漫画『パタリロ!』などで有名な漫画家・魔夜峰央(まや・みねお)さんの漫画『翔んで埼玉』が、二階堂ふみさんとGACKTさんのW主演で映画化され、話題となっています。
バレエファンにはあまり関係ないかと思いきや、原作者・魔夜峰央さんのインタビューで、東京バレエ団とNBAバレエ団のダンサーも出演していることが明らかとなりました。
今回はこのニュースについてお知らせします。
映画『翔んで埼玉』
映画『翔んで埼玉』とは
映画『翔んで埼玉』とは、魔夜峰央さん原作の漫画『翔んで埼玉』を映画化したものです。
漫画『翔んで埼玉』は、1982年に発表され、2015年に宝島社から30年ぶりに復刊されたことをきっかけにメディアなどで多数取り上げられ、大きな反響を呼んだそうです。
魔夜さんが埼玉県所沢市に住んでいたことから埼玉県をディスる漫画を発表し、地方ディスマンガの火付け役と言われているようです。
漫画は未完のため、映画化に際しては、いろいろな創意工夫があったようです!
東映のサイトには、映画化におけるエピソード、二階堂ふみさん&GACKTさんのW主演決定の経緯、原作者のコメントなどが掲載されていて、作品に対する興味が湧いてきます。
原作者・魔夜峰央
原作者の魔夜峰央さんは、ギャグ漫画『パタリロ!』の作者で有名です。
奥様は元バレエダンサーでバレエ教室を主宰していることもあり、魔夜さんもバレエをされるそうです。
また、娘さんはバレエ講師をしており、息子さんは、東京バレエ団・ファーストアーティストの山田眞央(やまだ・まお)さんというバレエ一家でもあります。
(記事の後半ではご家族が登場するイベントについてもご紹介しています)
映画『翔んで埼玉』にはバレエダンサーも出演
『翔んで埼玉』の映画化は、漫画ファンの間ではすでに話題となっているようですが、公式サイトや映画紹介サイトなどではバレエダンサーが出演するという情報は見受けられませんでした。
原作者である魔夜さんのインタビューからバレエダンサーの出演が明らかになっています。
「シネマズPLUS」のサイトに魔夜さんのインタビューが掲載されており、魔夜さん一家が映画に出演されていることが明かされていますが、その中で、東京バレエ団とNBAバレエ団のダンサーも出演されていることが明らかになりました。
周りでバレエダンサーが踊ってるんですが、センターのダンサーは私の息子なんです。息子は東京バレエ団に所属してるんですが、息子以外のダンサーはNBAバレエ団のダンサーが出演してくださいました。NBAは所沢に拠点をおいていて、「埼玉の映画なら」ということで急な依頼にも拘らず快諾してくださったそうです。
出所 https://cinema.ne.jp/recommend/tondesaitama2018121207/
残念ながら、予告編映像にはバレエシーンは見受けられませんが、今後、バレエシーンも公開されることを期待したいですね。
まさかのあの人も登場!? 映画『翔んで埼玉』予告編 /2月22日(金)公開
(YouTube / 東映映画チャンネル 公式チャンネル)
映画『翔んで埼玉』は、2019年2月22日(金)から全国ロードショーされます。
映画の詳細は、映画『翔んで埼玉』公式サイトをご確認ください。
>>> 映画『翔んで埼玉』
(参考情報)企画展「デビュー45周年&『パタリロ!』100巻達成記念 魔夜峰央原画展」開催中(2018年10月12日~2019年2月11日)
映画『翔んで埼玉』の原作者である魔夜峰央さんの代表作『パタリロ!』の100巻達成記念の原画展が明治大学米沢嘉博記念図書館で開催されています。
この原画展の関連企画として、魔夜峰央さんの夫・父としての側面をご家族からお話しいただく企画もあり、奥様の山田芳実さん、娘さんの山田マリエさん、息子さんの山田眞央さんが登場する予定です。
企画展の詳細は明治大学公式サイトをご確認ください。
>>> 企画展 デビュー45周年&「パタリロ!」100巻達成記念 魔夜峰央原画展 10月12日~2月11日、米沢嘉博記念図書館で開催