【映画】ヌレエフの半生を描いた『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』2019年5月10 日(金)公開

20世紀最高と言われるソ連出身のバレエダンサー ルドルフ・ヌレエフ の半生を描いた映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』が、2019年5月10 日(金)から全国公開されます。

ヌレエフの素顔とキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)パリ公演で起きた亡命事件に焦点を当て、2018年に開催された第31回東京国際映画祭のコンペティション部門では最優秀芸術貢献賞を受賞した話題作です。

【4/11】クララ・サン役アデル・エグザルホプロスのインタビュー動画を追加しました。
【5/10】メイキング映像の動画を追加しました。
【7/23】DVD発売情報追記しました。

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』の概要

映画の主人公ルドルフ・ヌレエフは20世紀最高と称されソ連出身のバレエダンサーです。
1961年のキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)パリ公演の際にソ連から西側に亡命しました。
亡命後には、ダンサーとして活躍しただけではなく、1983年にはパリ・オペラ座バレエの芸術監督に就任し、また、振付家としても多くの作品を残しています。
映画では西側に亡命するまでのヌレエフの半生を描いているようです。

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』は、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿役でも知られるレイフ・ファインズの3作目となる監督作品です。
この映画を制作したいと思った動機として、西側に亡命したヌレエフの自己実現、東西冷戦というイデオロギーの葛藤、そのような状況で個人とはどういう意味を持つのか、そういった面白いテーマがあり、魅力的な映画になると思ったと語ります。
しかし、政治的意図を込めたつもりはなく、人間の内なる精神の発露に方に興味があり、もっとも強調したかったのはヌレエフのキャラクターの強さであると語っています。

ヌレエフのキャラクターに惹かれてこの映画を制作したいと思った、ということからも分かるとおり、そのようなキャラクターを演じられる人をキャスティングすることが重要です。
ヌレエフ役には「ダンサーで演技ができる人」を探そうと決めていたそうです。
ヌレエフを演じられる俳優を選び、その後でバレエを習わせるということも考えられます。
しかし、レイフ・ファインズ監督は、バレエは小さい頃から習って体に染みついたものが外に溢れるものであると考えており、俳優の起用ではダンスシーンにおいて代役を立てることになり、それにはためらいがあったと述べています。

ロシアでの大々的なオーディションを行った結果、ヌレエフ役にはカザン・タタール国立オペラ劇場バレエ団のオレグ・イヴェンコが選ばれました。
彼を選んだ理由を5つ挙げています。

①身体的にヌレエフに似ていること
②スクリーンでの演技について理解できる才能
③インテリジェント
④人の話を聴く耳がある
⑤カメラに愛されている(ずっと見続けていたい)

皆が知っている人物について映画を制作するとき、似ているかどうかはとても重要ですが、その点、オレグ・イヴェンコはかなり似ているといいます。
ちなみに、ヌレエフはタタール人ですがイヴェンコはウクライナ人だそうです。
カザン・タタール国立オペラ劇場バレエ団に所属していますが、タタール人ではないのですね。
もちろん、はじめから演技ができた訳ではなく、プロデューサーのガブリエル・ターナによれば、ファインズは名教師であり、彼の才能を引き出していったといいます。
ファインズ監督は、ヌレエフのバレエ教師であるアレクサンドル・プーシキン役を演じて出演もしていますが、これも何かの縁でしょうか。
当初は監督に専念するはずでしたが、映画の商業的価値を考えるとレイフ・ファインズも出演した方が良いということで、心苦しくも出演をお願いしたとガブリエル・ターナは説明します。

なお、ガブリエル・ターナは、セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』もプロデュースしています。
その他にも、セルゲイ・ポルーニンが、パリ公演の際にヌレエフと同室になったユーリ・ソロヴィヨフ役で出演しています。
ヌレエフの亡命を手引きしたパリ社交界の花形クララ・サン役にはアデル・エグザルホプロスが、ヌレエフと親しかったダンサー・振付家であり多くのロマンティック・バレエの復元に貢献したピエール・ラコット役にはラファエル・ペルソナがそれぞれキャスティングされています。

レイフ・ファインズ監督は、ルドルフ・ヌレエフという強いキャラクターに惹かれ、若いアーティストの自己実現したいという意思・決意といった精神に感動したといいます。
監督はルドルフ・ヌレエフという伝説のダンサーの人物像をどのように描いたのか、ぜひ、劇場で確かめてください。

■タイトル:『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』(原題:” The White Crow “)
■キャスト:
– ルドルフ・ヌレエフ:オレグ・イヴェンコ(カザン・タタール国立オペラ劇場バレエ団 プリンシパル)
– クララ・サン:アデル・エグザルホプロス
– ユーリ・ソロヴィヨフ:セルゲイ・ポルーニン
– ピエール・ラコット役:ラファエル・ペルソナ
■スタッフ:
– 監督:レイフ・ファインズ
– プロデューサー:ガブリエル・ターナ
– 脚本:デヴィット・ヘアー

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』2019.5.10(金)公開

(YouTube / キノフィルムズ 公式チャンネル)

【4/11追加】
ヌレエフの亡命を手助けするクララ・サン役で出演しているアデル・エグザルホプロスのインタビュー動画が公開されました。
『アデル、ブルーは熱い色』でパルム・ドールを受賞したアデル・エグザルホプロスが、作品に惹かれた理由やレイフ・ファインズ監督/ヌレエフ役のオレグ・イヴェンコについて語っています。

パルム・ドール女優が語る<究極の決断>の裏側『ホワイト・クロウ』アデル・エグザルホプロスインタビュー

(YouTube / キノフィルムズ 公式チャンネル)

【5/10追加】
映画公開を直前に控え、レイフ・ファインズの監督姿を見ることもできるメイキング映像が公開されました。
ファインズ監督が俳優初挑戦のイヴェンコに熱血指導する様子、亡命シーンを撮影する様子など、情熱がほとばしります。
美しいパリの景色やバレエシーンなどと相まって、今から鑑賞が待ち切れません!

監督レイフ・ファインズが檄を飛ばす!『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』メイキング映像

(YouTube / キノフィルムズ 公式チャンネル)

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』 上映情報

■日程:2019年5月10 日(金)から順次公開
■料金:
当日一般:1,800円
ムビチケカード:1,500円
劇場、映画前売券の株式会社メイジャーのWebサイトからムビチケカードを購入すると【金子國義画・ルドルフ・ヌレエフモチーフ特製ファイル】がもらえます。
(注)数量限定。一部の劇場を除きます。

>>> 映画前売券の株式会社メイジャー

■上映劇場(上映劇場は変更となる場合があります。鑑賞前に必ず劇場にご確認ください)

【北海道地区】
北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 5/17(金)~

【東北地区】
宮城 フォーラム仙台 順次公開

【関東地区】
東京 TOHOシネマズ シャンテ 5/10(金)~
東京 新宿武蔵野館 5/10(金)~
東京 渋谷シネクイント 5/10(金)~
神奈川 TOHOシネマズ川崎 5/10(金)~
栃木 宇都宮ヒカリ座 順次公開

【中部地区】
静岡 静岡シネギャラリー 順次公開
静岡 CINEMAe_ra 順次公開
愛知 伏見ミリオン座 5/10(金)~

【近畿地区】
京都 TOHOシネマズ二条 5/10(金)~
大阪 大阪ステーションシティシネマ 5/10(金)~
兵庫 シネ・リーブル神戸 5/10(金)~

【中国・四国地区】
岡山 シネマクレール丸の内 順次公開

【九州・沖縄地区】
福岡 KBCシネマ 5/25(土)~
熊本 Denkikan 順次公開
大分 シネマ5 順次公開
沖縄 桜坂劇場ホール 順次公開

映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』の詳細、最新情報は公式サイトをご確認ください。

>>> 映画『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』

DVD発売情報

DVD『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』が2019年11月2日(土)に発売されます。