新国立劇場バレエ団が協力し、バレエの魅力を多角的に紹介する書籍『楽しいバレエ図鑑』が、2021年12月20日(月)に小学館から発売されます。
文章にはふりがな付できれいな写真もたくさん掲載されており、お子さまから大人まで楽しめるバレエ入門の決定版です!
この本は、そもそも「バレエって何?」という素朴な疑問に答えるところから始まり、バレエの歴史や代表的な作品の紹介があります。
チャイコフスキー三大バレエと呼ばれる『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』をはじめ、『ジゼル』『ドン・キホーテ』『コッペリア』『ロメオとジュリエット』『シンデレラ』といった人気作品、さらには『アラジン』『不思議の国のアリス』といった新しい作品も紹介されています。
新国立劇場バレエ団の2021/2022シーズンには、『白鳥の湖』(10〜11月)、『くるみ割り人形』(12月〜2022年1月)、『シンデレラ』(4〜5月)、『不思議の国のアリス』(6月)がラインアップされているので、すでに鑑賞した舞台やこれから鑑賞する予定の舞台を深く理解するのにとても役立ちます。
なお、「吉田都セレクション」(2月)では『アラジン』より「序曲」「砂漠への旅」「財宝の洞窟」が上演されます。
全幕上演ではなく名場面の抜粋上演ですが、とても魅力的なシーンです。
さらに興味深いことにこの本では、バレエの舞台を作り上げるスタッフやリハーサルの様子にまで迫っています。
舞台上で輝くダンサーに注目が集まりますが、舞台の準備には大勢のスタッフが関わっています。
普段、あまり目にすることのない振付家、芸術監督、美術スタッフ、ピアニスト、指揮者、オーケストラ、衣装などそれぞれのスタッフにも注目し、バレエの公演はどのように準備されて本番を迎えるのか、各スタッフのインタビューを交えながら紹介されています。
この本にはバレエについて知りたいことがたくさん掲載されているので、バレエのことを深く理解でき、バレエ公演をさらに楽しめるようになることでしょう。
これからバレエを始めようと思っている方からすでにバレエをされている方まで、また、お子さまから大人まで、すべてのバレエを愛する人におすすめできる本です。
書籍概要 |
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『楽しいバレエ図鑑』 発行:小学館 協力:新国立劇場バレエ団 監修:阿部さや子 定価:2,640円(税込) 発売日:2021年12月20日(月) 判型/ページ:A4判/64ページ |