NBAバレエ団は2019年3月に東京文化会館にて久保紘一版『白鳥の湖』を初演します。
そして、この公演にアリーナ・コジョカル、ヘルマン・コルネホ、平田桃子のゲスト出演が決定しました!
今回は、注目のNBAバレエ団の新制作 久保紘一版『白鳥の湖』についてご紹介します。
NBAバレエ団 久保紘一版『白鳥の湖』 公演概要
■日程 2019年3月2日(土)18:00開演/3月3日(日)15:00開演
■会場 東京文化会館 大ホール(東京・上野)
■スタッフ
芸術監督・演出:久保綋一
振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ、ガリーナ・サムソヴァ
改訂振付:久保綋一、宝満直也
音楽:P.I.チャイコフスキー
一部編曲:新垣 隆
音楽監修・指揮:冨田実里
演奏:ロイヤルチェンバーオーケストラ
■キャスト
3/2
オデット/オディール:平田桃子(バーミンガム・ロイヤル・バレエ団/プリンシパル)
王子:高橋真之(NBAバレエ団/プリンシパル)
3/3
オデット/オディール:アリーナ・コジョカル(イングリッシュ・ナショナル・バレエ/リード・プリンシパル)
王子:ヘルマン・コルネホ(アメリカン・バレエ・シアター/プリンシパル)
■チケット
SS席12,000円/S席10,000円/A席8,000円/B席5,000円/Z席 2,000円 (自由席)
【2019/2/20追記】
オデット/オディール役を踊るバーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル 平田桃子さんのインタビューとリハーサル映像が公開されました。
リハーサル映像では、宝満直也さんが振付指導する場面も見ることができます。
NBAバレエ団「白鳥の湖」 平田桃子インタビュー
(YouTube / Ballet NBA 公式チャンネル)
NBAバレエ団 久保紘一版『白鳥の湖』 の見どころ
見どころ① 豪華ゲスト
冒頭でも紹介したとおり、アリーナ・コジョカル、ヘルマン・コルネホ、平田桃子といった世界的なバレエ団で活躍する現役プリンシパルがゲストとして出演します。
見どころ② 新垣 隆さん、冨田実里さんのコラボ 久保紘一版『海賊』以来再び
音楽面でも注目すべきことがあります。
音楽は当然、チャイコフスキーによるものですが、一部編曲に新垣 隆さん、音楽監修・指揮に新国立劇場バレエ団の冨田実里さんを起用しています。
この組み合わせは、2018年3月に初演された久保綋一版『海賊』で実現し、非常に高い評価を得ました。
このときのコラボが再び実現します。
久保綋一さん、新垣 隆さん、冨田実里さんの3人によるコラボからどのような化学反応が起こるのかにも注目したいですね。
3人によるコラボについてはエンタメ特化型情報メディア スパイスのレポート記事が参考になります。
見どころ③ 久保綋一、宝満直也による改訂振付
公演名としては、久保綋一版『白鳥の湖』ですが、改訂振付は久保綋一さんと宝満直也さんの名前が記載されています。
とくに宝満さんは、新国立劇場バレエ団在籍時から振付の才能を開花させていましたが、2017年12月にNBAバレエ団に移籍してから、振付の機会を着実にものにしています。
2018年3月に初演された久保綋一版『海賊』では、全幕作品の新制作に振付助手として参加し、高い評価を得たのは記憶に新しいところです。
今回は、クラシックバレエの代名詞的な存在であり、チャイコフスキー作曲3大バレエの一つである『白鳥の湖』に挑戦します。
本人にとってもやり甲斐のある作品でしょうし、振付家としての宝満さんのファンにとってもとても楽しみではないでしょうか。
作品が作品なら、それを踊るダンサーも超一流ですから、これは本人も身震いしているのではないでしょうか!
宝満さんの久保綋一版『海賊』における振付の様子は、エンタメ特化型情報メディア スパイスのインタビュー記事が参考になります。