《東京》東京バレエ団『ドン・キホーテ』 トリプルキャストで2020年9月に東京文化会館で上演/12月24日〜1月11日には有料配信が決定!

【8/28追記】
公演の収容人数を会場定員の50%までとするため、チケットは前後左右の座席を空けて座席間隔を確保した形で再発売されることになりました。
また、感染症予防対策を実施する時間を確保するために開演時刻も変更されました。
そのため、7月公演のチケットをお持ちで9月公演にお振り替えをご希望だったお客様も、当初から9月公演のチケットをご購入いただいていたお客様も、現在お持ちのチケットではご入場できなくなりました。
お持ちのチケットは一度払い戻しをしていただき、あらためて、変更後の公演のチケットをご購入ください。
>>> https://thetokyoballet.com/news/9-1.html

【7/1追記】
9月26日(土)にキトリ役で出演を予定していた川島麻実子さんは足の怪我により降板し、代わりに秋山 瑛さんがキトリ役を務めることになりました。

【6/12追記】
7月に上演を予定していた東京バレエ団『ドン・キホーテ』は、新型コロナウイルス感染拡大の収束見通しが立たないため、2020年9月に延期されることになりました。
お持ちのチケットは、9月公演への振り替えが可能です。


>>> https://www.nbs.or.jp/publish/news/2020/06/post-833.html

東京バレエ団は、スペイン・バルセロナの港町を舞台に陽気に繰り広げられるバレエ『ドン・キホーテ』 (全2幕)を2020年7月9月に東京文化会館で上演します。

川島秋山/秋元、上野/柄本、沖/宮川の豪華トリプルキャストにより、個性の異なる三組三様の『ドン・キホーテ』がそれぞれの魅力で観客を魅了するステージをお楽しみに!

ウラジーミル・ワシーリエフ生誕80周年記念公演
東京バレエ団『ドン・キホーテ』(全2幕)

ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』

バレエ『ドン・キホーテ』は、スペインの作家セルバンテス著『ドン・キホーテ』のエピソードを原作にした、 底抜けに明るい誰もが楽しめる古典バレエです。
床屋のバジルと町娘キトリの恋物語として描かれ、大きな跳躍や32回転のグラン・フェッテなど、超絶技巧の応酬に会場が興奮の坩堝と化すこと必死の大人気演目です。

東京バレエ団がレパートリーとしている『ドン・キホーテ』は、ウラジーミル・ワシリーエフの演出・振付により、2001年6月に初演されました。

今回の公演は、『ドン・キホーテ』を演出・振付したウラジーミル・ワシリーエフの生誕80周年記念公演として上演します。
ワシリーエフは、ボリショイ・バレエでは、『スパルタクス』などのユーリー・グリゴローヴィチ振付作品の多くで初演するなどダンサーとして活躍しました。
そのご後、ボリショイ劇場の総監督を務め、振付家としても『アニュータ』『シンデレラ』『ドン・キホーテ』『ロミオとジュリエット』など、多くの作品を手がけています。
日本のバレエ界の育成と発展に貢献したことなどが評価され、2017年には旭日中綬章を受章しています。

ワシリーエフ版の最大の特徴は、マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキー版をもとにしながらも、冗長な部分を大胆に省いた2幕作品に仕立て上げ、現代的な感覚に合った構成にしていることです。

もともと疾走感に溢れる演目だけに、不要と思われる場面などを大胆にカットすることで、さらに爽快感が増した印象となっています。

『ドン・キホーテ』(全2幕)クレジット
■演出・振付:ウラジーミル・ワシーリエフ(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)
■引用振付:アレクサンドル・.ゴールスキー/カシアン・ゴレイゾフスキー
■音楽:レオン・ミンクス(A.シモーヌ、V.ジェロビンスキー、R.ドリゴ、J.ゲルバー、R.グリエール、E.ナブラヴニク)
■装置:ヴィクトル・ヴォリスキー
■衣裳:ラファイル・ヴォリスキー

豪華トリプルキャスト

今回の公演は、次のトリプルキャストで上演し、三者三様の魅力溢れる舞台を展開します。
川島麻実子(かわしま・まみこ)秋山 瑛(あきやま・あかり)/秋元康臣(あきもと・やすおみ)
■上野水香(うえの・みずか)/柄本 弾(つかもと・だん)
■沖 香菜子(おき・かなこ)/宮川新大(みやがわ・あらた)

川島さんの怪我により、急遽、抜擢された秋山さんはどのようなキトリを演じるのでしょうか。
秋元康臣さんは、2019年8月に上演された吉田都さん引退公演で、新国立劇場バレエ団の米沢 唯さんとともに『ドン・キホーテ』に出演した姿がNHK BS プレミアムシアターでも放送され、その映像を観てファンになったかたも多いのでは。

上野水香/柄本 弾ペアは、はじける笑顔と高度なテクニックがいかにもキトリとバジルにぴったりです。
2016年に放送されたNHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達(たつじんたち)」では、上野水香さんと元宝塚トップスター柚希礼音さんが出演していましたが、上野さんがキトリを演じるリハーサルを見学していた柚希さんは、とてもしんどいところなのに笑顔で踊っている水香さんを見て本当に驚いていました。
柄本 弾さんは、2019年10月から半年の期間、NHK「旅するフランス語」に出演しており、番組を見て柄本さんやバレエに興味を持たれた方など、バレエ鑑賞が初めての方にも楽しめる作品なので、この機会に是非ご覧いただきたい舞台です。

沖 香菜子/宮川新大ペアは、2018年4月に同時にプリンシパルに昇格した進境著しい二人です。
他の二組と比べるとキャリアということではまだ浅いかもしれませんが、キトリとバジルという若々しさも武器になる役柄ですので、初々しさ、溌剌とした演技、爽快な踊りで舞台を盛り上げてもらえたらと思います!

個性が全く異なるダンサーだけにトリプルキャストを見比べていただきたい舞台です!

公演概要

■日程:2020年7月18日(土)・19日(日)9月26日(土)・27日(日)(全3公演)
■会場:東京文化会館(東京・上野)
■アクセス:
JR「上野駅」公園口改札徒歩約1分
東京メトロ「上野駅」7番出口徒歩約5分
京成「上野駅」正面口改札徒歩約7分
(アクセス詳細はこちら
■チケット(税込):
S席11,000円/A席9,000円/B席7,000円/C席5,000円/D席4,000円/E席3,000円
■チケット発売:
・CAT会員WEB先行発売:9/8(火)21:00より
・NBS WEBチケット先行発売:9/10(木)21:00より
・親子割引[座席選択不可 S~B席]WEB:9/10(木)21:00より | TEL:9/11(金)10:00より
・U25シート[座席選択不可 当日引換]9/10(木)21:00より
・一般発売:9/11(金)10:00より

ペア割引(2枚で1,000円割引)、親子割引(お子様〈小学生~高校生〉が半額)、U25シート(1,000円)など各種割引あり。
詳細は公式サイトをご確認ください。

■演奏
指揮:ワレリー・オブジャニコフ → 井田勝大
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 → シアターオーケストラ トーキョー
(注)公演の延期により、指揮者・オーケストラも変更となりました。

■キャスト
7月18日(土)13:00
9月26日(土)13:30 キトリ:川島麻実子秋山 瑛/バジル:秋元康臣
7月18日(土)17:00
9月26日(土)18:30 キトリ:上野水香/バジル:柄本 弾
7月19日(日)14:00
9月27日(日)14:30 キトリ:沖 香菜子/バジル:宮川新大
【8月27日変更】開演時間が変更されました。

■公式サイト:https://www.nbs.or.jp/stages/2020/donquixote/index.html

有料配信急遽決定!

2020年9月26日に上演した舞台映像(全編)がフルハイビジョンで有料配信されることが急遽決定しました。

■配信日程:2020年12月24日(水)18:00〜2021年1月11日(月・祝)23:59
■視聴券料金(税込):3,000円
■販売期間: 2020年12月11日(金)19:00〜2021年1月11日(月・祝)21:00
配信期間中は何度でも繰り返し視聴可能です!

【キャスト】
キトリ/ドゥルシネア姫:秋山 瑛 
バジル:秋元康臣 
ドン・キホーテ:中嶋智哉 
サンチョ・パンサ:海田一成 
ガマーシュ:岡崎隼也 
メルセデス:二瓶加奈子 
エスパーダ:宮川新大 
ロレンツォ:永田雄大
2人のキトリの友人:加藤くるみ、中川美雪 
若いジプシーの娘:政本絵美 
ドリアードの女王:三雲友里加 
キューピッド:工 桃子

【有料配信決定】東京バレエ団「ドン・キホーテ」 【VOD】The Tokyo Ballet streams “Don Quixote”
【有料配信決定】東京バレエ団「ドン・キホーテ」 【VOD】The Tokyo Ballet streams “Don Quixote”

配信の詳細や視聴券の購入は公式サイトをご確認ください。
>>> https://www.nbs.or.jp/stages/2020/donquixote/streaming.html