【一部公演中止】新国立劇場バレエ団『マノン』(2019/2020シーズン)ワディム・ムンタギロフ出演決定!

2020年2月に上演される新国立劇場バレエ団『マノン』に英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのワディム・ムンタギロフさんがデ・グリュー役で出演することが決まりました!
かつて、新国立劇場バレエ団のシーズン・ゲスト・プリンシパルとして数多くの公演に出演していましたが、『マノン』での久し振りの新国登場が決まり、日本のバレエファンを大いに喜ばせるのではないでしょうか!
今回は、新国立劇場バレエ団『マノン』とワディム・ムンタギロフさんについてお知らせします。

【2月26日・29日追記】2月29日(土)・3月1日(日)公演中止/払い戻し
新国立劇場は、2月26日(水)に新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る文部科学大臣からの要請を受けて、2月28日(金)から3月15日(日)までの間、全ての主催公演、その他の主催イベントを中止することになりました。
詳細は新国立劇場公式サイトをご確認ください。

【重要】新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る主催公演等中止のお知らせ(2月28日追記あり)

【重要】2月28日(金)から3月15日(日)までの新国立劇場主催公演 公演中止・払い戻しのお知らせ

新国立劇場バレエ団『マノン』(2019/2020シーズン)

公演概要

■日程:2020年2月22日(土)~3月1日(日)(全5回公演)
■会場:新国立劇場 オペラパレス(京王新線・都営新宿線「初台駅」中央口直結)
■予定上演時間:約2時間45分(休憩含む)
■チケット:S席13,200円/A席11,000円/B席7,700円/C席4,400円/D席3,300円(消費税10%込)
(注)2019年10月1日以降、消費税改定によりチケット料金が変更になっています。
■チケット発売:
・アトレ会員先行販売期間:2019年10月13日(日)~10月30日(水)
・一般発売日:2019年11月3日(日・祝)

■音楽:ジュール・マスネ
■編曲:マーティン・イェーツ
■振付:ケネス・マクミラン
■装置・衣裳:ピーター・ファーマー
■照明:沢田祐二
■指揮:マーティン・イェーツ
■管弦楽:東京交響楽団

予告編映像

3分でわかる!バレエ「マノン」|新国立劇場バレエ団
(YouTube / 新国立劇場 New National Theatre Tokyo 公式チャンネル)

3分でわかる!バレエ「マノン」|新国立劇場バレエ団

キャスト

■2月22日(土)14:00
マノン:米沢 唯
デ・グリュー:ワディム・ムンタギロフ
レスコー:木下嘉人
ムッシューG.M.:中家正博
レスコーの恋人:木村優里
物乞いのリーダー:福田圭吾

■2月23日(日)14:00
マノン:米沢 唯
デ・グリュー:ワディム・ムンタギロフ
レスコー:木下嘉人
ムッシューG.M.:中家正博
レスコーの恋人:木村優里
物乞いのリーダー:福田圭吾

■2月26日(水)19:00
マノン:小野絢子
デ・グリュー :福岡雄大
レスコー:渡邊峻郁
ムッシューG.M.:中家正博
レスコーの恋人:寺田亜沙子
物乞いのリーダー:速水渉悟

■2月29日(土)14:00【公演中止】
マノン:米沢 唯
デ・グリュー:井澤 駿
レスコー:木下嘉人
ムッシューG.M.:中家正博
レスコーの恋人:木村優里
物乞いのリーダー:井澤 諒

■3月1日(日)14:00【公演中止】
マノン:小野絢子
デ・グリュー:福岡雄大
レスコー 渡邊峻郁
ムッシューG.M.:中家正博
レスコーの恋人:寺田亜沙子
物乞いのリーダー:速水渉悟

公演の詳細は公式サイトでご確認ください。
→ 新国立劇場バレエ団『マノン』

新国立劇場バレエ団『マノン』を楽しむための関連サイト(1)

新国立劇場バレエ団『マノン』を楽しむために役立つサイトのリンクです。
単純に楽しいと言える作品ではなく奥深い作品だと思いますので、舞台を楽しむには事前にある程度の予習が必要ではないかと思います。

新国立劇場バレエ団『マノン』【公式サイト】

バレエ作品紹介:『マノン』【公式サイト】
アトレ誌に掲載された林 愛子さんによる作品紹介記事が掲載されています。

“運命の女”をリアルな振付で描くドラマティック・バレエ――新国立劇場バレエ団『マノン』【ONTOMO 高橋彩子の「耳から“観る”舞台」第18回】
舞踊・演劇ライターの
高橋彩子先生による新国立劇場バレエ団『マノン』の解説です。
アカデミックな観点から、原作やあらすじ、バレエ作品の成り立ちなど、最も効率良く『マノン』を理解できる記事です。

新国立劇場バレエ団 小野絢子・福岡雄大・渡邊峻郁に聞く~8年振りに上演されるドラマティック・バレエの金字塔『マノン』【エンタメ特化型情報メディア スパイス】
舞台鑑賞ライター・編集者の西原朋未先生が3人のダンサーにインタビューし、出演者から見た作品の魅力を見事に引き出しています。
キーワードは「ヘビーな作品ですが、気軽に足を運んでください
(笑)」。
舞台が待ち遠しくなること間違いなしの興味深く楽しいインタビュー記事です。

【『マノン』特別企画】辛酸なめ子さんが井澤駿のプリンシパルライフに迫る!!【公式サイト】
新国立劇場バレエ団『マノン』の応援イラストを描いた人気コラムニスト 辛酸なめ子さんが、デ・グリューに挑戦する井澤 駿にインタビューした記事が新国立劇場バレエ団の公式サイトに掲載されています。

辛酸なめ子さん独自の視点、また、バレエの専門家ではない視点からインタビューされており、バレエに詳しい人にもそうではない人にも楽しくためになる記事です。

■【動画】ダンサーが語る「マノン」の魅力|新国立劇場バレエ団
(YouTube / 新国立劇場 New National Theatre Tokyo 公式チャンネル)
マノンを演じる米沢 唯さんとデ・グリューを演じる井澤 駿さんのインタビュー動画で、ダンサー目線から『マノン』の魅力を語ります。
「友達にするならマノンとデ・グリューどちら?」という質問に対して「マノンと女子トークなどしてみたら面白いかな、とは思いました」と話す米沢 唯さんに笑ってしまいました。(笑)

ダンサーが語る「マノン」の魅力|新国立劇場バレエ団

新国立劇場バレエ団『マノン』を楽しむための関連サイト(2)
バレエチャンネル

『ダンスマガジン』を発行している新書館が運営しているウェブサイト「バレエチャンネル」では、新国立劇場バレエ団『マノン』を楽しむために有益な情報が満載です。

■リハーサル動画
【動画&インタビュー】新国立劇場バレエ団「マノン」大特集①リハーサル動画レポ&特集内容のご紹介

■リレーインタビュー
新国立劇場バレエ団『マノン』に出演するダンサーのインタビュー動画と記事です。

レスコー役で出演する渡邊峻郁さんからスタートし、リレー形式で次にインタビューを受けるダンサーを指名します。
動画と記事は順次公開され、合計12名のダンサーが登場します。

【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集②】リレーインタビュー〈私と「マノン」〉第1区!
■第1区登場ダンサー:
1.渡邊峻郁(レスコー)
2.速水渉悟(物乞いのリーダー)
3.木村優里(レスコーの恋人)

【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集③】リレーインタビュー〈私と「マノン」〉第2区!
■第2区登場ダンサー:
4.井澤 諒(物乞いのリーダー)
5.福田圭吾(物乞いのリーダー)
6.井澤 駿(デ・グリュー)
7.米沢 唯(マノン)

【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集⑤】リレーインタビュー〈私と「マノン」〉第3区!
■第3区登場ダンサー:
8.木下嘉人(レスコー)
9.中家正博(ムッシューG.M.)
10.寺田亜沙子(レスコーの恋人)

【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集⑤】リレーインタビュー〈私と「マノン」〉第4区!
11.小野絢子(マノン)
12.福岡雄大(デ・グリュー)

■衣装
【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集④】”衣裳合わせ”現場レポート〜ドラマをリアルに立ち上げる衣裳&ヘアスタイル〜

■初演キャスト インタビュー 湯川麻美子
【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集⑦】初演キャストSPインタビュー 湯川麻美子「『マノン』とは、”プロとは何か”を真に問われた作品です」

■日本人として初めてマノン役を踊った酒井はなさんのインタビュー
【新国立劇場バレエ団「マノン」大特集⑧】酒井はなSPインタビュー「正解でも不正解でもない人間のドラマーー真実を見つけた瞬間に、マノンの人生は終わります」

ワディム・ムンタギロフさんと新国立劇場バレエ団

ワディム・ムンタギロフさんについて

ワディム・ムンタギロフ Vadim Muntagirov
英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル

【略歴】
ロシア チェリャビンスク出身(
両親と姉もチェリャビンスク歌劇場バレエのダンサーとして活躍)
1999年 ペルミ・バレエ学校入学
2006年 ローザンヌ国際バレエ・コンクールで入賞し、英国ロイヤル・バレエ・スクールのアッパー・スクールに留学。
2009年 英国ロイヤル・バレエ・スクールを卒業し、
イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)入団
2010年 ファースト・ソリスト
2011年 プリンシパル
2012年 リード・プリンシパル
2014年3月 英国ロイヤル・バレエ団にプリンシパルとして入団
マリインスキー・バレエ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)、新国立劇場バレエなどにも客演。
【受賞歴】
2011年 英国舞踊批評家協会賞
2013年 ブノワ賞
2015年 英国舞踊批評家協会賞
2019年 ブノワ賞

ワディム・ムンタギロフさんと新国立劇場バレエ団

ワディム・ムンタギロフさんは2013年に新国立劇場バレエ団『ジゼル』に客演したのを皮切りに、シーズン・ゲスト・プリンシパルとして多くの公演で主演しています。
現在は、英国ロイヤル・バレエ団においてマリアネラ・ヌニェス Marianela Núñez さんとのパートナーシップが有名ですが、2013年の新国初登場時はイングリッシュ・ナショナル・バレエに所属しており、チェコスロヴァキア(現チェコ)・プラハ出身のダリア・クリメントヴァ Daria Klimentova さんと素晴らしいパートナーシップを築いていました。

新国立劇場バレエ団では、米沢 唯さんとペアを組む機会がほとんどでしたが、今回も米沢さんがパートナーになります。
2017年11月5日(日)に出演した『くるみ割り人形』を最後に新国立劇場バレエ団への出演がありませんでしたが、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、また、世界的大スターとなり、スケジュール的にも新国への客演は難しいだろうと考えていただけに、この朗報に触れたときは、とにかく驚き、その後、じっくりと歓びの感情が湧き起ってきました。

ワディム・ムンタギロフさんが新国立劇場バレエ団『マノン』へ客演することが決まり、多くのバレエファンが喜んでいることかと思いますが、最も喜んでいるのは米沢さんではなかとも思います。(´▽`)

公演の半年前ですが、『マノン』は全5回公演と他の演目に比べて上演回数が少なく、ワディム・ムンタギロフさんの人気も以前に比べて高まっており、チケット確保が難しくなりそうです。
一般発売日は2019年11月3日(日・祝)ですので、お忘れなく!

英国ロイヤル・バレエ団では、2020年1月18日(土)から3月1日(日)までの期間、ジョン・クランコ『オネーギン』を上演します。
ワディム・ムンタギロフさんも1月18日(土)、2月7日(金)、2月12日(水)の公演に出演する予定です。
2月12日(水)にロイヤルでオネーギンを演じた10日後には日本の新国立劇場でデ・グリューを演じることになるのですね。
ドラマティック・バレエの傑作を立て続けに踊ることは役作りの面でも大変なことだと思いますが、そんななか日本の舞台に立っていただけることを感謝し、楽しみに待ちたいですね!

本家 英国ロイヤル・バレエ団による『マノン(Manon)』の映像です。
マノン役のサラ・ラムさん、デ・グリュー役のワディム・ムンタギロフさん、レスコー役の平野亮一さんらが『マノン』について語ります。

Why The Royal Ballet love dancing Manon

Why The Royal Ballet love dancing Manon

(YouTube / Royal Opera House  公式チャンネル)

このときの舞台はDVD・Blu-rayで発売されています。