<ドレスデン・パルッカ・シューレ>正規留学オーディション&ワークショップ開催(2020年1月)

©︎Ida Zenna

ドイツの名門バレエ大学「ドレスデン・パルッカ・シューレ」の正規留学オーディション及びワークショップが、2020年1月に東京港区のスタジオアーキタンツにて開催されます。
ドイツ唯一の州立ダンス大学として数多くの振付家やダンサーを輩出し、現在、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)で活躍中の刈谷円香さんも同校の卒業生です。
留学を目指す方のオーディションとしてはもちろん、留学は考えていない方でもご自身のスキルアップのためにワークショップとして参加することもできます。

講師・審査員には、ローザンヌ国際コンクールにアーティスティック・アドバイザーとして参加しユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)では審査委員を務めるドレスデン・パルッカ・シューレ校長ジェイソン・ビーチェイ氏や第47回ローザンヌ国際バレエコンクールでコンテンポラリー・クラス教師を担当したクリスチャン ・カンチアーニ氏らが担当します。

2019年1月に開催した日本初単独オーディション参加者の中から、ドレスデンでの最終オーディションを経て、見事5名のダンサーが入学の夢を叶えています!
留学を考えている皆さん、先輩方に続いて夢を叶えてみませんか。

(参考)『バレエ教師のための即興メソッド・ワークショップ』も開催されます!
詳細はこちら

<ドレスデン・パルッカ・シューレ>正規留学オーディション&ワークショップ

ドレスデン・パルッカ・シューレについて

ドイツ東部ザクセン州の州都ドレスデンにある名門バレエ大学ドレスデン・パルッカ・シューレ(Palucca Hochschule für Tanz Dresden)は、ドイツで唯一の州立ダンス大学として数多くの振付家やダンサーを輩出しています。

バレエ、コンテンポラリー、インプロビゼーション(即興)の3つを軸としたカリキュラムのもと、一人ひとりの個性を最大限に引き出すことに重点をおいた指導方針を最大の魅力とし、自主性と創造性を育みながら、それぞれの個性をもって芸術分野に貢献できるダンサーを生み出す事を目標としています。

大学と統合された中等学校や、寮、劇場、フィジオセンター等が完備された生活環境は様々な出会いや刺激に溢れ、一つの事に偏ることなくバランスの取れたダンサーへと成長するための多くの経験や学びを得ることが出来ます。

またBA(Bachelor of Arts)プログラム(学士号)のほか、MA(Master of Arts)プログラム(修士号)、マスタークラス・プログラム、さらにドレスデン国立歌劇場バレエ団などのカンパニーに参加する事ができる研修プログラムなども用意されています。

近年の卒業生は、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)、ハンブルクバレエ団、バットシェバ・アンサンブル、フィンランド国立バレエ団、ドレスデン・フランクフルト・ダンスカンパニー、ドレスデン国立歌劇場バレエ団など、第一線のカンパニーで活躍しています。

ダンス・シーンを牽引する世界有数のダンス・カンパニーであるネザーランド・ダンス・シアター(NDT)で活躍している刈谷円香さんもパルッカ・シューレの卒業生です。
2019年6・7月に上演されたNDT日本公演でも大好評でしたね!
留学について不安に思うことも多いかと思いますが、刈谷さんが留学先としてパルッカを選んだ理由や授業の様子、留学生活などを紹介されているインタビュー記事を読むことができます。
→ パルッカ・シューレ卒業生インタビュー!

■パルッカ・シューレ公式サイト:Palucca Hochschule für Tanz Dresden(英語ページ)

©︎Ida Zenna

<ドレスデン・パルッカ・シューレ>正規留学オーディション&ワークショップ 開催概要

昨年のWSの様子(ジェイソン・ビーチェイ学校長によるバレエクラス)/ ©︎Studio Architanz

■日程
<ワークショップ>2020年1月11日(土)・12日(日)・13日(月
<オーディション >2020年1月13日(月・祝)
※ワークショップのみの参加も可能。

※ワークショップの中でオーディションを行います。
※タイムテーブルは公式サイトをご確認ください。

■対象年齢
ジュニア:14-15歳
シニア:16-19歳
オーディション:16-19歳
※2020年1月11日時点
■オーディション概要

2020年8月31日(月)開始となる3年間のBAプログラム(学士号)の1次オーディションを行います。
合格者は2020年4月25日・26日にドレスデンにて開催される各国の1次オーディション通過者が集まる最終オーディションに参加し、合否が決まります。
最終オーディションの詳細は合格者のみにお知らせがありますが、例年の傾向としてアジアなど遠方からの参加者には特別に無料で寮が提供され、約1週間滞在しながら学校生活を体験する機会が与えられるようです。(渡航費は参加者負担)
■講師・審査員
Jason Beechey / ジェイソン・ビーチェイ(ドレスデン・パルッカ・シューレ校長)
Christian Canciani / クリスチャン ・カンチアーニ(ドレスデン・パルッカ・シューレ コンテンポラリー、モダン、パートナーワーク、インプロビゼーション講師・教務長)
Katharina Christl/ カタリーナ・クリストル(ドレスデン・パルッカ・シューレ 振付クラス講師、コレオグラフィー・プログラム教務長)
※講師・審査員プロフィールは公式サイトをご確認ください。
■受講料

ジュニア:27,000円(2日間通し)
シニア:30,000円(3日間通し)
1日単発受講:15,000円
シニア・マスタークラス単発受講:6,000円
オーディション審査料:4,200円
■会場
スタジオアーキタンツ「01スタジオ」(東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル4階)
JR京浜東北線・山手線「田町駅」から徒歩8分
都営地下鉄三田線・浅草線「三田駅」から徒歩8分

■定員
11・12日:40名
13日:50名程度
※定員になり次第、受付終了。
■申込方法
公式サイト(下記参照)の【お申込みの流れ】に従い、インターネットにてお申し込みください。
■申込締切
2020年1月3日(金)

■お問い合わせ:
スタジオアーキタンツ 
電話:03-5730-2732
メール:audition@a-tanz.com

オーディション&ワークショップの詳細、お申し込みはスタジオアーキタンツ公式サイトをご確認ください。
→ <ドレスデン・パルッカ・シューレ>オーディション&ワークショップ

昨年のWSの様子 / ©︎Studio Architanz

【おまけ】ドイツ・ドレスデンについて

ドレスデン・パルッカ・シューレが位置するのは、ドイツ東部ザクセン州の州都ドレスデンです。
エルベ川の谷間に位置し、陶磁器として有名なマイセンまでは約25キロメートル、チェコ共和国との国境までは約30キロメートルの距離です。
「ドイツの京都」とも呼ばれる景観の美しい旧東ドイツの都市で、第二次世界戦では空襲により大きな被害を受けましたが、再建された旧市街の壮麗なバロック建築群が歴史的な風情を漂わせます。
クリスマスシーズンになると、1400年以上の歴史を有するドイツ最古のクリスマスマーケット「シュトリーツェル・マルクト」が、ドレスデンのアルトマルクト広場を中心に開かれます。
明治の文豪・森 鴎外もドイツ留学の際にはドレスデンにも滞在しています。

ドレスデン・ゼンパー・オーパー(Dresden Semperoper) / ©︎Ballet Constellation

ドレスデン・ゼンパー・オーパー(ドレスデン国立歌劇場)は、世界で最も美しい歌劇場の一つに数えられています。
写真では一部、工事の囲いがありますが(;’∀’)
パルッカ・シューレでは、学年末の学校公演をこの劇場で開催するそうです!(´▽`)
卒業生であるNDTの刈谷円香さんが、学生時代の印象に残った体験としてインタビューで語っています。
(刈谷円香さんインタビューはこちら
パルッカ・シューレからドレスデン国立歌劇場バレエ団に入団する卒業生もいるそうですよ。

ドイツ名門バレエ学校パルッカ・シューレの教授法によるバレエ教師のための即興メソッド・ワークショップ 2020年1月開催【スタジオアーキタンツ】
東京都・三田(田町)のバレエ、コンテンポラリーなどを中心にクラスを開設しているスタジオアーキタンツでは、2020年1月にドイツの名門バレエ学校、パルッカ・シューレの現役講師によるバレエ教師のための即興メソッド・ワークショップを開催します。