第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020 参加者発表/日本人13人が本戦出場へ!

2020年2月にスイスのモントルーで開催される「第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020」のビデオ選考および事前選考を通過した選抜者の一覧(本戦出場者)が公表されました。
選抜されたのは
27か国84人で、そのうち日本人は13人です。
前回は14人の日本人がコンクールに参加し、そのうち4人が決戦に進み、3人が入賞を果たしていますが、今回も日本人参加者の活躍が期待できそうです。
今回は、「第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020」について、日本人出場者やコンクールの進め方、審査内容・方法、賞の種類、テレビ放送など、コンクールを楽しむための様々な情報をお知らせします。

【1/7追記】審査員を追記しました。
【1/8訂正】萩本理王さんの性別に誤記がありました。訂正してお詫び申し上げます。ご指摘有り難うございました。
【1/10
】教師とコーチを追記しました。
【2/3】インターネット ライブ配信 スケジュールを追記しました。
【2/7】参加者のナンバーを追記しました。

第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020
ビデオ選考・事前選考結果の概要

ローザンヌ国際バレエコンクールは、第1段階として医療関連資料を審査した後、第2段階としてビデオ選考を行い、第3段階であるモントルーで開催される5日間の選考(本戦)に進む選抜者を決定します。
今回は44か国から377人(女子301人、男子76人)の応募があり、ビデオ選考(video selection)では26か国76人(女子48人、男子28人)が選抜され、既に事前選考(Preselections)で選抜されていた5か国8人(女子3人、男子5人)と合わせて、合計27か国から84人(女子51人、男子33人)が選抜され、モントルーでのコンクールへ参加することになりました。
日本人は13人が選抜されており、入賞への期待が高まります!
前回の第47回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2019 では、14人が本戦に出場し、決戦では3人が入賞しています。

第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020
日本人出場者

まずは、ビデオ選考で選抜された日本人13人についてです
主催者からは氏名、性別・グループ、所属スクールなどが公表されていますが、13人のうち8人が既に海外のバレエスクールに留学中です。

アリエル・デイリー(Ariel DALEY)/女子A/106
蔵元誠子バレエスクール(日本)

藤本葉月(ふじもと・はづき)/女子B/308
ウィーン国立歌劇場バレエアカデミー(オーストリア)
(Ballettakademie der Wiener Staatsoper)

藤島恵太(ふじしま・けいた)/男子B/416
エリソン・バレエ(米国)
(Ellison Ballet)

萩本理王(はぎもと・りお)/男子B/420
ジョフリー・アカデミー・オブ・ダンス(米国)
(Joffrey Academy of Dance)

堀之内咲希(ほりのうち・さき)/女子A/119
須貝りさクラシックバレエ(日本)

石井 潤(いしい・じゅん)/男子B
ベルリン国立バレエ学校(ドイツ)
(Staatliche Balletschule Berlin und Schule für Artistik)

川上 環(かわかみ・たまき)/女子B/320
チューリヒ・ダンス・アカデミー(スイス)
(Tanz Akademie Zürich)

松岡海人(まつおか・かいと)/男子A/201
愛媛バレエアカデミー(日本)

宮本乃々佳(みやもと・ののか)/女子B/304
糸尾和栄バレエスタジオ(日本)

森脇美咲(もりわき・みさき)/女子A/121
小池バレエスタジオ(日本)

殿岡 遥(とのおか・はるか)/女子B/313
パリ高等音楽舞踊学院(フランス)
(Conservatoire National Superieur de Musique et de Danse de Paris)

山田ことみ(やまだ・ことみ)/女子B/317
モナコ・プリンセス・グレース・バレエ・アカデミー(モナコ公国)
(Académie Princesse Grace Principality of Monaco)

吉岡遊歩(よしおか・ゆうほ)/男子B/419
ハンガリー・ダンス・アカデミー
ハンガリー)
Hungarian Dance Academy)

なお、第1回欧州予選で出場資格を得ていた加藤あゆみさん(スイス・チューリヒ・オペラ座付属バレエ学校)は参加を辞退したそうです。

第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020 について

「第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020」の参加者が発表され、2020年2月2日(日)~2月9日(日)にスイスのモントルーで開催されるコンクールが楽しみになってきました!
ここでは、あらてめて「ローザンヌ国際バレエコンクール」についておさらいしたいと思います。
「第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020」は、いつ、どこで、何をして、どんな賞をもらえるのか、インターネットで配信されるのか、テレビ放送はされるのか、などなど、多くの方が疑問に思うことについて
見ていきましょう!

「ローザンヌ国際バレエコンクール」について

「ローザンヌ国際バレエコンクール(Prix de Lausanne)」は、才能豊かな若いバレエダンサーがプロへの道に踏み出すことをサポートすることを目的に、1973年に創設された世界的コンクールです。
プロのダンサーではない15~18歳のあらゆる国籍のバレエの生徒に参加資格があり、ダンス界において国際的に活躍する著名な
審査員が所定の基準により審査を行います。
スカラシップ賞・プロ研修賞が用意されており、受賞者は提携している世界的な名門バレエ・スクールに1年間留学するか提携している世界的バレエ団で1年間研修することができます。
ローザンヌ国際バレエコンクールは若手バレエ・ダンサーの登竜門とも呼ばれ、コンクールをきっかけに多くの入賞者が世界的なバレエダンサーへと成長しています。

【過去の主な入賞者】
ヴィヴィアナ・デュランテ(1984)、ダーシー・バッセル(1986)、ジュリー・ケント(1986)、ジョゼ・マルティネス(1987)、アダム・クーパー(1989)、イーサン・スティーフェル(1989)、カルロス・アコスタ(1990)、ジリアン・マーフィー(1995)、フェデリコ・ボネッリ(1996)、アリーナ・コジョカル(1997)、フリーデマン・フォーゲル(1997)、スティーヴン・マックレー(2003)、オニール八菜(2009)、ジュリアン・マッケイ(2015)
【過去の主な入賞者(日本人)】
吉田 都(1983)、熊川哲也(1989)、上野水香(1993)、中村祥子(1996)、加治屋百合子(2000年)、倉永美沙(2001年)、平田桃子(2001年)、平野亮一(2001年)、高田 茜(2008)、菅井円加(2012)

ローザンヌ国際バレエコンクール 吉田都さんら大物入賞者が当時の映像を見て振り返る動画集
ローザンヌ国際バレエコンクール(Prix de Lausanne)は、過去の入賞者がコンクール当時の映像を見て振り返る動画をYouTubeで...

「第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020」について

第1段階の医療関連資料の審査、第2段階のビデオ選考でを経て選抜された約80名が、第3段階であるモントルー*1で開催されるコンクール(選考、決戦、ネットワークフォーラム)いわゆる本戦への参加が許可されます。
参加者は性別と年齢により
4つのグループに分けられます。
・ジュニア:2003年2月9日から2005年2月8日生まれ
・シニア:2001年2月9日から2003年2月8日生まれ
5日間の審査では月曜日から木曜日にクラシックとコンテンポラリーのクラスを行い、全ての参加者がクラスを受け、コーチングを受けます。
金曜日には、全参加者がクラシック・バリエーションとコンテンポラリー・バリエーション*2を舞台で公開発表します。
審査員による採点を行い、全5日間の審査を考慮したうえで、
最大20名の決選進出者を選抜します。
土曜日には審査の結果選抜された約20名により決選(FINAL)が行われ、舞台上でクラシック・バリエーションとコンテンポラリー・バリエーションを公開発表し、審査員が採点を行い受賞者を選出します。
賞として、世界的の著名なバレエ学校へ留学できるスカラシップ賞、世界的なバレエ団で研修できるプロ研修賞などが用意され、才能豊かな若いバレエダンサーがプロへの道に踏み出すことをサポートしています。

*1 例年、会場として使用しているボーリュ劇場が全面改装工事中のため、第48回ローザンヌ国際バレエコンクール(2020)は、スイスのモントルーにある「ストランヴィスキー・オーディトリウム」で開催されます。
*2 ビデオ選考通過者は、ソロ2作(クラシック・バリエーションとコンテンポラリー・バリエーション)を準備します。
バリエーションのリストは公式サイトで確認することができ、コンテンポラリーは動画も公開されています。 

第48回ローザンヌ国際バレエコンクール(2020)開催概要

主催:Fondation en faveur de l’Art chorégraphique舞踊振興財団/スイス・ローザンヌ
■開催日程:2020年2月2日(日)~2月9日(日)
・決戦は2月8日(土)に開催
・最終日はネットワーク・フォーラム

■会場:スイス、モントルー・ストランヴィスキー・オーディトリウム(Auditorium Stravinsky, Montreux)
■芸術監督・事務局長:Mrs Kathryn Bradney(キャサリン・ブラッドニー/元ベジャール・バレエ団プリンシパル)
■審査員:下記を参照してください。
■参加資格:
生年月日が2001年2月9日~2005年2月8日の将来プロとして活動することを目指すバレエの生徒。
ただし、プロ契約中あるいは過去にプロ契約を結んだことのある者の参加は認められません。
■賞:決選出場者全員に賞状とメダルが授与され、入賞しなかった決選出場者には奨励金が贈られます。
■各賞:
スカラシップ賞
提携しているバレエスクールの中から受賞者が希望するスクールへ1年間留学。授業料は免除され、留学中の生活援助金も支給されます。
(提携バレエスクールには、パリ・オペラ座バレエ学校、ワガノワ・バレエ・アカデミー、ロイヤル・バレエ・スクール、ジョン・クランコ・スクール、スクール・オブ・アメリカン・バレエなどがあります)
プロ研修賞
コンクール開催時に 17 歳以上(シニア)の受賞者が対象。
提携しているカンパニーの中から受賞者が希望するカンパニーの活動に研修生として 1 年間参加。研修中の生活援助金も支給されます。
(提携カンパニーとして、英国ロイヤル・バレエ、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、シュツットガルト・バレエ、ABT スタジオ カンパニー、K バレエ カンパニーなどがあります)
コンテンポラリー賞
決選進出者の中からコンテンポラリーの資質が優れている者 1 名に授与。
所定の講習会より1つ選択し参加することができます。(旅費、滞在費、受講料はコンクール主催者負担)
ベスト・ヤング・タレント賞
ルドルフ・ヌレエフ財団が、スカラシップを受賞しなかったが優れた芸術性を発揮した決選進出者に授与。
ベスト・スイス賞
スイスのスクールから参加の決選進出者の中から最優秀者に賞金を授与。
受賞権利を有するのはスイス国籍の決選進出者もしくはコンクール開催前に2 年以上スイスに在住してバレエ教育を受けているスイス国籍以外の決選進出者。
観客賞
決選当日に会場であるストランヴィスキー・オーディトリウムで観覧した観客の投票により選ばれた決選進出者 1 名に贈られます。
WEB 視聴者賞
WEB 視聴者賞はコンクールのライブストリーミング視聴者の投票により選ばれたコンクール参加者に贈られます。
決選当日、Arte Concert のホームページから投票します。

スカラシップ賞、プロ研修賞に入賞しなかった決選出場者は、提携スクール及びカンパニーからのオファーがあった場合、そのディレクターもしくは公式代理人と個人面接をすることができます。
決選に選抜されなかった参加者は審査員との個人面接を受けることができ、提携スクール及びカンパニーのディレクターが見学するバレエクラスに参加することができ、オファーがあった場合には、その代表者と個人面接をすることができます。
入賞、決戦進出できなかった場合にもチャンスはある訳ですね!

■ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイト:https://www.prixdelausanne.org/

審査員

【審査員長】
■フレデリック・オリヴィエリ Frédéric Olivieri
(ミラノ・スカラ座バレエ芸術監督/1977年入賞)
【副審査員長】
■ヨルゴス・ロウコス Yorgos Loukos
(リヨン・オペラ座バレエ芸術監督)
【審査員】
■フィリップ・コーエン Philippe Cohen
(ジュネーブ大劇場バレエ/バレエ監督)
■ベルニス・コピエテルス Bernice Coppieters
(モナコ公国モンテカルロ・バレエ 元プリンシパル・ダンサー、バレエ・マスター/1988年入賞)
■ナディア・デフェルム Nadia Deferm
(ベルギー・ロイヤル・バレエ・スクール・アントワープ芸術監督/1984入賞)
■チョンジン・ファン Zhongjing Fang
(アメリカン・バレエ・シアター ソリスト/2000年入賞)
■ジェイミー・パーソン Jaimie Persson
(英国ロイヤル・バレエ 元プリンシパル)
■セバスチャン・ヴィネ Sebastian Vinet
(プリンシパル・ゲスト・アーティスト/2009年入賞)
■ゼナイダ・ヤノウスキー Zenaida Yanowsky
(英国ロイヤル・バレエ 元プリンシパル/1991年ファイナリスト)

教師とコーチ

【バレエ】
■エリザベット・プラテル Élisabeth PLATEL
クラシック・バレエ 教師(女子)
パリ・オペラ座バレエ学校校長、パリ・オペラ座バレエ 元エトワール
■パトリック・アルマン Patrick ARMAND
クラシック・バレエ 教師(男子)
サンフランシスコバレエ学校校長
ローザンヌ国際バレエコンクール入賞(1980年)
■モニク・ルディエール Monique LOUDIÈRES
クラシック・バレエ コーチ(女子)
パリ・オペラ座バレエ 元エトワール
■ニコラ・ル・リッシュ Nicolas LE RICHE
クラシック・バレエ コーチ(男子)
スウェーデン王立バレエ芸術監督、パリ・オペラ座バレエ 元エトワール
■Nicola BIASUTTI
クラシック・バレエ教師(ウォーム・アップ)
ドレスデン国立歌劇場バレエ(ゼンパーオーパー・バレエ) 元ソリスト、ジョン・クランコ・スクール教師

【コンテンポラリー・ダンス】
■Armando BRASWELL
コンテンポラリー 教師
the Braswell Arts Center ディレクター
■Asier URIAGEREKA
コーチ(ジャン=クリストフ・マイヨー Jean-Christophe Maillot のバリエーション)
モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 バレエ・マスター
ローザンヌ国際バレエコンクール入賞(1993年)
■Arman GRIGORYAN
コーチ(ハインツ・スポエルリ Heinz Spoerli のバリエーション)
■ヴェロニク・ジェーン Véronique JEAN
コーチ(マウロ・ビゴンゼッティ Mauro Bigonzetti のバリエーション)
■Antoine VEREECKEN
コーチ(ウェイン・マクレガー Wayne McGregor のバリエーション)
■Aurélie GAILLARD
コーチ(リチャード・ウェアロック Richard Wherlock のバリエーション)
■Deirdre CHAPMAN
コーチ(キャシー・マーストン Cathy Marstonのバリエーション)
(注)仮名表記が不明の方はアルファベット表記のみを掲載しています。

インターネット ライブ配信

ローザンヌ国際バレエコンクールの様子は ARTE Concert のサイトでライブ配信されます。
(コンクール期間中はローザンヌ国際バレエコンクール公式サイトのトップページにも表示されます)
なお、「WEB視聴者賞」はライブ配信視聴者がArte Concert のホームページに直接投票し選出されます。
自分も「WEB視聴者賞」の審査に参加したい、という方はライブ配信を視聴してみてください!
(日本とスイスとの時差は8時間です。日本の方が8時間進んでいます)

インターネット ライブ配信 スケジュール【2/3追記】

■2月3日(月)
09:00–09:45(日本時間17:00-17:45) クラシック・クラス(女子A+B)
09:45-10:50(日本時間17:45-18:50) クラシック・バリエーション(女子A)
11:45-13:15(日本時間19:45-21:15) コンテンポラリー・クラス(男子B)
14:30-16:15(日本時間22:30-24:15) クラシック・クラス(女子B)
16:45-18:15(日本時間24:45-26:15) クラシック・クラス(男子B)

■2月4日(火)
09:30-11:00(日本時間17:30-19:00) コンテンポラリー・コーチング(女子B)
11:30-12:45(日本時間19:30-20:45) クラシック・クラス(男子B)
13:45-15:30(日本時間21:45-23:30) クラシック・クラス(女子A)
16:00-16:45(日本時間24:00-24:45) コンテンポラリー・クラス(男子A)

■2月5日(水)
08:00-09:30(日本時間16:00-17:30) クラシック・クラス(女子A+B)
10:00-11:00(日本時間18:00-19:00) コンテンポラリー・クラス(男子B)
13:45-15:00(日本時間21:45-23:00) クラシック・コーチング(女子B)
16:00-16:50(日本時間24:00-24:50) コンテンポラリー(男子A+B)

■2月6日(木)
08:00-08:45(日本時間16:00-16:45) クラシック・クラス(女子A+B)
08:45-09:45(日本時間16:45-17:45) クラシック・コーチング(女子B)
10:30-12:00(日本時間18:30-18:00) クラシック・クラス(男子A+B)
14:00-15:30(日本時間22:00-23:30) クラシック・コーチング(男子A+B)
16:15-17:20(日本時間24:15-25:20) コンテンポラリー・コーチング(女子A+B)

■2月7日(金)
09:30-(日本時間17:30-) 予選(ジュニア)
14:30-(日本時間22:30-) 予選(シニア)
19:00-(日本時間27:00-)結果発表

■2月8日(土)
14:00-(日本時間22:00-) 決戦

テレビ放送

ローザンヌ国際バレエコンクールは、例年5月頃にNHK Eテレで決選の模様が全編放送されています。
コンクールの最終審査である決選から、クラシックバリエーション(全員)と、コンテンポラリーバリエーション(抜粋)が放送されます。
スタジオでは元バレエダンサーなどがコンクールの見どころ、審査のポイントを解説します。
最近は、
元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団ファースト・ソリストの山本康介さんが解説者として出演しています。

Prix de Lausanne 2020 – Trailer
第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020 – 予告編映像

Prix de Lausanne 2020 – Trailer

【参考】第47回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2019 日本人入賞者

前回の第47回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2019 では3人の日本人が入賞しています。
佐々木須弥奈さんが3位入賞とベスト・スイス賞受賞、脇塚 優さんが4位、住山美桜さんが8位に入賞しています。
佐々木須弥奈さんはベスト・スイス賞を受賞していますが、コンクール開催前に2 年以上スイスに在住してバレエ教育を受けているため、受賞権利があります。
佐々木須弥奈さんは英国ロイヤル・バレエ、
住山美桜さんはバーミンガム・ロイヤル・バレエに研修生として参加しており、脇塚 優さんはサンフランシスコ・バレエ・スクールに留学しています。

第47回ローザンヌ国際バレエコンクール2019最終選考結果【日本人3人入賞】入賞者の動画を紹介!
プロになる前の若手ダンサーの登竜門「第47回ローザンヌ国際バレエコンクール2019」が、2019年2月9日(土)、スイス・ローザンヌ...
2019年 第47回ローザンヌ国際バレエコンクール 日本人14人が出場へ!
2019年の第47回ローザンヌ国際バレエコンクール(2月3日~10日)のビデオ審査が行われ、日本人14人が審査を通過したことが発表されました...

最後に

今回は、2020年2月にスイスのモントルーで開催される「第48回 ローザンヌ国際バレエコンクール 2020」の本戦出場者が公表されたことを受け、日本人出場者とローザンヌ国際バレエコンクールを楽しむための基本的な情報をお知らせしました。
多くの日本人が本戦に出場することになり、日本人の活躍を期待せずにはいられませんね!
過去にもローザンヌ国際バレエコンクールから多くの日本人ダンサーが世界へと羽ばたいています。
そんな偉大な先輩方に是非続いて欲しいと思います。
新たな情報が公表されたら、この記事に追記するか、もしくは、新たな記事でお知らせしたいと思います。
どうぞ、楽しみにお待ちください!