世界中のバレエ・ファンが楽しみにしている一大イベント「ワールド・バレエ・デー」ですが、今年2018年は10月2日(火)に実施されます。
昨年につづき新国立劇場バレエ団の参加も決定するという嬉しいニュースも飛び込んできました!
ワールド・バレエ・デー
そもそも「ワールド・バレエ・デー」とは何でしょう?
新国立劇場のサイトでは次のように説明しています。
「ワールド・バレエ・デー」とは、オーストラリア・バレエ、ボリショイ・バレエ、英国ロイヤル・バレエ、ナショナル・バレエ・オブ・カナダ、サンフランシスコ・バレエの5つのバレエ団が中心となり、リハーサルやクラス・レッスンの様子をFacebook上で計22時間、生中継するイベントです。
引用元:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/news/detail/26_011193.html
ワールド・バレエ・デーは例年、10月初旬に実施されており、2014から始められました。
配信される映像には、プロのバレエ団が日常的に行う「クラス・レッスン」、「公演のリハーサル」、「バレエ団の紹介」など、バレエ・ファンにとって非常に興味深い内容が含まれています。
公演リハーサルや舞台裏映像といった部外者が普段、見ることのできない世界を垣間見ることができるのはとても貴重な機会ですね。
また、バレエを習っている方にとっては、やはりクラス・レッスン風景は非常に関心が高いと思います。
メイクを施し、衣装を身に纏って完成された舞台上でのダンサーの踊る姿はあまりにも神々しく、本当に同じ人間なのかと思ってしまいます。
しかし、クラス・レッスンでは、リハーサル室でシンプルなレッスン・ウェア(そうではない方もおられるようですが)を着て稽古をしています。
こうなると、リハーサル室が広々としてお洒落な空間であることを差し引けば、素人と同じ土俵ですので、自分とプロ・ダンサーとを比較することができます。
個人的には、基本的な動きですら順番を覚えるのに精一杯ですが、プロはいとも簡単にやってのけ、しかも爪先から手の指先にまで神経が行き届き、さらに表現力が半端ないことを見せつけられ、同じ土俵だけに愕然としてしまいます。( ゚Д゚)
しかし、人間は努力次第でここまでできるようになる可能性を秘めている、と感じることができ、少し前向きな気持ちにもなります。(´▽`)
まだ、ワールド・バレエ・デーをご覧になったことのない方は、過去の映像をYouTubeやfacebookでご覧になれますので、お気に入りのシーンを探してみてはいかがでしょうか。
ワールド・バレエ・デー2018
世界的な5つのバレエ団が中心的な役割を担うイベントですが、今年(2018年)は、オーストラリア・バレエ、ボリショイ・バレエ、英国ロイヤル・バレエの3つのバレエ団がホスト役となり、世界中からゲスト・カンパニーを招いて実施するそうです。
今年2018年のバレエ・デイは10月2日(火)と決まりましたが、公式予定は未定で近日公開予定となっています。
このブログでも引き続き、情報収集に努めて、有益な情報を提供して参ります。
下の動画はワールド・バレエ・デー2018の予告映像です。
World Ballet Day 2018 trailer – 2 October
(YouTube / Royal Opera House 公式チャンネル)
ワールド・バレエ・デー新国立劇場バレエ団2017アーカイヴ
冒頭でご紹介したように、新国立劇場バレエ団、ワールド・バレエ・デー2018に参加することが決定しました!
初登場は昨年のワールド・バレエ・デー2017で、これはオーストラリア・バレエの招待により実現したものです。
新国立劇場バレエ団は、2018/2019シーズンの開幕にクリストファー・ウィールドンの『不思議の国のアリス』をオーストラリア・バレエとの共同制作により上演します。
オーストラリア・バレエの芸術監督に新国の『ニュー・イヤー・バレエ』をご覧いただいたことがご縁で新国とオーストラリア・バレエとの関係が始まりました。
『不思議の国のアリス』の共同制作、ワールド・バレエ・デーへの招待に続いて、これからも両カンパニーの建設的な関係から新たな取り組みが始まることを期待したいですね。
ワールド・バレエ・デー2018において新国立劇場バレエ団はどのような映像を配信するのか楽しみですが、当日までは昨年2017年の映像を観て期待に胸を膨らませましょう!
内容は、新国立劇場バレエ団の紹介ビデオとなっており、大原芸術監督をはじめ、新国の人気ダンサーらがコメントしています。
ワールドバレエデー新国立劇場バレエ団2017アーカイヴ
(YouTube / 新国立劇場 公式チャンネル)