【TV】NHKバレエの饗宴2019/2019年5月19日(日)放送決定!

日本を代表するバレエ団が一堂に会する恒例の「NHKバレエの饗宴2019」が4月6日(土)、東京・渋谷のNHKホールにて開催されました。

公演の様子が2019年5月19日(日)に「クラシック音楽館」で放送されることが決まりました。

今回は、「NHKバレエの饗宴2019」についてご紹介します。

出演者や演目について簡単に説明し、それぞれの演目をイメージしやすいように動画も紹介しています。

5月19日(日)のテレビ放送に向けた予習にご活用いただければ幸いです。

【5/5追記】牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』出演者の記載漏れを追記しました。
大変失礼いたしました。m(_ _)m

放送概要

「NHKバレエの饗宴2019」
■番組名:「クラシック音楽館」
■放送日時:2019年5月19日(日)21:00~23:30
■チャンネル:NHK Eテレ
■収録:2019年4月6日(土)NHKホール

プログラム・出演者

音楽

■指揮:井田勝大
■管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

東京バレエ団『セレナーデ』(33分30秒)

■振付:ジョージ・バランシン
■音楽:チャイコフスキー
■出演:
上野水香、川島麻実子、中川美雪
秋元康臣、ブラウリオ・アルバレス
二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、秋山 瑛
岸本夏未、伝田陽美、金子仁美、加藤くるみ、上田実歩、
髙浦由美子、涌田美紀、安西くるみ、榊優美枝、
足立真里亜、最上奈々、菊池彩美、中沢恵理子
和田康佑、岡﨑 司、鳥海 創、南江祐生

『セレナーデ』はバランシンがアメリカに渡ってから最初に振り付けた作品であり、ニューヨーク・シティ・バレエにとって最も重要な作品です。
もともとは、バランシンとカースティンがニューヨークに創立したばかりのスクール・オヴ・アメリカン・バレエの上級クラス用に振り付けられた作品で、その後、改訂が繰り返されています。

物語のない作品ですが、ダンサーが舞台袖に走り去る場面で転倒して泣き出したエピソード、ダンサーが遅刻して駆け込んできたエピソードなどが盛り込まれています。
このエピソードを知らないと「今のは何だったんだろう?」と不思議に思うところがあります。
男性ダンサーの出演が少ないのも当初スクールに男子生徒が少なかったためです。

東京バレエ団では2018年4月に初演しています。

東京バレエ団の映像がなかったため、本家ニューヨーク・シティ・バレエ プリンシパルAshley Bouderが語る映像を紹介します。

NYC Ballet’s Ashley Bouder on Balanchine’s SERENADE

(YouTube / nycballet 公式チャンネル)

カリーナ・ゴンザレス&吉山シャール ルイ・アンドレ(ヒューストン・バレエ団プリンシパル)『ロメオとジュリエット』からバルコニーのパ・ド・ドゥ(10分10秒)

■振付:スタントン・ウェルチ
■音楽:プロコフィエフ
■出演:カリーナ・ゴンザレス&吉山シャール ルイ・アンドレ(ヒューストン・バレエ団プリンシパル)

「NHKバレエの饗宴」初登場となるカリーナ・ゴンザレスさんと吉山シャール ルイ・アンドレさんは、ともにヒューストン・バレエ団のプリンシパルです。

カリーナ・ゴンザレスさんは、ベネズエラ、カラカス出身で、カラカスのグスターボ・フランクリン・バレエ学校に学び、ベネズエラ国立カラカスバレエ団、タルサバレエ団を経て2010 年にソリストとしてヒューストン・バレエ団に入団し、2013 年にプリンシパルに昇格しました。

吉山シャール ルイ・アンドレさんは、ヒラキバレエスクールに学び、2005 年イングリッシュナショナルバレエスクールに留学しました。2007 年にヒューストン・バレエⅡに入団します。2008年にヒューストン・バレエ団に入団し、2013 年にソリスト、2015 年にファースト
ソリスト、 2016 年にプリンシパルに昇格しました。

今回披露した『ロメオとジュリエット』は、二人が所属するヒューストン・バレエの芸術監督であるスタントン・ウェルチの振付によるものです。

ヒューストン・バレエが公開している映像です。
ジュリエット役はカリーナ・ゴンザレスさんですが、ロメオ役は残念ながら吉山シャール ルイ・アンドレではなくコナー・ウォルシュさんです。

Romeo and Juliet – Act I Balcony

(YouTube / houstonballet 公式チャンネル)

C/Ompany『bolero/忘れろ』(25分20秒)

■構成:大植真太郎
■音楽:ラヴェル
■出演:大植真太郎、辻本知彦

C/Ompany(シースラッシュ)は、ドイツやスウェーデンの名門バレエ団、ダンスカンパニーでも踊り、国際的に評価の高い大植真太郎さんを中心として2008 年より柳本雅寛さん、平原慎太郎さんの3人で活動開始します。
2016 年には大植真太郎さん、柳本雅寛さん、平原慎太郎さん、辻本知彦さんの4人で『忘れろ/ボレロ』を発表します。
今回の舞台は大植真太郎さんと辻本知彦さんの二人による上演です。
コンテンポラリーダンスから飛び出した身体と言葉が絡み合う「談ス」とは?

舞台は休憩時間が終わる前から幕が開き、客席とのやり取りも交えながらいつの間にか始まります。
赤いばってんマーク「×」を巡る二人の攻防?が繰り広げられます。
身体能力の高い人がコントをするとこうなるの?といった作品です。
会場からは子供の笑い声が聞こえてきました。(´▽`)

ここは「バレエの饗宴」の会場ではなかったのか?
これは「バレエ」なのか?ダンスなのか?
これが「談ス」なのか?

忘れろ/ボレロ  大植真太郎/辻本知彦/柳本雅寛/平原慎太郎

(YouTube / 大植真太郎 公式チャンネル)

東京シティ・バレエ団『Octet』(34分40秒)

■振付・舞台美術・衣装・照明デザイン:ウヴェ・ショルツ
■音楽:メンデルスゾーン
■出演:
[第1楽章]
清水愛恵
キム・セジョン、中弥智博
佐合萌香、平田沙織、飯塚絵莉、渡邉 優、植田穂乃香
福田建太、吉留 諒、濱本泰然、土橋冬夢
[第2楽章]
岡博美、石黒善大
[第3楽章]
沖田貴士
玉浦誠、福田建太、吉留 諒
[第4楽章]
清水愛恵
キム・セジョン、沖田貴士
佐合萌香、平田沙織、飯塚絵莉、渡邉 優、斉藤ジュン、植田穂乃香
玉浦 誠、中弥智博、福田建太、吉留 諒、濱本泰然、土橋冬夢

振付などを手がけたウヴェ・ショルツは日本ではあまり知られていません。
彼はダンサーを音符のように動かし交響曲を奏でるシンフォニック・バレエの完成者と言われています。

4歳でバレエを始め、シュツットガルト・バレエ学校で学び、ジョン・クランコが芸術監督を務めるシュツットガルト・バレエ団に入団しています。
1982年にシュツットガルト・バレエ団の常任振付家に就任し、シュツットガルト・バレエを始めミラノ・スカラ座バレエ、モンテカルロ・バレエ団、ウィーン州立バレエ団などに振付をします。

1985年にスイス、チューリッヒ・バレエ団の首席振付家に就任し、1991年にはドイツ、ライプツィヒ・バレエ団の振付家兼芸術監督に就任します。
幼少期からピアノ、ギター、バイオリンなどの楽器も習い、10歳の頃には指揮者になることを夢見ていたといいます。

2004年に46歳の若さで急逝しています。

『Octet』は8つの楽器による重奏曲を意味し、用いられている楽器はバイオリン4挺、ビオラ2挺、チェロ2挺の合計8挺です。
(「oct」は8を意味する接頭辞)

『Octet』は2017年に東京バレエ団が日本初演を果たしています。
東京シティ・バレエ団は「NHKバレエの饗宴2014」においてウヴェ・ショルツ振付『ベートーヴェン 交響曲第7番』を上演しています。
ウヴェ・ショルツ作品は日本で上演される機会が少ないので、「NHKバレエの饗宴2019」は貴重な機会だといえますね。

東京シティ・バレエ団「Octet」リハーサル

(YouTube / 東京シティ・バレエ団 公式チャンネル)

牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』第3幕(26分20秒)

■演出・振付:アザーリ・M・プリセツキー、ワレンティーナ、サーヴィナ(プティパ、ゴルスキー版に基づく)
■音楽:ミンクス
■出演:
キトリ:阿部裕恵
バジル:清瀧千晴
ドン・キホーテ:保坂 アントン慶
サンチョ・パンサ:細野 生
キトリの友だち:日髙有梨、中川 郁
町の女たち:織山万梨子、高橋万由梨、光永百花、今村のぞみ
ボレロ:田切眞純美、石田亮一
ファンダンゴ:茂田絵美子、竹石玲奈、岡本麻由、田辺 彩、佐藤かんな、武本真利亜、三宅里奈、塩澤奈々、西山珠里、島津華子、白濵春可、佐伯可南子
中島哲也、坂爪智来、松田耕平、鈴木真央、ラグワスレン・ オトゴンニャム、元吉優哉、米倉大陽、石山 陸、渡會 慶、田村幸弘、近藤悠歩、山本達史
キューピッド:米澤真弓
キューピッドたち(日本ジュニアバレヱ):岩﨑優愛、大熊美里、大橋理帆、小川紗空、河鰭春奈、清田めいな、小宮彩香、後藤美櫻、齋藤咲来、進士凛々香、永易 雪、浪崎杏樹
貴族たち:稲津友梨花、渡部由綺子、土屋 桜、中山希望
塚田 渉、依田俊之、山際 諒、細谷 森

バレエファンには説明不要のスペインを舞台にした大人気演目です。
演目名は『ドン・キホーテ』ですが、主役はキトリとバジルです。

勇敢な騎士だと思い込んだドン・キホーテは、サンチョ・パンサをお供にして出た諸国漫遊の旅で訪れたスペイン・バルセロナを舞台に騒動が繰り広げられます。
上演されるのは第3幕のキトリとバジルの結婚式の場面です。
キトリとバジルの超絶技巧の応酬は見応え抜群の名場面で、キトリの32回グラン・フェッテで盛り上がりは最高潮を迎えます!

キトリとバジルを演じるのは牧阿佐美バレヱ団が誇る技巧派ペアの阿部裕恵さんと清瀧千晴さんです。
阿部さんは牧阿佐美バレヱ団入団2年目の2017年6月に『ドン・キホーテ』のキトリで主役デビューを果たし、オンステージ新聞で舞台評論家が選ぶ2017新人ベスト1にも選出されました。
『ドン・キホーテ』のキトリとバジルは、阿部裕恵/清瀧千晴ペアの当たり役となっています。

牧阿佐美バレヱ団 2018年3月公演「ドン・キホーテ」P.V.

(YouTube / Asami Maki Ballet Tokyo 公式チャンネル)

「NHKバレエの饗宴2019」に関する詳細や最新情報は「NHKバレエの饗宴」公式サイトを、テレビ放送に関する詳細や最新情報は「クラシック音楽館」公式サイトをご確認ください。

>>> NHKバレエの饗宴

>>> クラシック音楽館

【鑑賞レポ】NHKバレエの饗宴2019/2019年4月6日(土)
日本を代表するバレエ団が一堂に会して上演される恒例の「NHKバレエの饗宴2019」が、2019年4月6日(土)に東京・渋谷のNHKホ...
【公演情報】「NHKバレエの饗宴2019」を鑑賞した方にオススメのバレエ公演
「NHKバレエの饗宴2019」が、2019年4月6日(土)に東京渋谷のNHKホールにて開催されました。 出演したバレエ団や上演...