【中止】《東京》東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル2020」 『WIND GAMES』/『レ・シルフィード』『バレエ・コンサート』 7月に ティアラこうとう で上演

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東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル2020」 『WIND GAMES』/『レ・シルフィード』『バレエ・コンサート』は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となりました。

https://www.tokyocityballet.org/news/news_000597.html

東京シティ・バレエ団はトリプル・ビル公演を2020年7月11日(土)・12日(日)に「ティアラこうとう」で上演します。

マニュエル・ルグリやスヴェトラーナ・ザハロワなどにも作品を提供するパトリック・ド・バナの新作『WIND GAMES』にはボリショイ・バレエ団プリンシパルのオルガ・スミルノワとセミヨン・チュージンがゲスト出演する話題の公演です。

東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル2020」

2020年7月11日(土)・12日(日)に東京・江東区のティアラこうとう 大ホールで上演する東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル2020」では、マニュエル・ルグリやスヴェトラーナ・ザハロワなどにも作品を提供するパトリック・ド・バナの新作『WIND GAMES』、ショパンの美しい調べに合わせて詩人とシルフィード(空気の精)たちが幻想的に踊る『レ・シルフィード』、3つのパ・ド・ドゥ(パ・ド・トロワ)を上演する『バレエ・コンサート』がラインナップされています。

『レ・シルフィード』は、マイケル・ランドから直伝されたという現在東京シティ・バレエ団顧問を務める石井清子さんが振付指導を行い、昨年4月の出産を経て2月に『眠れる森の美女』オーロラ姫役で舞台復帰を果たした中森理恵さんがプレリュード役で出演します。
詩人役で出演するキム・セジョンさんとの息の合ったパートナーリングで見せてくれるに違いありません。

『バレエ・コンサート』は、『ロミオとジュリエット』『ラ・フィユ・マル・ガルデ』『海賊』の人気3演目から名場面のパ・ド・ドゥ(パ・ド・トロワ)が上演されます。
3組のキャストがそれぞれの持ち味を発揮し、色とりどりのステージを展開します。

『WIND GAMES』は、世界的に評価の高いパトリック・ド・バナがチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲に振り付けた作品で、ボリショイ・バレエ団プリンシパルのオルガ・スミルノワとセミヨン・チュージンがゲスト出演し世界初演します。
ウィーン国立バレエ団のために振り付けられた第1楽章、上海バレエ団のために振り付けられた第2楽章、東京シティ・バレエ団のために振り付けられた終楽章からなる作品で、第1・第2楽章も東京シティ・バレエ団のために進化されました。
また、ヴァイオリン演奏はソリストに三浦文彰氏を迎えます。

パトリック・ド・バナは、マニュエル・ルグリがプロデュースし、2019年3月に東京芸術劇場などで上演されたManuel Legris「Stars In Blue」では、マニュエル・ルグリとオルガ・スミルノワに振り付けた『OCHIBA〜When leaves are falling〜』が世界初演され、高い評価を得ました。
2010年に東京バレエ団に『クリアチュア』を振り付けたこともあり、日本でも存在感が増しています。

パトリック・ド・バナは、ジョン・ノイマイヤーのお膝元ドイツ・ハンブルク出身で、ハンブルク・バレエ・スクールで学び、モーリス・ベジャール率いるベジャール・バレエ・ローザンヌやナチョ・ドゥアト率いるスペイン国立ダンスカンパニーでプリンシパル として活躍しました。
ベジャール作品、ドゥアト作品以外にもイリ・キリアンやマッツ・エック、オハッド・ナハリンなどの作品を踊っています。

東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル2020」プログラム

Ⅰ.『レ・シルフィード』

■振付・指導:石井清子(原振付:M.フォーキン)
■音楽:F.ショパン
■バレエミストレス:吉沢真知子、信田洋子
■キャスト:
詩人:キム・セジョン
プレリュード:中森理恵
ワルツ:飯塚絵莉
マズルカ:石井日奈子
ほか 東京シティ・バレエ団

Ⅱ.『バレエ・コンサート』

『ロミオとジュリエット』よりバルコニーのパ・ド・ドゥ
■振付・指導:中島伸欣
■音楽:S.プロコフィエフ
■キャスト:
ジュリエット:志賀育恵
ロミオ:濱本泰然

『ラ・フィユ・マル・ガルデ』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
■振付・指導:安達悦子(原振付:A.ゴルスキー)
■音楽:P.L.ヘルテル
■キャスト:
リーズ:斎藤ジュン
コーラス:福田建太

『海賊』よりグラン・パ・ド・トロワ
■振付・指導:安達悦子(原振付:M.プティパ) 
■音楽:R.ドリゴ
■キャスト:
メドーラ:佐合萌香
コンラッド:黄凱
アリ:土橋冬夢

Ⅲ.『WIND GAMES』

■振付:パトリック・ド・バナ
■音楽:P.I.チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」
■ヴァイオリン:三浦文彰
■バレエミストレス:若林美和
■バレエマスター:中弥智博
■ゲストバレエミストレス:ベッチナ・ベックマン
■ゲストバレエマスター:ジャン・ラバン
■キャスト:
オルガ・スミルノワ(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
セミヨン・チュージン(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
ほか 東京シティ・バレエ団

リハーサル見学会

公演の10日前には、「トリプル・ビル2020」のリハーサル見学会が無料で開催されます。
普段は見ることができない貴重な機会です!
■日程:2020年7月1日(水)17:30開演
■参加費:無料
■申込受付:5月10日(日)よりティアラこうとうチケットサービスにて受付(03-5624-3333)
(注)乳幼児入場不可

公演概要

■日程:
2020年7月11日(土)17:00開演(16:15開場)
2020年7月12日(日)14:00開演(13:15開場)
■会場:ティアラこうとう 大ホール
(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線「住吉」駅A4出口より徒歩4分)
(アクセス詳細はこちら
■チケット:
SS席:7,000円
S席:6,000円
A席:5,000円
B席:3,000円
当日学生席:2,500円(当日残席がある場合のみ高校生以上25歳以下の学生を対象として販売。要学生証提示)
(注)5歳以上入場可
■公式サイト:https://www.tokyocityballet.org/schedule/schedule_000558.html

今回は、東京シティ・バレエ団「トリプル・ビル2020」についてお知らせしましたが、 『WIND GAMES』に主演するオルガ・スミルノワセミヨン・チュージンのペアは、一週間後の7月18日(土)・19日(日)に新国立劇場 オペラパレスにて上演される東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』にも主演予定です。
パトリック・ド・バナによる最新作に加えて古典の名作『白鳥の湖』も観ることができる貴重な機会をお見逃しなく。
>>> https://www.tokyocityballet.org/schedule/schedule_000559.html