英国ロイヤル・バレエは、『ウルフ・ワークス』を日本時間、2020年6月27日(土) 03:00から期間限定で全編無料配信します。
ウェイン・マクレガーが、英国の女流作家ヴァージニア・ウルフの作品から着想を得てマックス・リヒターの曲に振り付けた作品です。
アレッサンドラ・フェリがゲスト出演している他、フェデリコ・ボネッリ、エドワード・ワトソン、フランチェスカ・ヘイワード、サラ・ラム、高田 茜、マシュー・ボール、スティーヴン・マックレー、ナタリア・オシポワ、アクリ瑠嘉ら人気ダンサーが総出演しています。
英国ロイヤル・バレエ『ウルフ・ワークス Woolf Works 』
『ウルフ・ワークス』
英国ロイヤル・バレエは、ウェイン・マクレガー振付『ウルフ・ワークス』を日本時間の2020年6月27日(土) 午前3:00から、期間限定で全編無料配信します。
英国ロイヤル・バレエの常任振付家ウェイン・マクレガーが初めて手掛けた全幕バレエで、英国を代表する女流作家ヴァージニア・ウルフの3つの作品から着想を得て、マックス・リヒターの曲に振り付けた作品です。
2015年に英国ロイヤル・バレエが世界初演すると高い評価を得て、英国舞踊批評家協会賞の最優秀クラシック振付賞とオリヴィエ賞の最優秀新作ダンス作品賞を受賞しました。
『ウルフ・ワークス』はヴァージニア・ウルフの作品のうち、『ダロウェイ夫人(Mrs Dalloway)』『オーランドー(Orlando)』『波(The Waves)』の3つの小説から着想を得た三部作です。
高田 茜がプリンシパルに昇格する足がかりとなった作品
NHK「英国ロイヤルバレエ~茜と亮一 プリンシパルの輝き」で英国ロイヤル・バレエの芸術監督ケヴィン・オヘアは、『ウルフ・ワークス』での高田 茜さんの好演を見て『ジゼル』の主役に抜擢し、その素晴らしい踊りから「最初の2回の舞台を見ただけで歴史に残る素晴らしいジゼルになると思いました。それでプリンシパルに昇格させたのです」と語っています。
『ウルフ・ワークス』での好演がなければ、高田 茜さんのプリンシパル昇格も少し遅れていたかもしれませんね。
プリンシパル昇格への足がかりとなった『ウルフ・ワークス』での高田茜さんの素晴らしい踊りをお見逃しなく!
なお、今回配信される映像は2017年2月の再演時に収録されたものであり、ケヴィン・オヘア芸術監督が高田茜さんを『ジゼル』の主役に抜擢しようと決心したのは2015年の初演時の舞台を指しているものと思います。
【参考】NHK「英国ロイヤルバレエ~茜と亮一 プリンシパルの輝き」は、NHKオンデマンドで見ることができます。
英国ロイヤル・バレエ『ウルフ・ワークス』関連動画
(YouTube Royal Opera House公式チャンネル)
『ウルフ・ワークス』#OurHouseToYourHouse #StayAtHome予告編映像
『ウルフ・ワークス』予告編映像
『ウルフ・ワークス』から「オーランドー・パ・ド・ドゥ」(ナタリア・オシポワ、エドワード・ワトソン)
ウェイン・マクレガーの指導により『ウルフ・ワークス』のリハーサルを行うアレッサンドラ・フェリとフェデリコ・ボネッリ。
英国ロイヤル・バレエ『ウルフ・ワークス』配信概要
【視聴はこちら】
配信概要
■配信サイト:
英国ロイヤル・オペラ・ハウス公式facebook
英国ロイヤル・オペラ・ハウス公式YouTube(上掲)
■配信期間
【英国時間】2020年6月26日(金)19:00〜7月10日(金)(配信終了時間未定)
【日本時間】2020年6月27日(土)03:00〜
■クレジット
原作:ヴァージニア・ウルフ
振付:ウェイン・マクレガー
音楽:マックス・リヒター
美術:Ciguë、We Not I、ウェイン・マクレガー
衣装:モーリッツ・ユング
照明:ルーシー・カーター
フィルム・デザイン:ラヴィ・ディープレス
サウンド・デザイン:クリス・エカーズ
メイクアップ・デザイン:カブキ
ドラマトゥルギー:ウズマ・ハミード
■キャスト
アレッサンドラ・フェリ
フェデリコ・ボネッリ
エドワード・ワトソン
フランチェスカ・ヘイワード
サラ・ラム
高田 茜
ギャリー・エイヴィス
マシュー・ボール
スティーヴン・マックレー
ナタリア・オシポワ
カルヴィン・リチャードソン
ベアトリス・スティックス・ブルネル
エリック・アンダーウッド
アクリ瑠嘉 他 英国ロイヤル・バレエ
ソプラノ:アヌシュ・ホヴァニシアン
指揮:コーエン・ケッセルス
演奏:英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
■収録:2017年2月(英国ロイヤル・オペラ・ハウス)