【公演情報】ワガノワ・バレエ・アカデミー来日公演(2019年1~2月)

2019年1月17日(木)から2月3日(日)の期間、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーが日本全国で来日公演を開催します。

ワガノワ・バレエ・アカデミーは、1738年に設立され、2018年には創立280周年を迎えた伝統あるバレエ・アカデミーです。

2018年11月から12月にかけてマリインスキー・バレエが来日公演を行っているところですが、マリインスキー・バレエに所属するダンサーの多くがワガノワ・バレエ・アカデミーの出身者です。

パブロワ、ニジンスキー、ヌレエフ、バリシニコフなど、バレエの歴史に名前を残すような優れたダンサーを輩出し続けている名門アカデミーの来日公演について、関連情報も交えながらお知らせします。

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー来日公演の概要

演目

『人形の精 組曲』&『パキータ』

『人形の精 組曲』
■音楽:J.バイエル
■振付:レガット兄弟/K.セルゲーエフ/N.ツィスカリーゼ
■録音音源を使用

『パキータ』
■音楽:L.ミンクス他
■振付:M.プティパ/Y.ブルラーカ
■録音音源を使用

『くるみ割り人形』(全三幕 エピローグ付)

■音楽:P.チャイコフスキー
■振付:V.ワイノーネン
■指揮:ワレリー・オフシャニコフ
■管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

公演日程

■日程 2019年1月17日(木)19:00開演
■会場 Bunkamura オーチャードホール
■演目 「人形の精」組曲&「パキータ」

■日程 2019年1月18日(金)18:30開演
■会場 Bunkamura オーチャードホール
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年1月19日(土)14:00開演
■会場 Bunkamura オーチャードホール
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年1月20日(日)16:00開演
■会場 宇都宮市文化会館 大ホール(栃木県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年1月22日(火)18:30開演
■会場 アクロス福岡(福岡シンフォニーホール)(福岡県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年1月26日(土)15:00開演
■会場 兵庫県立芸術文化センター(兵庫県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年1月27日(日)16:00開演
■会場 ハーモニーホールふくい(福井県)
■演目 「人形の精」組曲&「パキータ」

■日程 2019年1月28日(月)19:00開演
■会場 大阪・吹田市文化会館(メイシアター)中ホール(大阪府吹田市)
■演目 「パキータ」&「くるみ割り人形」第3幕

■日程 2019年1月29日(火)18:30開演
■会場 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール(愛知県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年2月1日(金)18:30開演
■会場 岩手県民会館(岩手県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年2月2日(土)17:00開演
■会場 岩仙台銀行ホール イズミティ21(宮城県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

■日程 2019年2月3日(日)16:00開演
■会場 昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)(群馬県)
■演目 「くるみ割り人形」全三幕

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーについて

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの概要

「ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー」の起源は、1738年に開設された「帝室舞踊学校」に遡ります。

その後、1957年には「ワガノワ・メソッド」と呼ばれるバレエ教授法を確立したアグリッピナ・ワガノワの功績を称えて彼女の名前を冠しています。

全日制の8年制で、バレエに関する科目から一般科目まで学びます。

現在の校長は、ニコライ・ツィスカリーゼで、就任以来さまざまな改革を行い、アカデミーの本質を復活させたと言われています。

なお、ツィスカリーゼ校長は、ボリショイ・バレエ学校の卒業生で、元ボリショイ・バレエのプリンシパルです。

今回上演される『人形の精』はニコライ・ツィスカリーゼ校長が改訂しています。

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの主な出身者

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの卒業生には、バレエの歴史に名前を残す優れた多くのダンサーがいます。

古くは、アンナ・パヴロワ、ヴァーツラフ・ニジンスキー、ルドルフ・ヌレエフ、ミハイル・バリシニコフ、ジョージ・バランシンなど、バレエの参考書に出てくるダンサーが多くいます。

現役ダンサーとしては、ディアナ・ヴィシニョーワ、スヴェトラーナ・ザハーロワ、ヴィクトリア・テリョーシキナ、エヴゲーニヤ・オブラスツォーワ、ユリア・ステパノワ、オリガ・スミルノワ、アリョーナ・コワリョーワ、エレオノーラ・セヴェナルドなどがいます。

今年2018年にワガノワを卒業したばかりのマリア・ホーレワは、マリインスキー・バレエに入団し、早くも『パキータ』の主役に抜擢されています。

ホーレワさんは、『バレエアステラス2017』(2017年7月22日/新国立劇場・オペラパレス)にも出演し、2019年のワガノワ・バレエ・アカデミー来日公演でも上演される『人形の精 組曲』で人形の精を踊り、すでにスターの片鱗を示していました。

日本人初の卒業生は、マリインスキー・バレエに日本人として初めて入団した石井久美子さんです。

ワガノワに留学することも非常に難しいことですが、留学生が卒業証書を手に入れることは極めて珍しいことのようです。

そんな石井さんを日本人としてとても誇らしく思いますね。

現在は、中込彩嘉(なかごめ・あやか)さんと鹿谷朱里(しかたに・じゅり)さんが8年生としてワガノワに在籍しています。

ちなみに、2018年6月、マリインスキー・バレエに正式入団した永久メイさんはワガノワの出身者ではなく、モナコのプリンセス・グレース・アカデミーの出身者です。

マリア・ホーレワさんも石井久美子さんも2018年のマリインスキー・バレエ来日公演に出演されていましたので、ご覧になった方も多いかと思います。

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーへの留学について

将来、プロのバレエダンサーを目指している方は、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーへの留学を夢見ている方も多いのではないでしょうか。

ワガノワを卒業しマリインスキー・バレエに入団した石井久美子さんに続くにはどうすれば良いのでしょうか?

1995年以来、『ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーによる留学生オーディション』栃木県主催により実施されています。

2018年は7月中旬にオーディションが実施され、留学期間の予定は2018年9月から2019年6月までです。

石井さんも栃木県主催のオーディション受けて留学しています。

2018年に実施されたオーディションの概要は栃木県総合文化センターの公式サイトで確認することができます。

>>> 第23回ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー【公式】留学生オーディション

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーと新国立劇場バレエ研修所

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーと新国立劇場バレエ研修所は、ともにプロのバレエダンサーを育成する教育機関として良好な関係にあります。

『バレエ・アステラス 2017~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて~』(2017年7月22日/新国立劇場・オペラパレス)では、ワガノワ・バレエ・アカデミー生を招聘し、今回の来日公演でも上演される『人形の精 組曲』を披露しています。

その際、公演に先立ってワガノワ・バレエ・アカデミーのツィスカリーゼ校長指導による公開レッスンも披露しました。

レッスンには、ワガノワ・バレエ・アカデミー生、新国立劇場バレエ研修所研修生の他に、『バレエ・アステラス 2017』に出演する海外で活躍する日本人バレエダンサーも参加しています。

2018年6月には、ワガノワ・バレエ・アカデミー創立280周年記念ガラ・コンサートがモスクワのボリショイ劇場と国立クレムリン宮殿にて開催され、新国立劇場バレエ研修所もボリショイバレエ学校、デンマーク・ロイヤル・バレエ学校などとともにこのコンサートに招待されています。

そして、新国立劇場バレエ研修所第14期生は、2018年11月下旬から12月にかけての約3週間、「ANAスカラシップ」制度によりワガノワ・バレエ・アカデミーにおいて研修を行っています。

最後に

280年の伝統を有し、今もなお世界最高峰のバレエ教育機関であり続けるロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーが来日公演を行います。

すでに見てきたように、ワガノワからは多くの素晴らしいバレエダンサーが巣立っています。

今回の来日公演で素晴らしい踊りを見せてくれるアカデミー生からもスターが誕生するかもしれません。

また、ワガノワへの留学を夢見ているちびっ子ダンサーにとっては、憧れの存在を自分の目で確かめるチャンスです!

スターダンサーの卵を発掘しにワガノワ・バレエ・アカデミー来日公演を観に行ってみませんか。(´▽`)

◆ ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー来日公演の詳細は、ARS TOKYO公式サイトをご確認ください。

>>> https://www.arstokyo.co.jp/organizer/archive/2018/nutcracker.html