2025年11月16日(日)午後11時20分~(BSP4K)、2025年11月17日(月)午前0時05分~(BS)放送のNHK プレミアムシアターに、巨匠モーリス・ベジャールが三島由紀夫の世界を描いたバレエ「M」、金森 穣が「かぐや姫」(竹取物語)を基に振り付けた「かぐや姫」が登場します。
東京バレエ団が誇るオリジナル作品で、両作品ともにミニドキュメントも放送されるので、作品に対する理解を深めることができます。
東京バレエ団 ベジャール振付「M」
「M」は、モーリス・ベジャールが東京バレエ団のために創作し、1993年に初演されたオリジナルの全幕バレエ作品です。
「M」は三島の頭文字であるとともに、海(Mer)、変容(Métamorphose)、死(Mort)、神秘(Mystère)、神話(Mythologie)等、「M」から想像されるイメージを展開させ、三島由紀夫の生涯を描かれます。
今回放送されるのは、三島由紀夫生誕100年に当たる今年(2025年)の9月に東京文化会館にて上演された最新の舞台映像です。
【参考動画】【プロモーション映像】ベジャール振付「M」The Tokyo Ballet – M(東京バレエ団YouTube公式チャンネル)
2025年9月公演のプロモーション映像です。
■演出・振付:モーリス・ベジャール
■音楽:黛 敏郎、C.ドビュッシー、J.シュトラウス二世、E.サティ、R.ワーグナー
■出演:
【少年】岩崎巧見
【Ⅰ‐イチ】柄本 弾
【Ⅱ‐ニ】宮川新大
【Ⅲ‐サン】生方隆之介
【Ⅳ‐シ(死)】池本祥真
【聖セバスチャン】樋口祐輝
【女】上野水香
【海上の月】金子仁美
【ヴィオレット】伝田陽美
【オレンジ】沖 香菜子
【ローズ】政本絵美
■ピアノ:菊池洋子
■収録:2025年9月21日 東京文化会館 大ホール
東京バレエ団「かぐや姫」
東京バレエ団「かぐや姫」は、「かぐや姫」(竹取物語)を基にして、ドビュッシーの楽曲を用いて制作されたバレエです。
2021年春からクリエーションが始まり、同年秋に第1幕、2023年4月に第2幕と段階的に公開され、2023年10月には全3幕のバレエとして完成・披露されました。
演出・振付を担当したのは、モーリス・ベジャール等に師事し、ヨーロッパにてダンサー、演出・振付家として活動した後、新潟県の「りゅーとぴあ」舞踊部門芸術監督に就任し、日本初となる公共劇場専属舞踊団Noismを立ち上げた金森 穣さんです。
【参考動画】【コンセプトムービー】東京バレエ団「かぐや姫」全3幕(東京バレエ団YouTube公式チャンネル)
金森穣さんが作品のコンセプトを語ります。舞台映像、リハーサル映像も視聴することができます。
■演出・振付:金森 穣
■音楽:クロード・ドビュッシー
■出演:
【かぐや姫】秋山 瑛
【道児】柄本 弾
【翁】木村和夫
【影姫】沖香菜子
【帝】大塚 卓
ほか 東京バレエ団
■衣裳デザイン:廣川玉枝(SOMA DESIGN)
■美術:近藤正樹
■映像:遠藤 龍
■照明:伊藤雅一(RYU)、金森 穣
■演出助手:井関佐和子
■衣裳制作:武田園子(Veronique)
■収録:2023年10月20日 東京文化会館 大ホール
| 【再演情報】東京バレエ団「かぐや姫」 |
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| ■日程: 2026年5月5日(火・祝)《1日2回公演》 2026年5月6日(水・振休)《1日2回公演》 ■会場:東京文化会館 (東京文化会館大ホール改修前最後の公演) |