【TV】NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」に吉田都さんと宇佐見りんさんが出演 2022年1月29日(土)・2月5日(土)【4日深夜】再放送決定

2021年6月19日(土)放送のNHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」に、新国立劇場バレエ団の吉田都芸術監督が出演します。

異なる分野で活躍する2人の”達人”が対談する番組で、インタビューをする側と受ける側の役割を交代(SWITCH)するのがポイントです。

吉田都さんの対談相手は、小説『推し、燃ゆ』で2021年1月に第164回芥川賞を受賞した新進気鋭の小説家、宇佐見りんさんです。

宇佐見さんは芥川賞を21歳という史上3番目の若さで受賞した現役の大学生です。
(最年少は19歳で受賞した綿矢りささん、次いで、20歳で受賞した金原ひとみさんです)

言葉に頼ることなく表現しようとするバレエは、言語のみで表現しようとする小説とは正反対に位置する芸術のように思いますが、このような二人がどのような対談を繰り広げるのか、とても楽しみです。

宇佐見りんさんは吉田都さんを訪ねて新国立劇場バレエ団の拠点である新国立劇場を訪問し、そして出版社の喫茶室に吉田都さんを招くそうです。

宇佐見りんさんの小説は河出書房新社から出版されていますが、吉田都さんも河出書房新社から書籍を出版されていますよね!

これもご縁でしょうか?!

なお、宇佐見さんはバレエを習っていたことがあるそうです!

NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」
放送情報

■放送日程:2021年6月19日(土)午後10時00分~午後10時50分
■再放送日程:
・2021年6月26日(土)午前0時00分(金曜深夜)~
・2022年1月29日(土)午後10:00~
・2022年2月5日(土)【4日深夜】午前0時00分~
■チャンネル:NHK Eテレ
■出演:吉田 都、宇佐見りん
■語り:六角精児、平岩 紙
■公式サイト:https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/

参考情報

吉田 都 さんについて

9歳のときにバレエを始め、1983年にローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞し、英国ロイヤル・バレエ・スクールに留学。
1984年にサドラーズウェルズ・ロイヤルバレエ(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ)に入団し、1988年にはプリンシパル昇格。
1995年に英国ロイヤル・バレエにプリンシパルとして移籍し、2010年に退団。
2019年8月7日(水) ・8日(木)に新国立劇場 オペラパレスで上演された「『NHKバレエの饗宴』特別企画 吉田都引退公演Last Dance(ラスト・ダンス)」を最後にダンサーを引退。
2020年に新国立劇場 舞踊部門 芸術監督に就任。

吉田 都 さんに関するおすすめの書籍

『吉田都 永遠のプリンシパル』
 吉田 都 著
 2019年8月発売
 出版社: 河出書房新社
 B5変/ハードカバー/オールカラー/128頁

『吉田都 永遠のプリンシパル』は、35年分の秘蔵フォトを収録したオールカラーの豪華メモリアルブックであり、輝かしいキャリアを振り返る内容です。
サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ)時代の芸術監督だったサー・ピーター・ライト、英国ロイヤル・バレエ・スクール時代の同級生でありプロになってからもパートナーとして踊ったケヴィン・オヘア現・英国ロイヤル・バレエ芸術監督といった吉田 都さんのことをよく知る二人からはスペシャルエッセイが寄稿され、かつての同僚だったアリーナ・コジョカルダーシー・バッセルフェデリコ・ボネッリスティーブン・マックレータマラ・ロホらからのメッセージもあります。

『バレリーナ踊り続ける理由』
 吉田 都 著
 2019年7月発売
 出版社: 河出書房新社
 紙の本、電子書籍

吉田 都さんがバレエから教わったことを綴るエッセイ。
引退を機に、2016年に刊行された書籍に加筆修正し、グラビアと対談を増補し文庫化されました。

宇佐見りん さんについて

1999年静岡県生まれ、神奈川県育ち。
大学生、小説家。
2019年に『かか』で文藝賞を受賞し(遠野遥『改良』と同時受賞)、2020年には同作品で三島由紀夫賞を最年少で受賞。
2021年1月、21歳で『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞。綿矢りささん(19歳)、金原ひとみさん(20歳)に次ぐ史上3番目の若さでの受賞。

宇佐見りん さんに関するおすすめの書籍

『推し、燃ゆ』
 著者:宇佐見りん
 発売:2020年9月
 出版社: 河出書房新社
 紙の本、電子書籍

何もかもが上手くいっていない女子高生の主人公「あかり」にとって応援しているアイドルユニットのメンバーである上野真幸を「解釈」することが唯一の救いだが、その上野がファンを殴ったらしいことから、炎上する・・・
ファン心理を巧みに表現した描写力が高く評価された芥川賞受賞作品。

『かか』
 著者:宇佐見りん
 発売:2019年11月
 出版社: 河出書房新社
 紙の本、電子書籍

19歳の浪人生うーちゃんは、離婚を機に心を病んだ母親(かか)を救うため、ある祈りを抱えて熊野へ旅に出る・・・
宇佐見りんさんのデビュー作で、第56回文藝賞、史上最年少で第33回三島由紀夫賞を受賞した作品。

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