新国立劇場ダンス「中村恩恵×新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』」2019年11月30日・12月1日上演

新国立劇場ダンス公演「中村恩恵×新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』」が、2019年11月30日(土)・12月1日(日)の二日間、新国立劇場 中劇場にて上演されます。

ネザー・ランド・ダンス・シアター(NDT)などで活躍した中村恩恵さんが新国立劇場バレエ団とコラボレーションを行い、ベートーヴェンの音楽に乗せてベートーヴェンの生涯を描き2017年に初演された作品の再演です。

クラシック・バレエをベースとしており、コンテンポラリー・ダンスを見慣れていない方にも受け入れやすい作品ではないでしょうか。

新国立劇場ダンス「中村恩恵 × 新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』」

「中村恩恵 × 新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』」について

「中村恩恵 × 新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』」は、ネザー・ランド・ダンス・シアター(NDT)などで活躍し、日本のコンテンポラリー界を牽引する中村恩恵さんが新国立劇場バレエ団とコラボレーションを行い、ベートーヴェンの音楽に乗せてベートーヴェンの生涯を描いた作品で2017年に初演されました。

キャストは初演時と同じく、ベートーヴェンを福岡雄大さんが演じ、ベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタの一つである『月光』を捧げた相手とされるジュリエッタに米沢 唯さん、ベートーヴェンの死後に発見された「不滅の恋人に」と書かれた手紙の相手とされるアントニエに小野絢子さんが配されています。

本島美和さん演じるヨハンナは、ベートーヴェンの弟の妻であり、ベートーヴェンが養子にしようとした甥カールの母親という役柄で裁判で対立する関係にあります。

ベートーヴェン役はこの3人の女性との関係性の中でパートナーシップを築いていく体力的にも役作りの面でも大変な役どころです。

ルートヴィヒ役として首藤康之さんがキャスティングされ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンをベートーヴェンとルートヴィヒの対比される二役としてキャスティングすることによりベートーヴェンの内面性を描き出そうとしているところが中村恩恵さんの演出の特徴ではないでしょうか。

主要な役を踊る福岡さん、米沢さん、小野さん、本島さんの4名は初演時に役作りに苦しんだそうですが、今回の再演を喜び、再演を重ねて作品に深みを与えることを楽しみにしているようです。

中村恩恵さんと首藤康之さんとともにクリエーションの現場を経験し、新国立劇場バレエ団ダンサーが大きく成長したことを実感したといえそうな作品ですが、留まることを知らない中村恩恵さんによる、さらなるブラッシュアップが期待されます!

公演概要

新国立劇場ダンス 中村恩恵×新国立劇場バレエ団『ベートーヴェン・ソナタ』
Nakamura Megumi “Beethoven Sonata”

振付:中村恩恵(なかむら・めぐみ)
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

■日程:
2019年11月30日(土)14:00開演(13:30開場)
2019年12月1日(日)14:00開演(13:30開場)
(全2回公演)

■予定上演時間:約2時間(休憩含む)
■会場:新国立劇場 中劇場(京王新線・都営新宿線「初台駅」中央口直結)
■チケット:S席6,480円/A席4,320円
(注)10月1日以降は消費税率改定により料金が変更になる場合があります。
(注)就学前のお子様はご入場できません。

■前売り開始日:
アトレ会員先行販売期間:2019年9月8日(日)~9月18日(水)
一般発売日:2019年9月22日(日)

チケットの一般発売日は、2019年9月22日(日)です。
10月1日(火)以降は消費税改定により料金が変更になる場合があります。
チケットをお安くお求めになるためにも、良い席を確保するためにもお早めに手配されることをお勧めします!

キャスト

ベートーヴェン :福岡雄大
ジュリエッタ:米沢 唯
アントニエ:小野絢子
カール:井澤 駿
ヨハンナ:本島美和
ルートヴィヒ:首藤康之

池田理沙子、井澤 諒、貝川鐵夫、木村優里、寺田亜沙子、福田圭吾、渡邊峻郁、奥田花純 、 木下嘉人、五月女 遥、宇賀大将、小野寺 雄、清水裕三郎、髙橋一輝、玉井るい、中田実里、 福田紘也、益田裕子、関 晶帆、中島瑞生、渡邊拓朗

公演の詳細は新国立劇場公式サイトをご確認ください。
→ 中村恩恵×新国立劇場バレエ団「ベートーヴェン・ソナタ」