英国ロイヤル・バレエのプリンシパルを中心としたダンサーによるガラ公演「ロイヤル・バレエ・ガラ」が、2022年7月に東京のBunkamura オーチャードホールで開催されます。
当初、本年、2022年の6〜7月に英国ロイヤル・バレエの日本公演が予定されていましたが、コロナ禍による様々な規制がどうなるか見通せない状況において、カンパニーとして日本公演を行う態勢を整えることが難しいとの判断から、日本公演は2023年の6〜7月に延期されました。
カンパニーとしての日本公演は延期されましたが、その代わりに、英国ロイヤル・バレエのプリンシパルを中心に選抜されたダンサーが出演する英国ロイヤル・バレエ公認によるガラ公演が2022年7月13日(水)~18日(月・祝)にかけて開催されることになりました。
上演が予定されているのは、アシュトンやマクミラン、マクレガー、ウィールドンといった英国ロイヤル・バレエを代表する振付家の作品を中心にロイヤルらしさを堪能することができる演目がラインナップされています。
【6/21発表】
7月17日(日)18:00公演の際、ケヴィン・オヘア(英国ロイヤル・バレエ団芸術監督)によるプレ・トークの開催が決定しました。
【7/12追加発表】
エドワード・ワトソン(英国ロイヤル・バレエ レペティトゥール)の登壇も決まりました!
【6/29発表】
ローレン・カスバートソンが健康上の理由から来日できなくなったため、出演者およびプログラムに変更が生じています。
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/06/post-892.html
ロイヤル・バレエ・ガラ
英国ロイヤル・バレエ団公認
プログラム・キャスト
Aプロ |
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「コンチェルト」 より第2楽章のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィッチ 出演:サラ・ラム、平野亮一 「ロミオとジュリエット」第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 出演:高田 茜、アレクサンダー・キャンベル 「明日」 振付:ウェイン・マクレガー 音楽:リヒャルト・シュトラウス 出演:フランチェスカ・ヘイワード、セザール・コラレス 「マノン」第1幕(寝室)のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ 出演:フランチェスカ・ヘイワード、アレクサンダー・キャンベル 「海賊」 振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ 出演:ヤスミン・ナグディ、セザール・コラレス 「ル・パルク」 振付:アンジュラン・プレルジョカージュ 音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 出演:ヤスミン・ナグディ、リース・クラーク 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・チャイコフスキー 出演:マリアネラ・ヌニェス、リース・クラーク 「ジュエルズ」より”ルビー” 振付:ジョージ・バランシン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー 出演:高田 茜、マルセリーノ・サンベ 「ジゼル」 振付:ジャン・コラーリ/ジュール・ペロー 音楽:アドルフ・アダン 出演:サラ・ラム、マルセリーノ・サンベ → 「白鳥の湖」より第2幕(白鳥)のパ・ド・ドゥ 振付:レフ・イワーノフ 音楽:ピョートル・チャイコフスキー 出演: →「インフラ」よりパ・ド・ドゥ 振付:ウェイン・マクレガー 音楽:マックス・リヒター 出演:サラ・ラム、エドワード・ワトソン 「精霊の踊り」 振付:フレデリック・アシュトン 音楽:クリストフ・ヴィリバルト・グルック 出演:ウィリアム・ブレイスウェル 「アポロ」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー 出演:マリアネラ・ヌニェス、平野亮一 (6月29日現在) 音楽は特別録音による音源を使用 |
Bプロ |
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「ジュエルズ」より”ダイヤモンド” 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・チャイコフスキー 出演:サラ・ラム、平野亮一 → 「ソロ」(新作世界初演) 振付:アーサー・ピタ 出演:エドワード・ワトソン 「グラン・パ・クラシック」 振付:ヴィクトル・グゾフスキー 音楽:フランソワ・オーベール 出演:マリアネラ・ヌニェス、ウィリアム・ブレイスウェル 「クローマ」 振付:ウェイン・マクレガー 音楽:ジョビー・タルボット、ジャック・ホワイトⅢ 出演:高田 茜、マルセリーノ・サンベ 「不思議の国のアリス」より第3幕のパ・ド・ドゥ 振付:クリストファー・ウィールドン 音楽:ジョビー・タルボット 出演:高田 茜、アレクサンダー・キャンベル 「ラプソディ」 振付:フレデリック・アシュトン 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ 出演:フランチェスカ・ヘイワード、アレクサンダー・キャンベル 「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 出演:フランチェスカ・ヘイワード、セザール・コラレス 「ドン・キホーテ」より第3幕のパ・ド・ドゥ 振付:マリウス・プティパ 音楽:ルトヴィク・ミンクス 出演:ヤスミン・ナグディ、セザール・コラレス 「マノン」より第1幕(寝室)のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ 出演:ヤスミン・ナグディ、リース・クラーク 「アフター・ザ・レイン」 振付:クリストファー・ウィールドン 音楽:アルヴォ・ペルト 出演:マリアネラ・ヌニェス、リース・クラーク 「ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー」 振付:クリストファー・ウィールドン 音楽:エツィオ・ボッソ、アントニオ・ヴィヴァルディ 出演:サラ・ラム、マルセリーノ・サンベ 「タイスの瞑想曲」 振付:フレデリック・アシュトン 音楽:ジュール・マスネ 出演: 「精霊の踊り」 振付:フレデリック・アシュトン 音楽:クリストフ・ヴィリバルト・グルック 出演:ウィリアム・ブレイスウェル (6月29日現在) 音楽は特別録音による音源を使用 |
プレトーク |
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■開催日:7月17日(日)17:10~17:40(予定) ■登壇者(予定): ケヴィン・オヘア(英国ロイヤル・バレエ芸術監督) エドワード・ワトソン(英国ロイヤル・バレエ レペティトゥール)【7/12追加】 ■司会:山本康介(元バーミンガム・ロイヤル・バレエ) ■内容:ケヴィン・オヘア芸術監督が、今回の公演のコンセプトからバレエ団の未来への展望などについて語ります。 https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/06/post-890.html |
出演者
出演者(予定) |
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・アレクサンダー・キャンベル(プリンシパル) ・セザール・コラレス(プリンシパル) ・ ・エドワード・ワトソン(英国ロイヤル・バレエ レペティトゥール)【追加】 ・フランチェスカ・ヘイワード(プリンシパル) ・平野亮一(プリンシパル) ・サラ・ラム(プリンシパル) ・ヤスミン・ナグディ(プリンシパル) ・マリアネラ・ヌニェス(プリンシパル) ・マルセリーノ・サンベ(プリンシパル) ・高田 茜(プリンシパル) ・ウィリアム・ブレイスウェル(ファースト・ソリスト) ・リース・クラーク(ファースト・ソリスト) |
公演情報 |
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■日程: 【Aプロ】 ・7月13日(水)18:30 ・7月14日(木)18:30 ・7月16日(土)13:30 【Bプロ】 ・7月17日(日)13:30 ・7月17日(日)18:00【プレトーク(予定)】 ・7月18日(月・祝)14:00 ■会場:Bunkamura オーチャードホール(渋谷) ■チケット: ・S席:19,000円 ・A席:17,000円 ・B席:15,000円 ・C席:13,000円 ・D席:11,000円 ・U25シート:4,000円(公演当日25歳までが対象) 【割引】 ・2演目セット券[S,A席]:1枚につき1,000円割引(先行予約期間中のみ) ・ペア割引[S,A席]:2枚で1,000円割引 ・親子割引:お子様が半額(対象:小学生~高校生) ■チケット発売: ・2演目セット券(NBS WEBチケット先行発売):4/4(月)21:00〜4/20(水)18:00 ・単独券(NBS WEBチケット先行発売):4/6(水)21:00〜4/20(水)18:00 ・一般発売:4/22(金)10:00より ・親子割引:5/10(火)10:00より ・U25シート:6/16(木)20:00より ■公式サイト:https://www.nbs.or.jp/stages/2022/royalballet/index.html |
英国ロイヤル・バレエ 関連情報
スティーブン・マックレー出演
新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』
「ロイヤル・バレエ・ガラ」の出演ダンサーにスティーブン・マックレーが含まれておらず、残念に思っている方も多いかと思いますが、2022年6月に上演される新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』にスティーブン・マックレーがゲスト出演することになりました。
英国ロイヤル・バレエが『不思議の国のアリス』を世界初演した際にオリジナル・キャスト務めたマッド・ハッター役で出演します。
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22
2022年7月15日(金)~7月21日(木)に映画館で上映される英国ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』(英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22)には、今回上演される「ロイヤル・バレエ・ガラ」にも出演するウィリアム・ブレイスウェルが主演しています。
彼が全幕で主演する姿を是非、映画館の大きなスクリーンで鑑賞してみてください!
ウィリアム・ブレイスウェルとリース・クラークがプリンシパルに昇格(2022/23シーズンから)
「ロイヤル・バレエ・ガラ」に出演予定のウィリアム・ブレイスウェルとリース・クラークは、2022/23シーズンからプリンシパルに昇格することが発表されました。
【関連記事】英国ロイヤル・バレエ ウィリアム・ブレイスウェルとリース・クラークがプリンシパルに昇格!(2022/23シーズンから)
英国ロイヤル・バレエ 2022/23 シーズン
英国ロイヤル・バレエ 2022/23 シーズンは、2022年10月にマクミラン『うたかたの恋(マイヤリング)』で幕を開け、クリスタル・パイトやウェイン・マクレガー、パム・タノヴィッツらの新作が控え、2023年3〜5月には初演から75周年を迎えるアシュトン『シンデレラ』が、舞台美術や衣装が一新されて新制作されます!
そして、2023年6月~7月には待望の日本公演が予定されています