサー達が「真剣に遊ぶ」と芸術にすらなってしまうのか、と思わせられます。
6万個もの緑色のボールを降らせてみたり、それをオーケストラ・ピットに溜めてボールプールにして遊んでみたり、ダンサーがボールを客席に投げ込んだり、大きな風船がステージと客席を行き来したりと、観客も参加させる工夫は会場に一体感をもたらし、出演者も観客も全員が当事者となって、わくわくする気持ちを共有している感じが伝わってきました。
皆さんはどのような感想をお持ちになるでしょうか。
前回放送時に、すでにご覧になった方にも、まだご覧になってない方にも、童心に帰り楽しんでいただきたい舞台です。
参考映像
(YouTube / Opéra national de Paris 公式チャンネル)
Play by A. Ekman – Trailer
出演
Stéphane Bullion ステファン・ビュリョン(エトワール)
Muriel Zusperreguy ミュリエル・ズスペルギー(プルミエール・ダンスーズ)
Vincent Chaillet ヴァンサン・シャイエ(プルミエ・ダンスール)
Marion Barbeau
Aurélia Bellet
Alice Catonnet
Silvia Saint-Martin
Ida Viikinkoski
Juliette Hilaire
Laurène Levy
Charlotte Ranson
Jennifer Visocchi
Claire Gandolfi
Marion Gautier de Charnacé
Clémence Gross
Caroline Osmont
Sofia Rosolini
Chelsea Adomaitis
Margaux Gaudy-Talazac
Mouget Shanti
Aurélien Houette
Allister Madin
Marc Moreau
Jérémy-Loup Quer
Daniel Stokes
Simon Valastro
Adrien Couvez
Yvon Demol
Alexandre Gasse
Antoine Kirscher
Mickaël Lafon
Hugo Vigliotti
Takeru Coste
Simon Le Borgne
Antonin Monié
Andréa Sarri
ゴスペル・シンガー:Calesta ”Callie” Day カリスタ「キャリー」デイ
(参考)パリ・オペラ座バレエ団 関連情報
『PLAY』は、パリ・オペラ座バレエ団 19/20シーズン プログラムにもラインナップされ、2020年6月24日~7月14日にパリ・オペラ座ガルニエ宮にて再演予定です。
なお、2020年には来日が予定されており、2月27日(木)~3月8日(日)に、ロマンティック・バレエの傑作『ジゼル』とドラマティック・バレエの傑作『オネーギン』が上演されます。