日本を代表する世界的バレリーナ吉田 都さんの新刊『吉田都 永遠のプリンシパル』(吉田 都 著/河出書房新社刊)が2019年8月9日(金)に発売されます。
新国立劇場バレエ団の芸術監督に就任することを契機にプロバレエダンサー引退を決意した吉田 都さんのメッセージや35年分の秘蔵フォト、吉田 都さんをよく知るピーター・ライト卿、ケヴィン・オヘアのスペシャルエッセイなどが掲載されたファン必携の書です!
『吉田都 永遠のプリンシパル』
2019年8月9日(金)発売予定/河出書房新社刊
『吉田都 永遠のプリンシパル』
輝かしいキャリアを1冊で振り返る豪華メモリアルブック
吉田 都さんのプロバレエダンサーとしてのキャリアは、1984年、サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)に入団したときに始まりました。
1988にはプリンシパルに昇格し、1995年には英国ロイヤル・バレエ団にプリンシパルとして移籍し、2010年に英国ロイヤル・バレエ団を退団し、フリーのダンサーとして活躍されてきました。
2020年に新国立劇場の舞踊部門芸術監督に就任することを契機に監督業に専念するため、現役ダンサー引退を決意したといいます。
2019年8月7日(水)・8日(木)には《「NHKバレエの饗宴特別企画」吉田都引退公演 Last Dance ラスト・ダンス》が新国立劇場にて上演されますが、チケットは販売開始からわずか10分でソールド・アウトとなったそうです。
チケットを入手できずに涙を飲んだ方は予想以上に多かったのですね。
筆者はあまりのショックに一週間ほど立ち直れませんでした。(+_+)
2010年の英国ロイヤル・バレエ団退団の際にも大きな話題となりましたが、今回はプロのバレエダンサーとして立つ最後の舞台ですから、吉田 都さん本人にとってもファンにとっても本当に特別な舞台です。
なお、「吉田都引退公演」はスーパーハイビジョンで収録され、10月にBS4Kチャンネルで放送が予定されています。
その後、BSプレミアム「プレミアムシアター」でも放送が予定されていますが日程は未定です。
2019年8月9日(金)に発売予定の新刊『吉田都 永遠のプリンシパル』(吉田 都 著/河出書房新社刊)は、35年分の秘蔵フォトも収録したオールカラーの豪華メモリアルブックであり、輝かしいキャリアを振り返る内容となっているようです。
サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)時代の芸術監督だったピーター・ライト卿、英国ロイヤル・バレエ・スクール時代の同級生でありプロになってからもパートナーとして踊ったケヴィン・オヘア(現・英国ロイヤル・バレエ団芸術監督)といった吉田 都さんのことをよく知る二人からはスペシャルエッセイが寄稿されているようです。
また、かつての同僚あるいはパートナーだったアリーナ・コジョカル、ダーシー・バッセル、フェデリコ・ボネッリ、スティーブン・マックレー、タマラ・ロホらからのメッセージもあります。
とくにケヴィン・オヘアとタマラ・ロホの二人は、かつての同僚であり、バレエ団の芸術監督としては実績のある先輩です。
吉田 都さんは二人から監督の仕事を勉強しに来たらどうかとお声がけされているそうです。
2020年に新国立劇場の舞踊部門芸術監督に就任する吉田 都さんにとり、二人の存在は非常に心強いのではないでしょうか。
『吉田都 永遠のプリンシパル』 書籍情報
目次より
◎スペシャルメッセージ 「トウシューズを脱ぐ日、そして新たなチャレンジ」
◎わたしの愛するレパートリー15−−ロミオとジュリエット/くるみ割り人形/白鳥の湖/眠れる森の美女/ジゼル/レ・シルフィード/コッペリア/リーズの結婚/ドン・キホーテ/ライモンダ/シルヴィア/ジョージ・バランシン作品/オンディーヌ/フレデリック・アシュトン作品/シンデレラ
◎スペシャルエッセイ ピーター・ライト卿/ケヴィン・オヘア
◎メッセージ アリーナ・コジョカル/ダーシー・バッセル/フェデリコ・ボネッリ/スティーブン・マックレー/タマラ・ロホ
◎吉田都の舞台ができるまで Miyako’s Backstage 写真=宮沢優子
……ほか論考、年譜など
書籍内容(一部)
書籍情報
『吉田都 永遠のプリンシパル』
吉田都・著
2019年8月9日発売予定
ISBN: 978-4-309- 29042-3
本体予価:3000円(税別)
B5変/ハードカバー/オールカラー/128頁
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309290423/
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