【TV】オーストラリア・バレエ『メリー・ウィドー』(プレミアムシアター2020年8月23日)

2020年8月23日(日)のNHK BS プレミアムシアターでは、フランツ・レハールのオペレッタをオーストラリア・バレエがバレエ化した『メリー・ウィドー』を放送します。

莫大な遺産を相続した裕福な未亡人ハンナ・グラヴァリとポンテヴェドロ(架空の国)の在仏公使館に勤務しているハンナの元恋人ダニロ・ダニロヴィチ伯爵の関係を軸に、1905年パリの華やかな社交界を舞台にストーリーが展開し、ラストは幸福感に包まれたワルツで幕が降り、観る人を幸せな気分にさせてくれるバレエです。

日本人ダンサーの根本里菜さんと渡邊 綾さんも出演しています。

オーストラリア・バレエ『メリー・ウィドー』(全3幕)

バレエ『メリー・ウィドー(THE MERRY WIDOW)』は、ヴィクトール・レオンおよびレオ・シュタイン台本、フランツ・レハール作曲のオペレッタをもとにして、1975年にロナルド・ハインドオーストラリア・バレエに振り付けた作品です。

オペレッタはオペラと比べてセリフ部分が多く、内容も分かりやすくコミカルで楽しい作品がほとんどですが、オペレッタ『メリー・ウィドウ』も非常に人気が高い作品です。

日本ではあまり馴染みがない演目ですが、米国のアメリカン・バレエ・シアター(ABT)やヒューストン・バレエなどもレパートリーに取り入れていて、ヒューストン・バレエ プリンシパルの加治屋百合子さんもヴァランシエンヌ役(今回の放送ではリアン・ストイメノフが演じている)をレパートリーに持っています。

今ではオーストラリア・バレエを代表する人気演目となっています。

編曲は、サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ、英国ロイヤル・バレエ、オーストラリア・バレエ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)などで活躍したジョン・ランチベリーが担当しています。

放送される公演では、バーミンガム・ロイヤル・バレエの首席指揮者で英国ロイヤル・バレエやニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)、日本の新国立劇場バレエでも指揮しているポール・マーフィーがオペラ・オーストラリア交響楽団を指揮しています。

また、オーストラリア・バレエの元プリンシパルで芸術監督を務めるデーヴィッド・マカリスターはニェーグシュ役で出演し、日本人ダンサーの根本里菜さんと渡邊 綾さんも出演しています。

あらすじ

【第1幕】
舞台は1905年 パリのポンテヴェドロ国(架空の国)大使館

財政難にあえぐポンテヴェドロ国では、莫大な遺産を相続した裕福な寡婦ハンナ・グラヴァリが誰と再婚するのかという話題で持ちきりです。

ポンテヴェドロ国公使のミルコ・ツェータ男爵は、ハンナが外国人と再婚することにより、資産が国外に流出するのを防ぐためにはハンナの元恋人ダニロ・ダニロヴィチ伯爵が再婚相手にふさわしいと考えます。

ダニロとハンナは愛し合っていましたが、貴族のダニロは両親の反対により平民であるハンナとの関係に終止符を打っていました。

二人は今でも相手のことを愛していますが、ダニロはハンナの財産が目当てで近づいてきたのだろうと思っています。

【第2幕】
ハンナ邸の庭

ツェータ男爵の若い妻ヴァランシエンヌは、フランス人大使館員のカミーユ・ド・ロシヨンと浮気をしています。

ふたりの関係がツェータ男爵にばれないように、ハンナは機転を利かせてカミーユと再婚するとうそをつきますが、ダニロの怒りを買い、ダニロは去り際にハンナの足元にハンカチを投げ捨てます。

そのハンカチはふたりが別れたときにハンナがダニロにプレゼントしたものです。

ハンナはダニロの様子を見て、本当はダニロはまだハンナのことを愛していることを知ります。

【第3幕】
パリの高級レストラン

誤解したままのダニロはカミーユに決闘を挑みますが、全てが明かされます。

ツェータ男爵は、彼の若い妻であるヴァランシエンヌがカミーユを愛していることを悟り、そのことを受け入れます。

皆が去った後、ダニロは一人わびしく立つハンナを見つけて抱き締め、ワルツを踊り幸福感に包まれます。

関連動画

The Story of The Merry Widow
The Story of The Merry Widow

バレエ『メリー・ウィドー』のストーリー紹介動画です。

The Australian Ballet presents The Merry Widow
The Australian Ballet presents The Merry Widow

2018年に上演された新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』に客演したこともあるエイミー・ハリスが作品を紹介しています。

Costumes of The Merry Widow
Costumes of The Merry Widow

デズモンド・ヒーリーによる衣装を紹介した動画です。

NHK BS プレミアムシアター
2020年8月23日(日)放送概要

8月23日(日)のプレミアムシアター放送概要

■日程:2020年8月23日(日)午後11時20分~午前3時47分
■チャンネル:NHK BS プレミアム
■放送内容:
◇本日の番組紹介(23:20:00~23:24:30)
◇メルビッシュ音楽祭2019 喜歌劇『ほほえみの国』(23:24:30~2:05:30)
◇オーストラリア・バレエ『メリー・ウィドー』【再放送】(2:08:00~3:47:00)

オーストラリア・バレエ『メリー・ウィドー』(全3幕)

■クレジット
台本:ロバート・ヘルプマン、ロナルド・ハインド
振付:ロナルド・ハインド
音楽:フランツ・レハール
編曲:ジョン・ランチベリー
舞台美術・衣装:デズモンド・ヒーリー
照明:フランシス・クローゼ

■出演
ハンナ・グラヴァリ(裕福な寡婦):アンバー・スコット
ダニロ・ダニロヴィチ伯爵(ハンナの元恋人):アダム・ブル
ヴァランシエンヌ(ツェータ男爵の妻):リアン・ストイメノフ
カミーユ・ド・ロシヨン
(フランス人大使館員・ヴァランシエンヌの浮気相手):アンドリュー・キリアン
ミルコ・ツェータ男爵(ポンテヴェドロ国公使):スティーヴン・ヒースコート
ニェーグシュ(大使館の書記官):デーヴィッド・マカリスター   ほか

■管弦楽:オペラ・オーストラリア交響楽団

■指揮:ポール・マーフィー

■収録:2018年5月9日 シドニー・オペラ・ハウス ジョーン・サザーランド劇場(オーストラリア)

■主要キャストのプロフィール

アンバー・スコット Amber Scott(ハンナ・グラヴァリ)
プリンシパル・アーティスト(最高位)
11歳のときにオーストラリア・バレエ・スクールに入学
2001年 同校を首席で卒業し、オーストラリア・バレエに入団
2003年 デンマーク・ロイヤル・バレエ(Royal Danish Ballet)で4か月間過ごし、ブルノンヴィル・テクニックを直接学ぶ。
2011年 プリンシパル・アーティストに昇格
2016年には、デヴィッド・ホールバーグ(David Hallberg)が約2年半振りに怪我から復帰した際、復帰後初となった舞台『コッペリア』で共演しています。

アダム・ブル Adam Bull(ダニロ・ダニロヴィチ伯爵)
プリンシパル・アーティスト(最高位)
1981年生まれ
オーストラリア・バレエ・スクール出身
2002年 オーストラリア・バレエに入団
2008年 プリンシパル・アーティストに昇格
ジョージ・バランシン(George Balanchine)、ケネス・マクミラン(Sir Kenneth MacMillan)、グレアム・マーフィー(Graeme Murphy)、アレクセイ・ラトマンスキー(Alexei Ratmansky)、クリストファー・ウィールドン(Christopher Wheeldon)、ウェイン・マクレガー(Wayne McGregor)らの作品がお気に入りとのこと。
余談ですが、2009年には生涯の夢であった南極大陸に訪れたそうです。
オーストラリアの著名な探検家ダグラス・モーソン(Douglas Mawson)と同じ場所に上陸し、畏敬の念を抱き、人生を変えるほどの経験だったそうです。

■日本人ダンサーのプロフィール

根本里菜 Rina Nemoto(パーティーのゲスト、踊るカップル)
東京出身
15歳のときにパリに留学し、工藤大弐、ドミニク・カルフーニに師事。
2009年 ローザンヌ国際バレエコンクールで入賞し、英国ロイヤル・バレエで研修を受ける
2011年 オーストラリア・バレエ入団
2016年 コリフェに昇格
2018年 ソリストに昇格
陶芸に興味があるそうです!

渡邊 綾 Aya Watanabe(ポンテヴェドロ
埼玉出身
2006年 山本禮子バレエ研究所入所
2014年 ローザンヌ国際バレエコンクール ファイナリスト/オーストラリア・バレエスクールへ留学
2016年 オーストラリア・バレエ入団

見逃したプレミアムシアターを見る方法 NHKオンデマンドならU-NEXTがおすすめ【31日間無料トライアルあり】
NHK BS プレミアムシアターは、世界中の劇場で上演されたバレエ、オペラ、クラシック音楽など、選りすぐりの公演を幅広く放送してい...