新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』5月13日の感想

あいにくの雨が降るなか、新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』千秋楽(5月13日)の舞台を鑑賞してきました。
皆勤賞です(*‘∀‘)

本日の主役は、オーロラ姫に小野絢子さん、デジレ王子に福岡雄大さんです。

例のごとく、主役がまだ登場しないプロローグだけでも物語の世界に引き込まれて十二分に舞台を堪能していましたが、第1幕でオーロラ姫役の小野さんが登場すると、一層大きな拍手が湧き起こりました。
プロローグで『眠り』の世界に入り込んでいたので、一瞬、主役が誰かを忘れていましたが、すぐさま小野さんであることを思い出すと納得でした。

今シーズンの『眠り』は4組の主役ペアを配し、連日、大盛況でしたが、やはり、小野・福岡ペアへの期待は格別なようで、千秋楽に満を持しての登場に観客の興奮は一気に盛り上がりました。

看板ペアの踊りはやはり期待を裏切らない素晴らしいものでしたが、それぞれの役のダンサーの皆さんもさらに素晴らしい踊りで、終演後のカーテンコールでもブラボーの掛け声が、いつも以上に飛び交っていました。

『眠り』はバレエの演目の中では非常に有名なものですが、個人的には、あまり観たことがなかったことを今さらながら再認識していますが、音楽、展開がやっと頭に入ってきて、その素晴らしさをあらためて認識する機会になりました。

これで閉幕となりますが、近いうちに2016/2017シーズンの新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』を振り返ってみたいと思います。