英国ロイヤル・バレエ『マノン』（平野亮一出演／英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2017/18作品）2020年6月5日(金)から全国14劇場で公開

平野亮一さんがレスコー役で出演し好評を博した英国ロイヤル・バレエ『マノン』（英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2017/18作品）が、2020年6月5日(金)から全国14劇場で公開されます。

TOHOシネマズは、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」を受け、全国で休館していましたが、緊急事態宣言の解除を受け、6月5日（金）から全国的に営業を再開します。

英国ロイヤル・バレエ『マノン』（平野亮一出演／英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2017/18作品）

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、英国ロイヤル・オペラ・ハウスでは3月16日の公演を最後にその後の公演がすべて中止となり、また、日本でも緊急事態宣言により映画館が休館となったことから英国ロイヤル・オペラ・ハウス　シネマシーズン2019/20の上映演目およびスケジュールが変更となっていました。

上演が中止となった演目については、日本人ダンサーが活躍した過去のシーズンの映像が上映されることとなり、6月５日（金）からは平野亮一さんがレスコー役で出演した『マノン』、6月12日（金）からは高田茜さんがキトリ役で出演した『ドン・キホーテ』の2作品の上映が決まっています。

また、当初5月に上映予定だった金子扶生さんがオーロラ姫役で主演した『眠れる森の美女』は、6月19日（金）から2週間にわたり上映されます。

今回上映される平野亮一さんがレスコー役で出演した『マノン』は、英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2017/18で上映された作品で、マノン役にサラ・ラムさんが、デ・グリュー役にワディム・ムンタギロフさんが出演した舞台です。

『ロミオとジュリエット』と並びドラマティック・バレエの傑作と呼ばれる『マノン』はアベ・プレヴォーの小説『マノン・レスコ』を原作とし、愛ゆえにひたすら破滅へと落ちてゆく若い二人の壮絶な人生を描いています。

マクミランらしい流れるような美しいパ・ド・ドゥや全ての登場人物がそれぞれの人生を演じている様子が見どころです。

タイトルロールの兄レスコー役で出演している平野亮一さんの演技も大きな見どころで、客席からも良い反応を得られていることが分かります。

5月には、米沢唯さんとワディム・ムンタギロフさんの主演で上演された新国立劇場バレエ団の『マノン』が、「巣ごもりシアター」で無料配信されたところですが、この機会に英国ロイヤル・バレエ団の『マノン』と見比べてみるのも面白そうですね！

英国ロイヤル・バレエ『マノン』（全3幕）

クレジット

■振付：ケネス・マクミラン
■音楽：ジュール・マスネ
■指揮：マーティン・イエーツ
■美術：ニコラス・ジョージアディス
■照明：ジョン・B・リード

出演

マノン：サラ・ラム
デ・グリュー：ワディム・ムンタギロフ
レスコー：平野亮一
ムッシュー G.M.：ギャリー・エイヴィス
レスコーの愛人：イツァール・メンディザバル
娼館のマダム：クリステン・マクナリー
看守：トーマス・ホワイトヘッド
物乞いのリーダー：ジェームズ・ヘイ
高級娼婦：金子扶生、ベアトリス・スティックス=ブルネル、オリビア・カウリー、マヤラ・マグリ
紳士：マシュー・ボール、ウィリアム・ブレイスウェル、マルセリーノ・サンベ