【シネマ】パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』/オペラ・バレエ映画『ホフマン物語』(2019年4月)

2019年4月、バレエ作品『くるみ割り人形』(『くるみ割り人形とネズミの王様』)、『コッペリア』(『砂男』)などの原作者して有名なドイツ幻想文学の巨匠E.T.A. ホフマンを主人公とした2本の映画が、東京都写真美術館(東京・恵比寿)にて上映されます。

長編パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』(2018年)の上映が決まり、68年前のオペラ・バレエ映画『ホフマン物語』(1951年)の上映も急遽決定しました。

『ホフマン物語』には、フレデリック・アシュトンモイラ・シアラーレオニード・マシーンといった伝説的なダンサーも出演しており、バレエファン必見です。

長編パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』(2018年)とオペラ・バレエ映画『ホフマン物語』(1951年)

『ホフマン物語』について

映画の主人公は、バレエ『くるみ割り人形』(『くるみ割り人形とネズミの王様』)、『コッペリア』(『砂男』)などの原作者であるドイツ幻想文学の巨匠E.T.A. ホフマンです。

バレエ作品としての『ホフマン物語』もあり、牧阿佐美バレヱ団、新国立劇場バレエ団がレパートリーとしています。

新国立劇場はオペラ『ホフマン物語』もレパートリーとして持ち、2020年4月に上演が予定されています。

今回、ご紹介する長編パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』とオペラ・バレエ映画『ホフマン物語』は、内容、制作方法、制作時期が異なりますが、二つの作品を見比べて見ると面白そうですね。

以下の記事では、長編パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』とオペラ・バレエ映画『ホフマン物語』についてそれぞれ紹介します。

長編パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』(2018年)について

『ホフマニアダ ホフマンの物語』は、『チェブラーシカ』(ロマン・カチャーノフ監督)の制作スタジオとして著名なモスクワのソユーズムリトスタジオが制作した長編パペットアニメ映画です。

ホフマン文学に登場する人物?などが多数出演しているそうですよ。

『ホフマニアダ ホフマンの物語』日本版予告編

(YouTube / 0615 Riskit 公式チャンネル)

公式サイトでは、狂気的ですらあるという制作方法を次のように説明しています。

「『ホフマニアダ ホフマンの物語』は一コマずつ撮影を重ねるストップモーションで制作された長編アニメーションで、パペットの衣装をはじめ、目や唇の動きまで意識した細部へのこだわりは狂気的でもある。クライマックスのシーンでは、総勢50体にのぼる人形たちが共演しており、その数はロシア・パペットアニメーション界の記録になっている。」
(引用元:http://www.hoffmaniada.net/)

この制作過程をまとめた24分間の映像も公開されています。
気の遠くなるような作業ですね。(@_@)

The Essential Principles of STOP MOTION in 24 minutes

(YouTube / Mat et les Humains 公式チャンネル)

■原題:”HOFFMANIADA”(邦題:『ホフマニアダ ホフマンの物語』)
■制作:ソユーズムリトフィルム・アニメーションスタジオ(ロシア)
■監督:スタニフラフ・ソコロフ
■音楽:シャンドル・カロシュ
(2018年/ロシア/ロシア語・日本語字幕/72分)

オペラ・バレエ映画『ホフマン物語』(1951年)について

新作の長編パペットアニメ『ホフマニアダ ホフマンの物語』が東京都写真美術館にて上映されることを受け、急遽、68年前のオペラ・バレエ傑作映画『ホフマン物語』も上映されることとなり、時空を超えた競演が実現することとなりました。

映画『ホフマン物語』は、大ヒットしたバレエ映画『赤い靴』(1948)の監督、スタッフ、キャストが結集して映画化しました。

オペラ歌手らが出演する他、振り付けも担当したフレデリック・アシュトン(Sir Frederick Ashton)、モイラ・シアラー(Moira Shearer)、レオニード・マシーン(Léonide Massine)ら伝説のダンサーも出演している貴重な映像です。

これらのダンサーについて、名前を見聞きすることはあっても、踊っている姿を見たことがある人は少ないのでは。

動く姿を見ることができるだけでも非常に貴重です。

フレデリック・アシュトンは、英国ロイヤル・バレエでダンサー兼主席振付家として活躍し、『シンデレラ』『ラ・フィユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)』などを振り付けたことでも有名です。

モイラ・シアラーは、サドラーズ・ウェルズ・バレエ団(現英国ロイヤル・バレエ団)で踊り、大ヒットしたバレエ映画『赤い靴』への出演でも知られています。

レオニード・マシーンは、セルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュスにおいて解雇されたニジンスキーに代わる花形ダンサーとして歴史に名を残しています。

Mantovani 映画「ホフマン物語」 The Barcarolle from ” THE TALES OF HOFFMANN ”

(YouTube / natumelow 公式チャンネル)

■原題:”The Tales of Hoffmann”(1951年/日本公開1952年)
■監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
■作曲:ジャック・オッフェンバック
■出演
– ロバート・ランスヴィル(ホフマン)
– モイラ・シアラー(ステラ/オリンピア)
– リュドミラ・チェリーナ(ジュリエッタ)
– アン・エイアーズ(アントニア)
– ロバート・ヘルプマン(リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット)
– フレデリック・アシュトン(コシュニーユ)
– パメラ・ブラウン(ニクラウス)ほか
■指揮:トーマス・ビーチャム
■演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
■振付:フレデリック・アシュトン
(1951年/イギリス/英語/カラー/スタンダード/モノラル/124分/ロンドン・フィルム)

上映概要

【ご注意!】新旧二つのホフマン物語の上映ですが、2本立てではありません

長編パペットアニメ映画『ホフマニアダ ホフマンの物語』(2018年)上映概要

■上映日程:2019年4月2日(火)から4月26日(金)まで
– 休映日:毎週月曜日、および20日(土)全日・21日(日) 午後
■上映時間:
– 11:00(12:40終映)
– 16:00(17:40終映)
– 18:30(20:10終映)
(開場は上映開始時間の10分前を予定)
■会場:東京都写真美術館ホール
■料金:一般1,800円/学生1,500円/シニア1,100円
■前売り特別鑑賞券:1,500円(e+にて発売中)

オペラ・バレエ映画『ホフマン物語』(1951年)上映概要

■上映日程:2019年4月2日(火)から4月26日(金)まで
– 休映日:毎週月曜日、および20日(土) ・21日(日)
■上映時間:
– 13:15(15:20終映)(1日1回上映)
(開場は上映開始時間の10分前を予定)
■会場:東京都写真美術館ホール

【会場・アクセス】東京都写真美術館ホール

■会場:東京都写真美術館ホール(東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内)
■アクセス:JR恵比寿駅東口より徒歩約7分/東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分

映画の詳細は各公式サイトをご確認ください。

>>> 『ホフマニアダ ホフマンの物語』

>>> 東京都写真美術館