英国ロイヤル・バレエ団は、2019年7月13日(土)、2019/20 シーズンの昇格・入退団を発表しました。
プリンシパル昇格者は既に発表されていたマルセリーノ・サンベ、ファースト・ソリストにはアナ・ローズ・オサリヴァンとアクリ瑠嘉の2名が昇格します。
また、ローザンヌ国際バレエコンクールで3位入賞した佐々木須弥奈が研修生として入団することも正式に発表されました。
今回は、英国ロイヤル・バレエ団 ダンサーの昇格・入退団(2019/20 シーズン)についてお知らせします。
英国ロイヤル・バレエ団 ダンサーの昇格・入退団(2019/20 シーズン)概要
英国ロイヤル・バレエ団 昇格者・入団者(2019/20 シーズン)
■プリンシパル
マルセリーノ・サンベ/Marcelino Sambé
■ファースト・ソリスト
アナ・ローズ・オサリヴァン/Anna Rose O’Sullivan
アクリ瑠嘉/Luca Acri
■ソリスト
ロマニー・パジャック/Romany Pajdak
イザベラ・ガスパリーニ/Isabella Gasparini
トーマス・モック/Tomas Mock
デヴィッド・ユーズ/David Yudes
■ファースト・アーティスト
アネット・ブヴォリ/Annette Buvoli
ミカ・ブラッドバリー/Mica Bradbury
アシュリー・ディーン/Ashley Dean
桂 千里/Chisato Katsura
レオ・ディクソン/Leo Dixon
ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド/Lukas Bjørneboe Brændsrød
■アーティスト(2018/19 Aud Jebsen Young Dancers Programme 研修生から正団員として入団)
Katharina Nikelski
アメリア・タウンゼント/Amelia Townsend
ユー・ハン/Yu Hang
ハリス・ベル/Harris Bell
ハリソン・リー/Harrison Lee
中尾太亮/Taisuke Nakao
■アーティスト(1年契約/英国ロイヤル・バレエ・スクール卒業生)
Sophie Allnatt
■2019/20 Aud Jebsen Young Dancers Programme 研修生(1年間の研修)
マディソン・ベイリー/Madison Bailey
リアム・ボスウェル/Liam Boswell
Brayden Gallucci
キム・ボミン/Bomin Kim
Ginevra Zambon
(全員 英国ロイヤル・バレエ・スクール卒業生)
■ローザンヌ国際バレエコンクール・ダンサー(Prix de Lausanne dancer for the 2019/20 Season/1年間の研修)
佐々木須弥奈/Sumina Sasaki
■シニア・バレエ・マスター/シニア・バレエ・ミストレス
ゲイリー・エイヴィス/Gary Avis(シニア・バレエ・マスター)
サマンサ・レイン/Samantha Raine(シニア・バレエ・ミストレス)
二人はバレエ団の芸術性を高めるための献身的な貢献が評価されました。
なお、ゲイリー・エイヴィスは、プリンシパル・キャラクター・アーティストとしても引き続き活動します。
英国ロイヤル・バレエ団 退団者
ニーアマイア・キッシュ/Nehemiah Kish(プリンシパル)
すでに発表している通り、英国ロイヤル・バレエ団での9年間のキャリアを終え、秋からはロンドン大学大学院ゴールド・スミスで文化・芸術政策の研究を始めます。
ヘレン・クロフォード/Helen Crawford(ファースト・ソリスト)
英国ロイヤル・バレエ団での17年間にわたるダンサーとしてのキャリアを終え、来シーズンからはバレエ・ミストレスに就任します。
小林ひかる/Hikaru Kobayashi(ファースト・ソリスト)【2018年10月退団】
エマ・マグワイア/Emma Maguire(ソリスト)
カミーユ・ブラッチャー/Camille Bracher(ファースト・アーティスト)
は退団します。
ラニア・アトキンス/Lania Atkins(Aud Jebsen Young Dancer Programme 研修生)は、ノルウェー国立バレエ団に入団します。
ダヴィデ・ロリッチオ/Davide Loricchio(ローザンヌ国際バレエコンクール・ダンサー)は、ミハイロフスキー劇場バレエに入団します。
リカルド・セルヴェラ/Ricardo Cervera(バレエ・マスター/元ファースト・ソリスト)は、ロイヤル・バレエ・スクールのティーチング・スタッフになるためにバレエ団を去ります。
ケヴィン・オヘア芸術監督は、彼のバレエ団での長年の経験とレパートリーに対する造詣の深さは、ダンサーの卵である生徒たちに刺激を与えることは間違いなく、引き続きバレエ団とスクールの連携を強化する、とコメントしています。
ジョナサン・コープ/Jonathan Cope(常勤レペティートル/元プリンシパル)
若手ダンサーの育成を通した貢献が最近のバレエ団の成功に不可欠であったと高く評価されています。今後は、常勤ではありませんがプリンシパル・コーチとしての協力が期待されています。
カルロス・アコスタ/Carlos Acosta(プリンシパル・ゲスト・レペティートル)は、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の芸術監督に就任します。
ケヴィン・オヘア芸術監督は、姉妹カンパニーである英国ロイヤル・バレエ団と英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の緊密な関係が維持されることを楽しみにしている、とコメントしています。
昇格者の紹介
マルセリーノ・サンベ/Marcelino Sambé(プリンシパル)
マルセリーノ・サンベのプリンシパル昇格は、6月の日本公演『ドン・キホーテ』において怪我により降板したスティーブン・マックレーの代わりに主演が決定した際に発表されていました。
英国ロイヤル・バレエ団における昇格はシーズン終了後に発表することが通例ですが、スティーブン・マックレーの代役という「重責」を担うことから情報を先出しして箔をつけたのではなかと推察します。
プリンシパルとして出演する最初の舞台は、2019年10月9日(水)19:30開演の『マノン』で、レスコー役で出演します。(マノン:マリアネラ・ヌニェス、デグリュー:ロベルト・ボッレ)
ポルトガル・リスボン出身
National Conservatory of Lisbon を経て、英国ロイヤル・バレエ アッパー・スクールを卒業し、2012/13 シーズンから英国ロイヤル・バレエ団に入団
2014年 ファースト・アーティスト
2015年にソリスト
2017年にファースト・ソリスト
レパートリー:
コーラス(リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~)
オベロン(真夏の夜の夢)
ハンス・ピーター/くるみ割り人形(くるみ割り人形)
マキューシオ(ロメオとジュリエット)
パ・ド・トロワ(白鳥の湖) など
2019年にはロメオ(ロメオとジュリエット)、バジル(ドン・キホーテ)にキャスティングされ、次々と大役を射止めています。
2019年6月の日本公演『ドン・キホーテ』でもヤスミン・ナグディさん演じるキトリを相手にバジルを踊り、好評を博しました。
The Royal Ballet rehearse the Act III Pas de deux from Don Quixote (Naghdi, Sambé)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
アナ・ローズ・オサリヴァン/Anna Rose O’Sullivan(ファースト・ソリスト)
英国・ロンドン西部のハロウ(Harrow)に生まれ、2歳で踊り始める。
地元で教育を受け、英国ロイヤル・バレエ・スクール・ホワイト・ロッジ(ロウアースクール/低学年)に入学
英国ロイヤル・バレエ・スクールを経て、2012年12月に英国ロイヤル・バレエ団にアーティストとして入団
2016年 ファースト・アーティスト
2017年 ソリスト
レパートリー:
ジュリエット(ロメオとジュリエット)
アリス(不思議の国のアリス)
クララ(くるみ割り人形)
アムール(キューピッド)(ドン・キホーテ) など
2019/20シーズンは、オーロラ姫(眠れる森の美女)、スワニルダ(コッペリア)などでの出演が決まっています。
アナ・ローズ・オサリヴァンが英国ロイヤル・オペラ・ハウスの内側を案内しています。
後半は『くるみ割り人形』のリハーサル映像です。
Anna Rose O’Sullivan on her debut in The Nutcracker (The Royal Ballet)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
アクリ瑠嘉/Luca Acri(ファースト・ソリスト)
両親が主宰するアクリ・堀本バレエアカデミーでバレエを始める。
2010年 ローザンヌ国際バレエコンクールでファイナリストとなり、英国ロイヤル・バレエ・スクールのアッパースクールに入学。
2013年 英国ロイヤル・バレエ団入団
2014年 ファースト・アーティスト
2015年にソリスト
レパートリー:
ハンス・ピーター/くるみ割り人形(くるみ割り人形)
マキューシオ(ロメオとジュリエット)
アラン(リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~)
パック(真夏の夜の夢)
青い鳥(眠れる森の美女) など
2019/20シーズンは、レスコー(マノン)、フランツ(コッペリア)などでの出演が決まっています。
『真夏の夜の夢』のリハーサル映像です。
The Dream rehearsal (The Royal Ballet)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
ロマニー・パジャック/Romany Pajdak(ソリスト)
英国・ロンドン出身
英国ロイヤル・バレエ団『眠れる森の美女』でヴィヴィアナ・デュランテの踊る姿を観てバレエに憧れる。
英国ロイヤル・バレエ・スクール出身(在学中の2003年にリン・シーモア賞受賞)
2004年 英国ロイヤル・バレエ団入団
2008年 ファースト・アーティスト
レパートリー:優しさの精(眠れる森の美女)、エフィ(ラ・シルフィード)、タチヤーナ(アナスタシア)、パ・ド・シス(ジゼル)など
コール・ド・バレエにとって最も難しい演目のひとつである『ラ・バヤデール』についてバレエ・ミストレスのサマンサ・レイン、ロマニー・パジャック、レティシア・ディアスが語っています。
サマンサ・レインは、来シーズンからシニア・バレエ・ミストレスになりますが、彼女の熱の入った指導にも心奪われます。
What it takes to perform classical dance’s most demanding corps de ballet number
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
イザベラ・ガスパリーニ/Isabella Gasparini(ソリスト)
ブラジル・サンパウロ出身
母親が主宰するバレエ・スクールでバレエを始め、カナダ・ナショナル・バレエ・スクールに入学
2003ユース・アメリカ・グランプリで金メダルを獲得
2007年 ノーザン・バレエ入団
2011年 コリフェ
2013年5月 ノーザン・バレエを退団し、イングリッシュ・ナショナル・バレエで踊る
2014年1月 英国ロイヤル・バレエ団入団
2016年 ファースト・アーティスト
レパートリー:呑気の精(眠れる森の美女)、パ・ド・シス(ジゼル)、4羽の白鳥(白鳥の湖)など
メーガン・グレース・ヒンキス、イザベラ・ガスパリーニ、ロマニー・パジャック、エリザベス・ハロッドの4羽の白鳥です。
Swan Lake – Dance of the cygnets (The Royal Ballet)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
トーマス・モック/Tomas Mock(ソリスト)
スロバキア・ブラチスラバ出身
2011年 英国ロイヤル・バレエ・スクールを卒業し、英国ロイヤル・バレエ団に入団
(最も優れた卒業生に授与されるニネッタ・ド・ヴァロワ賞を受賞)
2015年 ファースト・アーティスト
レパートリー:ヒラリオン(ジゼル)、デミトリアス(真夏の夜の夢)、4人のハンガリー高官(うたかたの恋)など
『うたかたの恋』の酒場のシーンでミッツィー・カスパー(マヤラ・マグリ)が4人のハンガリー高官と踊るシーンです。
トーマス・モックは、マルセリーノ・サンベ、リース・クラーク、カルヴァン・リチャードソンとともに4人のハンガリー高官を演じています。
Mayerling – Tavern scene (The Royal Ballet)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
デヴィッド・ユーズ/David Yudes(ソリスト)
スペイン・バルセロナで母が主宰するダンス・スクールで4歳からレッスンを始め、モナコ・プリンセス・グレース・アカデミーに留学
2014年 ローザンヌ国際バレエコンクールで入賞し、英国ロイヤル・バレエ団研修生(2014/15シーズン)となる
2015年 英国ロイヤル・バレエ団入団
2017年 ファースト・アーティスト
レパートリー:アラン(リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~)、パック(真夏の夜の夢)、パ・ド・シス(ジゼル)、ナポリの踊り(白鳥の湖)など
アネット・ブヴォリ/Annette Buvoli(ファースト・アーティスト)
米国出身
米国・コロラド州のBoulder Ballet School を経て、英国ロイヤル・バレエ・スクールに入学
2013年 英国ロイヤル・バレエ団入団
バレエ・ミストレスのサマンサ・レイン指導による『ジゼル』のリハーサルです。
The corps de ballet rehearse Giselle (The Royal Ballet)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
ミカ・ブラッドバリー/Mica Bradbury(ファースト・アーティスト)
英国・タンブリッジ・ウェルズ出身
3歳から踊りを始め、英国ロイヤル・バレエ・スクール入学
2014年 英国ロイヤル・バレエ・スクールを卒業し、ベルギー・フランドル王立バレエ団入団
2016年 英国ロイヤル・バレエ団入団
アレッタ・コリンズ(Aletta Collins)の新作『ブルー・ムーン(Blue Moon)』のリハーサル映像です。
ミカ・ブラッドバリーが、ロマニー・パジャック、マヤラ・マグリ、金子扶生、ベアトリス・スティックス=ブルネル、クリステン・マクナリー、ハナ・グレンネルとともに出演しています。
Aletta Collins rehearses new ballet Blue Moon with an all-female cast (The Royal Ballet)
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
アシュリー・ディーン/Ashley Dean(ファースト・アーティスト)
南アフリカ出身
5歳で踊りを始め、ケープ・ジュニア・バレエ・カンパニーを経て2011年にイングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールに入学
イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール卒業後、英国ロイヤル・バレエ団のAud Jebsen Young Dancers Programme in 2014の研修生となる
2015年 英国ロイヤル・バレエ団入団
桂 千里/Chisato Katsura(ファースト・アーティスト)
大阪府出身
2009年 英国ロイヤル・バレエ・スクール入学(ホワイト・ロッジ)
2012年 英国ロイヤル・バレエ・スクール入学(アッパー・スクール)
2015年 英国ロイヤル・バレエ・スクールを卒業し、英国ロイヤル・バレエ団入団
(最も優れた卒業生に授与されるニネッタ・ド・ヴァロワ賞を受賞)
2018年のワールド・バレエ・デーで、ヴァレンティノ・ズケッティがドラフト・ワークでマックス・リヒターの曲に振り付けた作品を桂 千里とハナ・グレンネルの二人がリハーサルを行っている映像です。
The Royal Ballet rehearse Draft Works – World Ballet Day 2018
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
レオ・ディクソン/Leo Dixon(ファースト・アーティスト)
英国・ブリストル出身、プリマスに移る
3歳のときに地元で踊りを始め、11歳からエルムハースト・スクール・フォー・ダンスで学ぶ
16歳のときに英国ロイヤル・バレエ・スクール(アッパー・スクール)に入学
2015年 英国ロイヤル・バレエ・スクールを卒業し、英国ロイヤル・バレエ団のAud Jebsen Young Dancers Programme の研修生となる。
2016年 英国ロイヤル・バレエ団入団
ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド/Lukas Bjørneboe Brændsrød(ファースト・アーティスト)
ノルウェー・オスロ出身
10歳で踊りを始める
バレエに転向する前はブレイク・ダンサー
ノルウェー国立バレエ・スクールを経て英国ロイヤル・バレエ・スクール入学
2015年 英国ロイヤル・バレエ・スクール卒業後、英国ロイヤル・バレエ団のAud Jebsen Young Dancers Programme の研修生となる。
(卒業時、最も優れた卒業生に授与されるニネット・ド・ヴァロワ賞〈男性〉を受賞)
2016年 英国ロイヤル・バレエ団入団
ドキュメンタリー映画『バレエボーイズ』(2014年ノルウェー/北欧版『リトル・ダンサー』)では、ノルウェー国立バレエ・スクール時代のルーカスを見ることができます。
「もし、バレエで芽が出なかったら?夢も追うべきだが、別の道も考えなさい」と言われ「それでもプロを目指したい」と答えたルーカスですが、芽が出ました!(@_@)
映画『バレエボーイズ』予告編
(YouTube / UPLINK 公式チャンネル)
佐々木須弥奈(2019/20シーズン ローザンヌ国際バレエコンクール・ダンサー(1年間の研修)
大阪府出身
祖母と両親ともにバレエダンサーというバレエ一家に生まれ、4歳でバレエを始める。
スイス・チューリヒ・ダンス・アカデミーに留学
2019年 ローザンヌ国際バレエコンクールで3位入賞
ローザンヌ国際バレエコンクールでは、元パリ・オペラ座バレエ団・エトワールのモニク・ルディエールさんの指導を受けましたが、ルディエールさんはテレビの取材に対して「あの生徒はすばらしかったです。彼女には足を滑らせるようには言いましたがほとんど注意することはなかったですね」とコメントしていました。
英国ロイヤル・バレエ団での研修が決まり、大好きなマニアネラ・ヌニェスさんのようにイギリスのカンパニーで踊りたい、という夢がグッと近づきました!
ローザンヌ国際バレエコンクール2019でのクラシカル・バリエーションで『エスメラルダ』を踊る佐々木須弥奈。
Sumina Sasaki, 313 – Prix de Lausanne 2019, classical
(YouTube / Prix de Lausanne 公式チャンネル)
最後に
今回は、2019/20シーズンの英国ロイヤル・バレエ団の昇格者および入団・退団者についてお知らせしました。
皆さんはどのように感じましたか?
アクリ瑠嘉さんがファースト・ソリストに昇格したり、2019年ローザンヌ国際バレエコンクールで3位に入賞した佐々木須弥奈さんが研修生となったり、と嬉しいニュースがありました。
昇格者、入団者の活躍がとても楽しみです。
他方、すでに2018年10月の『うたかたの恋』で引退していた小林ひかるさんがあらためてこのような形で発表されると寂しさが込み上げてきます。
ニーアマイア・キッシュさんなど、英国ロイヤル・バレエ団を去られる方々には、今まで夢のような舞台を見せていただいたことにあらためて感謝したいと思います。
英国ロイヤル・バレエ団は、2019/20シーズンは10月に『マノン』で開幕します。
映画館での上映ではありますが、「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」のおかげで、日本にいながらにしてロイヤルの最新の舞台を鑑賞できるような時代になり、ロイヤルの存在が近くなっています。
2019/20シーズンの開幕が待ち遠しいですね!