【公演情報】東京バレエ団『海賊』(2019年3月)プロモーション映像公開!富山公演ではワークショップ開催!

2019年3月に東京バレエ団が『海賊』を初演することはすでにこのブログでもお知らせしましたが、プロモーション映像も公開され、さらに富山公演、兵庫公演のキャストも発表されましたので、あらためてお知らせします。

また、富山公演では関連イベントとしてプリンシパル沖 香菜子さん、セカンドソリスト政本絵美さんの指導によるバレエ・ワークショップが開催されることも決定しました!

東京バレエ団 アンナ=マリー・ホームズ版『海賊』(初演)について

アンナ=マリー・ホームズ版『海賊』について

東京バレエ団は、プティパ生誕200年記念として「”プティパ・イヤー”の最後を飾る愛と冒険のグランド・バレエ!」と銘打ち、アンナ=マリー・ホームズ版『海賊』をバレエ団として初演します。

また、この公演は「東京バレエ団創立55周年記念公演」でもあります。

アンナ=マリー・ホームズ版『海賊』は、ミラノ・スカラ座バレエもレパートリーとしておりますが、今回の東京バレエ団の公演では、ミラノ・スカラ座制作の贅を尽くした豪華な装置と衣装を使用するそうです!

ミラノ・スカラ座バレエ『海賊』は、2018年10月15日(月)放送のNHK BSプレミアムシアターで放送されたこともあり、ご覧になった方も多いと思います。

アンナ=マリー・ホームズ版の『海賊』は、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)、ミラノ・スカラ座バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)などがレパートリーとしています。

バレエ『海賊』は多くの改訂版がありますが、東京バレエ団は何故、アンナ=マリー・ホームズ版を採用したのでしょうか。

東京バレエ団公式サイトでは、アンナ=マリー・ホームズ版について次のように説明しています。

「東京バレエ団が取り上げるアンナ=マリー・ホームズ版は、本作が初演されたロシア、マリインスキー・バレエのセルゲイエフ版をもとに、ホームズが明快なストーリー性をもってリメイクした演出版で、アメリカン・バレエ・シアター、ミラノ・スカラ座バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエなど著名バレエ団で採用されています。」

公演日程・会場・料金・主な配役/「海賊」/NBS公演一覧/NBS日本舞台芸術振興会

バレエ『海賊』は、ガラ公演などでとくに人気のある演目ですが、全幕の上演となると案外少ないような気もします。

その理由の一つとしてストーリーの煩雑さがのネックになっていたように思います。

東京バレエ団がホームズ版を採用した理由は、世界有数のバレエ・カンパニーがレパートリーとして採用していることもあるでしょうが、「ホームズが明快なストーリー性をもってリメイクした」と表現していることからも東京バレエ団は「明快なストーリー性」を重視した結果もあるのではないかと思います。

東京バレエ団初演「海賊」プロモーション映像

東京バレエ団初演「海賊」プロモーション映像

(YouTube / 東京バレエ団 公式チャンネル)

制作

『海賊』プロローグ付全3幕

■復元振付:アンナ=マリー・ホームズ(マリウス・プティパ、コンスタンチン・セルゲイエフに基づく)
■音楽:アドルフ・アダン、チェーザレ・プーニ、レオ・ドリーブ、リッカルド・ドリゴ、ペーター・フォン・オルデンブルク
■編曲:ケヴィン・ガリエ
■装置・衣裳:ルイザ・スピナテッリ

東京バレエ団 アンナ=マリー・ホームズ版『海賊』(初演) 公演概要

東京公演

■日程:2019年3月15日(金)~17日(日)
■会場:東京文化会館(東京・上野)
■演奏:東京ニューシティ管弦楽団
■出演者(予定):

3月15日(金)19:00
メドーラ: 上野水香
コンラッド: 柄本 弾
アリ: 宮川新大
ギュルナーラ: 川島麻実子

3月16日(土)14:00
メドーラ: 沖 香菜子
コンラッド: 秋元康臣
アリ: 池本祥真
ギュルナーラ: 伝田陽美

3月17日(日)14:00
メドーラ: 上野水香
コンラッド: 柄本 弾
アリ: 宮川新大
ギュルナーラ: 川島麻実子

■チケット:S席¥11,000/A席¥9,000/B席¥7,000/C席¥5,000/D席¥4,000/E席¥3,000

公演の詳細は東京バレエ団公式サイトをご確認ください。

>>> 東京バレエ団

富山公演

■日程:2019年3月21日(木・祝)15:00開演
■会場:オーバード・ホール(「富山駅」北口正面から徒歩2分)
■演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団
■出演者(予定):
メドーラ:沖 香菜子
コンラッド:秋元康臣
アリ:池本祥真
■チケット:S席¥10,000/A席¥8,000・B席¥6,000/C席4,000※U25¥3,000

富山公演では関連イベントとしてプリンシパル沖 香菜子さん、セカンドソリスト政本絵美さんの指導によるバレエ・ワークショップが開催されます。
バレエを経験したことのない方からポワントを履いている方まで、レベル別に3つの講座が開催されます。
開催日は2019年2月16日(土)・17日(日)です。
日本を代表するバレエ団のプリンシパル、ソリストから直接ご指導いただけるとても貴重な機会をお見逃しなく!

公演の詳細、ワークショップへの応募はオーバード・ホール公式サイトをご確認ください。

>>> オーバード・ホール

兵庫公演

■日程:2019年3月23日(土)15:00開演
■会場:芸術文化センター KOBELCO大ホール(阪急電鉄・神戸線「西宮北口駅」から徒歩2分、JR東海道線「西宮駅」から徒歩15分)
■演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団
■出演者(予定):
メドーラ:上野水香
コンラッド:柄本 弾
アリ:宮川新大
■チケット:S¥14,000/A¥12,000/B¥10,000/C¥8,000/SS¥17,000

公演の詳細は兵庫県立芸術文化センター公式サイトをご確認ください。

>>> 兵庫県立芸術文化センター

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