劇団四季は、2019年1月から新作ミュージカル『パリのアメリカ人』を上演します。
振付と演出は、新国立劇場バレエ団が2018年11月に上演したばかりの『不思議の国のアリス』を振り付けたクリストファー・ウィールドンさんです。
バレエ『不思議の国のアリス』を鑑賞して、ウィールドンさんの作品に興味を持った方、エンターテイメント性の高い舞台を観たいと思った方にはぴったりの作品ではないでしょうか。
劇団四季『パリのアメリカ人』公演概要
1952年にアカデミー賞を受賞したガーシュウィン(ガーシュイン)兄弟の音楽による映画『巴里のアメリカ人』をミュージカルにした作品で、クリストファー・ウィールドンさんが振付と演出を担当しています。
ウィールドンさんにとって、ミュージカルを手がけるのは初めてにもかかわらず、2015年にトニー賞振付家賞を受賞しています。
劇団四季『パリのアメリカ人』は、2019年1月20日(日)~3月8日(金)の期間には東急シアターオーブ(東京・渋谷)にて、2019年3月19日(火)~5月31日(金)の期間にはKAAT神奈川芸術劇場(神奈川・横浜)にて上演されます。
詳細は劇団四季公式サイトをご確認ください。
>>> https://www.shiki.jp/applause/aaip/
劇団四季:パリのアメリカ人:プロモーションVTR
(YouTube / 劇団四季公式チャンネル shikichannel)
2018年9月にクリストファー・ウィールドンさんも出席し、制作発表会見が行われています。
劇団四季:パリのアメリカ人:製作発表会見
(YouTube / 劇団四季公式チャンネル shikichannel)
『パリのアメリカ人』とバレエ
ミュージカル鑑賞の手始めに『パリのアメリカ人』はうってつけ
『パリのアメリカ人』はミュージカルですが、クラシックバレエのシーンもふんだんに登場するようです。
ミュージカルですから、当然、ジャズダンス、タップダンス、シアターダンスも登場します。
クリストファー・ウィールドンさんのバレエ『不思議の国のアリス』では、マッドハッターによるタップダンスのシーンが大きな話題となりました。
『不思議の国のアリス』の鑑賞をきっかけにタップダンスに興味を持った方も少なくないようです。
また、古典のバレエとは異なる現代的なエンターテイメント性の高い演出に興味を持った方も多いでしょう。
今までバレエ中心に舞台を鑑賞してきてミュージカルを観たことがない方にとって『パリのアメリカ人』は、手始めに鑑賞する作品としてぴったりですね。
ミュージカルとバレエ
バレエは全ての踊りの基礎であるとも言われています。
そのため、様々なダンスが必要なミュージカルでは、日常的にバレエのレッスンが取り入れられています。
新国立劇場バレエ研修所修了生で、現在、劇団四季に在籍している方もいらっしゃいます。
第4期の間辺朋美さん、第9期の吉岡慈夢さんです。
『パリのアメリカ人』にもお二人が出演されるのか、気になるところですね。