【公演情報】牧阿佐美バレヱ団『プリンシパル・ガラ2019』(2019年 3月16日〈土〉・17日〈日〉)

牧阿佐美バレヱ団は、2019年3月16日(土)・17日(日)に文京シビックホールにて『プリンシパル・ガラ2019』を上演します。

牧阿佐美バレヱ団を代表するプリンシパルをはじめとしたトップ・ダンサーが名作を踊るガラ公演です。

トップ・ダンサーの出演に加え、「X JAPAN」のYOSHIKIさんの楽曲に牧阿佐美さんが振り付けた新作の披露もあり、牧阿佐美バレヱ団の現在を堪能できる公演になりそうです。

【追記あり】
YOSHIKIさんがゲスト出演し『Anniversary』でピアノ演奏することが決まりました!

牧阿佐美バレヱ団『プリンシパル・ガラ2019』公演概要

公演概要

■日程:2019年3月16日(土)15:00/3月17日(日)14:30
■会場:文京シビックホール 大ホール(東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」、都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」、JR中央・総武線「水道橋駅」)
■プログラム:
『グラン・パ・ド・フィアンセ』
『ドン・キホーテ』 第3幕より
『Anniversary』(新作)
『時の彼方に~ア ビアント~』(ハイライト版)
『ボレロ』
■指揮:デヴィッド・ガルフォース
■演奏:東京オーケストラMIRAI
■上演時間:約140分(休憩含む)
■チケット
S席10,800円/A席8,000円/B席5,000円
S席ペア20,000円/A席ペア15,000円/B席ペア9,500円(ペア席は2階のみ)
その他、フレンドリー席、学生割引などもあります。
詳細は牧阿佐美バレヱ団公式サイトをご確認ください。

>>> 牧阿佐美バレヱ団 プリンシパル・ガラ2019

プログラム・キャスト

『グラン・パ・ド・フィアンセ』
音楽:P.I.チャイコフスキー
振付:ジャック・カーター
出演:日髙有梨、茂田絵美子、久保茉莉恵、中川 郁(Wキャスト)、佐藤かんな、三宅里奈、光永百花(Wキャスト)

『ドン・キホーテ』第3幕より
音楽:L.ミンクス
振付:アザーリ.M.プリセツキー、ワレンティーナ・サーヴィナ(プティパ、ゴルスキー版に基づく)
出演:阿部裕恵、清瀧千晴 他

『Anniversary』(新作)
作曲:YOSHIKI
振付:牧阿佐美
出演:青山季可、菊地 研

『時の彼方に~ア ビアント~』(ハイライト版)
作曲:三枝成彰
振付:牧阿佐美、ドミニク・ウォルシュ、三谷恭三
原作:島田雅彦
出演:青山季可、ラグワスレン・オトゴンニャム

『ボレロ』
音楽:モーリス・ラヴェル
振付:ピーター・ブロイヤー
出演:未定

牧阿佐美バレヱ団 2019年3月公演「プリンシパル・ガラ」P.V.

牧阿佐美バレヱ団 2019年3月公演「プリンシパル・ガラ」P.V.

(YouTube / Asami Maki Ballet Tokyo 公式チャンネル)

牧阿佐美バレヱ団『プリンシパル・ガラ2019』見どころ

プリンシパル・ガラとはいえ、プリンシパルのみならず、牧阿佐美バレヱ団を代表するダンサーたちが出演します。

公演のフライヤーには、「美しいライン、クリーンなテクニック、豊かな音楽性」という言葉でバレエ団を表現していますが、牧阿佐美先生に鍛えられたダンサーは本当に美しいラインをしている、と思っているのは筆者だけではないはずです。

この「美しいライン」がみどころであるのは間違いありませんが、それはどの公演にも当てはまることなので、みどころの説明になっていませんね。(ToT)

『Anniversary』(新作)/『時の彼方に~ア ビアント~』(ハイライト版)

今回、上演される5つの演目のうち2演目は日本の偉大な音楽家である三枝成彰さんと「X JAPAN」のYOSHIKIさんの楽曲に牧阿佐美さんが振り付けています。(『時の彼方に~ア ビアント~』は牧阿佐美さん、ドミニク・ウォルシュさん、三谷恭三さんの三人による振付)

この日本人音楽家と牧阿佐美さんのコラボがみどころの一つと言えそうです。

なかでも、「X JAPAN」のYOSHIKIさんによる楽曲に牧阿佐美さんが振り付ける新作はとても気になります。

牧阿佐美バレヱ団は2018年夏に開催された「YOSHIKIプレミアムディナーショー」に出演し、YOSHIKIさんの演奏に合わせて「白鳥の湖」情景、「FOREVER LOVE」などを披露したそうです。

YOSHIKIさんの楽曲に振り付けることにしたのも、そのご縁でしょうか。

使用される楽曲『Anniversary』は、平成11年に開催された「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」のための奉祝曲ということです。

天皇皇后両陛下御臨席のもとYOSHIKIさんが演奏する映像が公開されています。

この曲をご存知ない方はこの動画で確認してみてください。

公演でYOSHIKIさんが演奏されることはないそうですが、牧阿佐美さんがどのような振付をされるのか、大いに注目しましょう!

【追記】2019年1月28日
YOSHIKIさんが牧阿佐美バレヱ団『プリンシパル・ガラ2019』にゲスト出演し『Anniversary』でピアノ演奏を披露することが、1月26日に「YOSHIKI mobile」で発表されました!
詳細はYOSHIKI mobile公式サイトをご確認ください。
1月28日には、牧阿佐美バレヱ団公式サイトでも情報が公開されました。

ANNIVERSARY

YOSHIKI – ANNIVERSARY – at the Imperial Palace for the Japanese Emperor's 10th anniversary

(YouTube / Yoshiki 公式チャンネル)

『ボレロ』

『ボレロ』といえば、モーリス・ベジャールによる振付作品が有名ですが、今回上演されるのは、2002年にザルツブルクバレエ団のピーター・ブロイヤー芸術監督が振り付けたもので、牧阿佐美バレヱ団では2015年に初演された作品です。

ベジャールの『ボレロ』を観たことがある人は多いかと思いますが、ブロイヤーの『ボレロ』を観た事がある人は多くはないと思います。

ブロイヤーの『ボレロ』がどのような作品なのか、とても気になりまますね!

『ドン・キホーテ』

阿部裕恵さんと清瀧千晴さんがペアを組む『ドン・キホーテ』も気になります。

阿部さんは2017年6月11日(日)に『ドン・キホーテ』でキトリを演じ、全幕主役デビューを飾りました。

そのとき衝撃は多くのバレエファンに語り継がれ、阿部さんのキトリを待ち望んでいるファンは少なくありません。

今回は全幕ではありませんが、阿部キトリが帰ってきます!

阿部さんと清瀧さんというテクニシャン・ペアにより、会場は興奮の坩堝と化すこと間違いありません!

『グラン・パ・ド・フィアンセ』

『グラン・パ・ド・フィアンセ』は、1877年の『白鳥の湖』初演時には存在した舞踏会のシーンでの「パ・ド・シス」を1957年にジャック・カーターが蘇らせた踊りだそうです。

この踊りを日髙有梨さん、茂田絵美子さん、久保茉莉恵さん、中川 郁さん、佐藤かんなさん、三宅里奈さん、光永百花さんが披露します。

あまりお目にかかることのない作品だけに作品全体がみどころですが、牧阿佐美バレヱ団が誇るタレント揃いのダンサーがどのように演じるのか、とても楽しみです。

なお、中川さんと光永さんはWキャストです。

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