【TV放送】シュツットガルト・バレエ『オネーギン』、ハンブルク・バレエ『タチヤーナ』

NHK BSプレミアムシアターでは、

シュツットガルト・バレエ『オネーギン』

ハンブルク・バレエ『タチヤーナ』(再放送)

を放送します。

二つの演目のタイトルは異なりますが、原作は同じくプーシキンの小説『エフゲニー・オネーギン』です。

主役の二人のうち、シュツットガルト・バレエのジョン・クランコは「オネーギン」を、他方、ハンブルク・バレエのジョン・ノイマイヤーは「タチヤーナ」を演目にしたようです。

同時代に同じくドイツで活躍した二人の天才振付家「ジョン」の作品を見比べてみましょうという番組制作側の意図なのでしょうか???

全く、予備知識がないため、鑑賞前に取り急ぎ『オネーギン』だけでも予習をしてみようかと思います。

放送概要

2018年4月23日(月)【4月22日深夜(日)】0:00~4:05

NHK BSプレミアムシアター

◆シュツットガルト・バレエ『オネーギン』(0:03:30~1:42:30)
収録:2017年11月3・5日 シュツットガルト国立歌劇場(ドイツ)

◆ハンブルク・バレエ『タチヤーナ』(再放送)(1:45:00~4:05:00)
収録:2015年6月5・6日 ハンブルク国立歌劇場(ドイツ)

『オネーギン』

概要

『オネーギン』はジョン・クランコ振付による物語バレエの名作。三幕六場。

振付・制作:ジョン・クランコ

音楽:チャイコフスキー (編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ)

初演:1965年4月13日 シュツットガルト・バレエ

改訂版初演:1967年10月27日 シュツットガルト・バレエ

なお、音楽はオペラ『エフゲニー・オネーギン』からは使用せず、主にチャイコフスキーのピアノ作品から厳選してクルト=ハインツ・シュトルツェが編曲したそうです。

ストーリー(ごくごく簡単なあらすじ)

田舎娘タチヤーナのもとに妹オリガの婚約者レンスキーが友人オネーギンを連れてくる。タチヤーナは洗練されたオネーギンに恋をし、気持ちを手紙にしたためる。

オネーギンはタチヤーナの気持ちを拒み、退屈しのぎにオリガにちょっかいを出し、レンスキーの怒りを買い、決闘を申し込まれる。

オネーギンはレンスキーを殺し、罪悪感にさいなまれ、放浪の旅に出る。

数年後、オネーギンが戻ってくると田舎娘だったタチヤーナは美しく教養のある淑女となり、グレーミン公爵夫人となっていた。

オネーギンは魅力的な女性に変わっていたタチヤーナに惚れ、今度は逆にオネーギンがタチヤーナに思いを手紙に書く。タチヤーナは今でもオネーギンを愛していたが、貞淑を守るためにオネーギンの気持ちを拒み、絶望したオネーギンは走り去る。

こう簡単なあらすじにしてしまうと、単なるメロドラマに思えてきますが、心の揺れる様子、内面をどのように演じるかが問われる作品のようです。

踊りはもちろんのことですが、演技に注目して鑑賞してみたいと思います。

2012年公演の際のプロモーション映像です。(YouTubeシュツットガルト・バレエ公式チャンネル)

出演

タチヤーナ:アリシア・アマトリアン

オネーギン:フリーデマン・フォーゲル

オリガ:エリサ・バデネス

レンスキー:デーヴィッド・ムーア

収録日は、2017年11月3・5日で、会場は本拠地シュツットガルト国立歌劇場(ドイツ)です。

3日と5日は同じキャストです。

主演ダンサー

フリーデマン・フォーゲル(オネーギン役)

タイトルロールであるオネーギンを踊るフリーデマン・フォーゲルは、地元シュツットガルトの出身で、John Cranko Schule(ジョン・クランコ・スクール)でバレエを学んでいます。

アリシア・アマトリアン(タチヤーナ役)

タチヤナを踊るアリシア・アマトリアンは、スペインのサン・セバスティアン出身ですが、彼女もJohn Cranko Schuleに入学しています。

シュツットガルト・バレエ来日公演

シュツットガルト・バレエは、11月に来日公演を開催します。

上演されるのは、今回、NHK BSプレミアムシアターで放送される『オネーギン』と『白鳥の湖』(ジョン・クランコ版)です。

テレビ放送を観て、『オネーギン』に関心を持たれた方、シュツットガルト・バレエに関心を持たれた方には絶好のチャンス到来です。( ´ ▽ ` )

公演概要は次のとおりです。

【シュツットガルト・バレエ団2018年日本公演】

会場:東京文化会館

『オネーギン』11月2日(金)、3日(土)、4日(日)

『白鳥の湖』11月9日(金)、10日(土)、11日(日)

【他都市公演】

11月14日(水)『白鳥の湖』(福岡サンパレス)

11月17日(土)『白鳥の湖』(兵庫県立芸術文化センター)

最後に

放送日が迫ってから『オネーギン』という演目に興味を持ち、付け焼刃で予習してみましたが、調べてみると『オネーギン』という作品は当然のことながら、歴史的意義、振付家ジョン・クランコの魅力など、いろいろと勉強しがいがありそうだと感じました。

もう少し、調べてみて、放送の感想も踏まえて、あらためて情報共有したいと思いますので、よろしければ楽しみにお待ちください。( ´ ▽ ` )