北海道札幌市を拠点に活動している久富淑子バレエ研究所は、65周年記念公演『シンデレラ』(全幕)を2021年5月23日(日)に札幌市教育文化会館 大ホールで上演します。
ゲストダンサーには、新国立劇場バレエ団からは菅野英男さんと渡邊峻郁(わたなべ・たかふみ)さんを、東京シティ・バレエ団からは久富淑子バレエ研究所門下生でもある石黒善大(いしぐろ・よしひろ)さんを招きます。
演出・振付を担当するのは、久富淑子バレエ研究所門下生で新国立劇場バレエ団の菊地飛和(きくち・あすか)さんです!
久富淑子バレエ研究所 65周年記念公演
『シンデレラ』(全幕)
久富淑子バレエ研究所は、65周年記念公演として『シンデレラ』(全幕)を上演します。
当初は2020年に上演が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期せざるを得ない状況となりました。
上演が延期されたため、準備期間は約1年半となり、生徒たちの成長もあり、配役も大幅に変えなければならなかったり、シンデレラのキャストも2度、3度と変更があったとのことです。
日程が変更されたことにより出演ができなくなった方もいたり、Web ビデオ 会議 システムの Zoom を利用した振り付けを強いられたり、大きな困難に直面しながらも諦めることなく準備を進めてきた公演です。
『シンデレラ』は、久富淑子バレエ研究所としては7年ぶりとなる全幕公演で、演出・振付は久富淑子バレエ研究所門下生であり、新国立劇場バレエ団で活躍中の菊地飛和さんが担当されます。
新国立劇場バレエ団の公演でアシュトン版『シンデレラ』に何度も経験し作品を熟知しているだけに、どのような作品に仕上げるのか、彼女の豊かな構想力に期待がかかります!
また、王子役を演じる新国立劇場バレエ団 プリンシパルの渡邊峻郁さんは、最も旬なダンサーの一人です。
モナコ・プリンセスグレース・アカデミーを首席で卒業し、フランスのトゥールーズ・キャピトル・バレエで活躍後、2016年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団し、2019年にプリンシパルに昇格した実力の持ち主で、ノーブルな役柄が似合う一方、さまざまな役柄をこなせる器用さを持ち合わせたダンサーです。
なお、トゥールーズ・キャピトル・バレエ時代に、カデル・ベラルビ振付の新作『美女と野獣』では主役に抜擢され、そのときの舞台が映像化されており、DVD&Blu-rayで鑑賞することができます。
公演情報
■日程:2021年5月23日(日)17:00開演(16:30開場)
■会場:札幌市教育文化会館 大ホール
■アクセス:札幌市営地下鉄東西線「西11丁目駅」1番出口から徒歩5分(アクセス詳細はこちら)
■チケット(全席指定):1,500円
一般チケット発売日は4月以降
■プログラム:500円
■主なキャスト:
シンデレラ:大宮千令
王子:渡邊峻郁(新国立劇場バレエ団 プリンシパル)
継母:菅野英男(新国立劇場バレエ団 プリンシパル・キャラクター・アーティスト)
義姉:石黒善大(東京シティ・バレエ団/久富淑子バレエ研究所門下生)
義妹:小野 誠(久富淑子バレエ研究所助教師)
ダンスマスター:加藤誉朗(真下教子バレエ研究所)
仙女:石井まい
従者:矢部優稀(カトルバレエスタジオ)、島田佳輝
ほか 久富淑子バレエ研究所生徒
■芸術監督:久富淑子
■演出・振付:菊地飛和(新国立劇場バレエ団 アーティスト/久富淑子バレエ研究所門下生)
■振付補佐:成瀬由子(久富淑子バレエ研究所教師)
■公式サイト:http://hisatomiballet.com
■公式Facebook:https://www.facebook.com/Hisatomi-ballet-104206440060362/
■公式Instagram:https://www.instagram.com/hisatomiballet/
なお、前日の5月22日(土)には、久富淑子バレエ研究所 定期発表会も開催予定です!